クラブの財政戦略と今夏の補強の裏側
レアル・マドリードは現在、クラブの評価額の5%から10%を投資家に売却する可能性を検討している。これに関連し、フロレンティーノ・ペレス会長は、対立候補のエンリケ・リケルメが主張した『7億7000万ユーロの流動性が一瞬で消え去った深刻な財政危機』という言葉を『デマ』だと一蹴した。クラブの移籍市場での動きもこの緻密な会計計画に基づいている。昨夏はディーン・フイセンに6250万ユーロ、アルバロ・カレラスに5000万ユーロ、フランコ・マスタントゥオーノに6320万ユーロ、そしてトレント・アレクサンダー=アーノルドのW杯前の引き抜きに1000万ユーロと、総額1億8500万ユーロ超を投資した。今夏はこれまでにマルク・ククレジャ(6000万ユーロ+変動500万ユーロ)と、インテルからデンゼル・ダンフリース(契約解除金2000万ユーロ)を獲得し、約8000万ユーロを投資している。注目すべきは、ダンフリースの公式発表が新会計年度となる7月1日以降に意図的に遅らされている点だ。これはラ・リーガのサラリーキャップ対策ではなく、新年度の決算を健全に見せるための純粋な会計上の戦略である。(via SPORT)