左右両対応のユーティリティ性とテルジッチ戦術への完全適合

ジョハネコ・ルイ=ジャンの最大の魅力の一つが、ピッチ上の複数ポジションを高水準でこなす圧倒的なユーティリティ性です。

彼の本職であり最も得意とするポジションは左サイドバックです。先述のFCバルセロナ戦では、左サイドバックとして嬉しいトップチーム初スタメンを飾り、相手の至宝ラミン・ヤマルを抑え込む見事な守備と果敢な攻撃参加で一躍スポットライトを浴びました。

しかし、テルジッチ監督が彼を買っているのは左サイドだけではありません。右サイドバックとしても起用されており、アラベス戦では右サイドバックの位置で先発出場を果たしました。さらに、それ以前の3試合ではベンチからの途中出場でピッチに立つだけでなく、試合展開に応じて左ウィング(攻撃的MF/FW)の位置に入るなど、チームの戦術的柔軟性を高める貴重なピースとなっています。

この適性について、トラショラスはアスレティックのチームスタイルとの親和性を強調し、今後の完全定着に向けて力強い太鼓判を押しています。

『アスレティックのスタイルは彼にとても有利に働いています。サイドバックを高く押し上げる攻撃的なスタイルが彼にピッタリ合っているのです。チームは左サイドバックとして起用することが多いですが、右サイドでも同様に機能します。また、彼はトップレベルで戦うために必要な高い自信と自尊心を持ってプレーしており、非常に素晴らしいパフォーマンスを維持しています。このままチームのレギュラーとして定着し続ける可能性が十分にあると見ています』 (via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ボルドー破綻からフリーで加入し、Bチームでの苦難を乗り越えた22歳ジョハネコ・ルイ=ジャンがテルジッチ体制の救世主に浮上。恩師トラショラスも絶賛する攻撃センスと左右両足・複数ポジションをこなす多才さで、サン・マメスの新たなアイドルへ成長を遂げつつあります。