バレンシアCF

アギーレ新監督のもとで再スタートを切ったバレンシアCFだが、主力選手の去就と負傷離脱を巡る問題が浮き彫りになっている。

前線で期待されながら1年間リーグ戦ノーゴールが続くアタッカーのアルナウト・ダンジュマは、冬の移籍市場に向けた最終査定に入っている。今夏もPSVから関心を寄せられたものの残留したアルノート・ダンジュマだが、アギーレ体制でも結果を残せなければ1月の放逐(移籍金上限300万ユーロ程度)が濃厚視されている。しかし、新体制の滑り出しでいきなり身体的違和感を訴え、練習を回避するなど出遅れている。

さらに深刻なのが右サイドバックのディミトリ・フルキエだ。今年2月1日のベティス戦を最後に8ヶ月以上実戦から遠ざかっており、当初は10月中旬の復帰が見込まれていたものの、未だに全体練習に合流できていない。クラブ内部でも『今季中にまともに稼働できるのか』と疑問視する声が上がっており、夏にアーナウとパブロ・マフェオの右SB2名を補強せざるを得なかった背景が明かされている (via Estadio Deportivo / SPORT)。

バレンシアCF(育成・契約)

トップチームの混迷とは対照的に、バレンシアの若手アカデミー組には明るいニュースと大きな契約事項が浮上している。

17歳のWGダビド・オトルビは、今季公式戦で45分以上出場する試合が10試合に達すると、現在の2028年までの契約が2031年まで自動延長される特殊条項が存在することが判明した。すでに今季3試合で条件をクリアしており、アギーレ新監督のもとでさらなる出場機会獲得を目指している。

また、VCFメスタジャ(Bチーム)では、16歳の天才MFジャウメ・デュラがペニャ・デポルティバ戦で圧巻のプレーを披露。ペナルティエリア手前で相手DF2人をあざ笑うかのような連続フェイントと股抜きから、ゴール右上に叩き込むスーパーゴールを記録した。現地で視察したブラウリオ・バスケスSDの眼前で強烈な存在感を放ち、トップチーム昇格への階段を着実に登っている (via Estadio Deportivo / Superdeporte)。