監督人事

ヘタフェのホセ・ボルダラス監督がエスパニョールの新指揮官に就任するという噂は完全に消滅に向かっている。スポーツディレクターのモンチが来シーズンに向けた新監督として彼を熱望していたものの、両者の間にはフィーリングの欠如があったことが明らかになった。ボルダラス自身もスペイン国内での指揮を優先しているが、エスパニョール行きの可能性は薄れている。これを受けて、クラブは火曜日に記者会見を開き、マノロ・ゴンサレス監督の続投を公式に発表する見通しとなっている。 (via Estadio Deportivo)

選手退団

幼い頃からの熱狂的なエスパニョールファンであり、ソシオ番号5894番を持つラモン・テラッツの退団が決定した。ビジャレアルから6月30日までの期限付き移籍で加入していた同選手だが、300万ユーロ強の買い取りオプションを行使するための最低出場試合数に到達しなかった。今シーズンは31試合に出場し、1000分強のプレーで1ゴール2アシストを記録するにとどまった。退団に際し、テラッツは自身のSNSで感動的な別れのメッセージを発信している。

『このユニフォームを着て、この色を守ることは、想像もしていなかったことであり、僕にとって大きな意味を持つことでした。こんなチャンス、人生最大のチャンスがまた巡ってくるか分からなかったので、常に僕の最優先事項でした』とクラブへの深い愛情を表現。

さらに『でも、時に物事は期待通りには進まないもので、それは辛いことです。これまでに経験したすべてのこと、そしてここに来るために変えたすべてのことにもかかわらず、来たことを後悔はしていません』と心情を吐露した。

シーズンについては『とても厳しいシーズンでした。個人的にもスポーツ面でも難しい時期を経験し、長い間、多くのことを理解するのに苦労しました。間違いなく僕をより良くしてくれる学びを得ました。この1年間、僕のそばにいてくれたすべての人たちに感謝します。チームメイト、クラブの全スタッフ、家族、友人、そしてパートナー、いつもそこにいてくれてありがとう』と周囲への感謝を綴った。

ファンに向けても『初日から僕を愛してくれていると感じさせてくれたファンにも感謝します。僕がここにいること、そして残ることを皆さんが望んでくれているのを感じました。それは僕が非常に高く評価し、常に持ち続けるものです』と語り、最後は現在ラス・パルマスを率いる元エスパニョールのルイス・ガルシア監督が広めた有名な言葉を引用し、『バルセロナの最も良いところは、エスパニョールのファンであることです』と締めくくった。 (via Mundo Deportivo)

移籍収入

デポルティーボ・ラ・コルーニャがプリメーラに昇格したことで、エスパニョールから同クラブへレンタル移籍していたホセ・グラゲラの150万ユーロの買い取り義務オプションが自動的に行使された。グラゲラの育成元であるスポルティング・ヒホンが権利の30%にあたる45万ユーロを保有しているため、エスパニョールの手元には105万ユーロの移籍金が入ることになる。グラゲラは今シーズン、デポルティーボでリーグ戦11試合、カップ戦3試合の計14試合、わずか733分間の出場にとどまり、大半の試合で出番のない控えめなシーズンを過ごしていた。 (via ElDesmarque)

移籍の噂

モンチ主導による大規模なスポーツ部門の再編が進む中、クラブは来季に向けた補強ターゲットを絞り込んでいる。一人目は、レバンテで今季11ゴールを挙げて大ブレイクした20歳の大型ストライカー、カルロス・エスピである。モンチは身長194cmのエスピに、今後の成長と価値向上が見込める古典的なストライカーとしての素質を見出している。しかし、彼の獲得には約2500万ユーロと見られる契約解除金が必要であり、ACミラン、ボローニャ、ボーンマス、チェルシー傘下のストラスブール、アトレティコ・マドリードなど国内外の強豪クラブもこぞって関心を示しているため、争奪戦は極めて熾烈になっている。

もう一人のターゲットは、エルチェに所属する30歳のミッドフィルダー、アレイシ・フェバスである。今季終了後にフリーで交渉可能となるフェバスに対して、エスパニョールはセルタやフィオレンティーナと共に獲得に動いている。これらのクラブは、エルチェが提示している条件を上回る魅力的な経済的オファーを用意しており、選手側の決断が待たれる状況である。 (via Estadio Deportivo, ElDesmarque)

スタッツ

エスパニョールの守護神、マルコ・ドミトロヴィッチは今シーズンのラ・リーガにおいて、非常に優れたパフォーマンスを披露した。リーグ戦全体で133回のセーブを記録し、これはオビエドのアーロン・エスカンデルが記録した148回に次ぐ、リーグ2位の素晴らしいセーブ数である。 (via ElDesmarque)

代表・小ネタ

エスパニョール下部組織に所属するホアキン・サンチェス、通称『ポジ』が、U-17欧州選手権に出場するU-17スペイン代表に追加招集された。他選手の急な筋肉の負傷による代替招集だったが、エストニアとの初戦で57分から途中出場を果たし、チームの4-1の勝利に貢献した。試合終盤にはペナルティエリア外から強烈な右足のシュートを放つ見せ場を作ったが、相手GKの足による好セーブに阻まれた。

また、昨夏エスパニョールからバルセロナへ移籍したGKジョアン・ガルシアが、今季のサモラ賞を獲得し、EFE通信の選ぶラ・リーガのシーズンベストイレブンに選出されるという活躍を見せている。さらに、今季ラ・リーガでエスパニョールは終盤戦にオサスナと対戦して勝利を収めており、これがオサスナの5連敗の一因となり、結果としてアレッシオ・リスチ監督解任の引き金の一つとなった。 (via SPORT, Estadio Deportivo)

【本日の総括】

来季に向けた監督人事や補強の動きが活発化する中、ファンに愛されたテラッツの退団やグラゲラの移籍金収入など、クラブは大きな変革の時期を迎えています。