本拠地での初陣!デポルティボ戦の先発予想とペレス監督の4-2-3-1システム移行への期待

エスタディオ・デ・ラ・セラミカの門がいよいよ今シーズン初めて開かれ、ラ・リーガ第4節デポルティボ・デ・ラ・コルーニャ戦が現地時間9月5日(土)21:00に開催されます。ビジャレアルは開幕3試合で2分1敗の勝ち点2と、前節アラベス戦での0-1の敗戦を機に不本意なスタートを切っており、ホームでの初勝利が極めて重要な意味を持ちます。一方のデポルティボは前節バレンシアを3-1で破るなど勝ち点5を獲得し、好調をキープして乗り込んできます。

この停滞感を打破すべく、イニゴ・ペレス監督は戦術的な変更を模索しており、システムを4-2-3-1へと移行させる可能性があります。先発メンバーの予想としては、ゴールマウスにはルイス・ジュニオールが立ちます。ディフェンスラインは、左サイドバックにカルロス・ロメロ、右サイドバックはフリーマンとサンティ・マウリーニョがポジションを争っています。センターバックはレナト・ベイガが軸となり、パウ・ナバロ、もしくは唯一の怪我の懸念であり調整が続いているフアン・フォイスが組むとみられます。

中盤の底ではパペ・ゲイが君臨し、相棒はサンティ・コメサーニャ、あるいは新加入サリバの先発デビューも取り沙汰されています。2列目にはニコラ・ペペとアルベルト・モレイロが両サイドに配され、トップ下ではジェラール・モレノとアヨセ・ペレスが火花を散らしています。さらにタジョン・ブキャナンの起用という選択肢も残されています。そして、ワントップにはジョージ・ミカウタゼが構える見込みです。

対するデポルティボは4-4-2のダイヤモンドシステムを採用する模様です。ノエ・カリージョが負傷、アドリア・アルティミラが出場停止で欠場するものの、中盤には今夏の注目補強であるマーク・カサド、前線にはピエール=エメリク・オーバメヤンを擁しており、一筋縄ではいかない手強い相手となります。(via ElDesmarque)

ミニ・エスタディで2連勝へ!Bチームがアルヘシラス戦に挑むプレビューとキーマンの復帰

ビジャレアルの若きタレントが集うBチームは、本日19:00よりミニ・エスタディにてアルヘシラスCFとの一戦に挑みます。開幕戦でラージョ・マハダオンダを相手にアウェイで1-2と白星スタートを切ったBチームは、ホームのサポーターの前で2連勝を目指し、シーズン序盤から上位に定着したい構えです。

対戦相手のアルヘシラスは、開幕戦でカルタヘナに1-3と不覚を取っており、プライドを傷つけられた状態で乗り込んでくるため非常に危険な存在です。また、ビジャレアルBを率いるダビド・アルベルダ監督は、2試合の出場停止処分の2試合目にあたるため、今回もベンチで指揮を執ることができません。

しかしチームにとっては大きな朗報があります。開幕戦を出場停止で欠場していたセンターバックのアルバロ・ガルシア(アリカンテ出身)と、ウイングのホセリージョ・ガイタン(マラガ出身)の2名が復帰します。彼らの復帰はチームのクオリティを劇的に高め、アルヘシラスの物理的な強さに対抗するための重要な鍵となります。

注目の先発予想は、ウクライナ人守護神のヤキフ・キナレイキンがゴールを守り、ディフェンスはヤン・エンクエントラ、エンリク・プジョル、復帰のアルバロ・ガルシア、エネコ・オルティスが並びます。中盤とサイドにはニザール、パブロ・パスクアル、シェイク・ティアム、ホセリージョ・ガイタンが配置され、得点源としてアルベルト・ガルシアとニコ・バラトゥッチの2トップがゴールを狙う布陣が有力視されています。(via SPORT)

欧州5大リーグ最長政権!フェルナンド・ロイグ会長が歩む30年の軌跡とベルナベウ超えへの展望

ビジャレアルの偉大な歴史を語る上で欠かせないフェルナンド・ロイグ会長は、1997年5月にクラブの筆頭株主となって以来、今シーズンで30年目という驚異的な節目を迎えました。彼が就任した当時、わずか人口5万人程度の小さな町を拠点にしていたチームは2部に沈んでいましたが、ロイグ会長は周囲が耳を疑うような『2年以内に1部へ昇格させる』という公約を掲げ、それを見事にわずか1年で現実のものにしました。

その後、ビジャレアルは欧州屈指の強豪へと変貌を遂げました。2005年にはクラブ史上初となるチャンピオンズリーグ出場を果たし、初挑戦ながら準決勝に進出。フアン・ロマン・リケルメの痛恨のPK失敗により、アーセナルを相手に決勝進出を阻まれたものの、ヨーロッパにその名を知らしめました。そして2021年には、ポーランドのグダニスクで行われたヨーロッパリーグ決勝でマンチェスター・ユナイテッドを22人にも及ぶ死闘のPK戦の末に下し、悲願の初タイトルを獲得。翌年にはユヴェントスやバイエルン・ミュンヘンといった世界的なメガクラブを破って再びチャンピオンズリーグ準決勝へと進出しました。

ロイグ会長の構築したモデルは、財政の健全性、安定した経営、育成への飽くなき投資、そして今は亡き右腕ホセ・マヌエル・リャネサ氏との固い絆によって支えられてきました。

現在、ロイグ会長は欧州5大リーグで現役最長の在任期間を誇るプレジデントとなっています。レアル・マドリードの伝説的な会長サンティアゴ・ベルナベウが打ち立てた史上最長記録まで、あと5年に迫っています。ラ・リーガでは、ヘタフェのアンヘル・トーレス会長が25年、アトレティコ・マドリードのエンリケ・セレソ会長が24年、そしてフロレンティーノ・ペレス会長(レアル・マドリード)は2つの政権期を合わせて24年を数えます。またイタリアでは、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長やナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が23年を務めており、ロイグ会長の30年という歩みがいかに並外れたものであるかが窺えます。(via SPORT)

【本日の総括】

本拠地初陣を前にシステム変更で初白星を狙うトップチーム、主力復帰で連勝を目指すBチーム、そして30年にわたりクラブの奇跡を支えてきたロイグ会長の軌跡など、ビジャレアルの現在と未来、そしてこれまでの歩みをつなぐ話題が満載の一日です。新生イエローサブマリンの今週末の戦いから目が離せません。