フリック監督の選手起用プラン!超新星ビシウの出場許可とベンチ除外、エリック・ガルシアの骨折と出場停止の波紋
ハンス・フリック監督は、チャンピオンズリーグ初戦に向けて、いくつかの起用上の重要な決断を下しました。
ベルギーのブルッヘから850万ユーロで獲得された16歳のベルギー出身の神童ジェセ・ビシウは、コパ・カタルーニャの負傷から完全に回復して通常練習を消化。さらに、懸念されていた選手登録の事務手続きがすべて完了し、リストAでの登録認可が下りました。プレシーズンではバーゼル戦で2ゴールを挙げるなど、ファンから大きな期待を集めているビシウですが、フリック監督は会見で『明日のフェイエノールト戦の登録リストからは彼を除外する。まずは我々とトレーニングを続け、バルサ・アトレティックでしっかりと出場機会を積ませる。間違いなく将来、トップチームで大きな役割を果たすポテンシャルを持っている』と明言し、慎重に育てる方針を示しました。
また、ディフェンス陣ではエリック・ガルシアがバレンシア戦でロドリと激突し、鼻骨を骨折しました。練習場にはお馴染みの保護フェイスマスクを着用して復帰したものの、前シーズンのチャンピオンズリーグにおける累積警告のペナルティが残っているため、水曜日の初戦は自動的に出場停止となります。このため、右サイドバックには今季の序列で控えに回ることが多かったジュール・クンデが急遽先発する見込みです。
中盤では、膝のケガからの回復に励むフレンキー・デ・ヨングについて、フリック監督が『回復プログラムは予定通り極めて順調に進んでおり、代表ウィーク明けの数週間後には復帰できる見込みである』と、明るい見通しを明かしました。
中盤での新加入ロドリとペドリの共存を巡っては、コメンテーターのアルバロ・ベニート氏が興味深い戦術的パターンを分析しています。ベニート氏は、『彼らが共存できない理由などどこにも存在しない。ピッチにロドリがいる時は、彼が1人でビルドアップを完璧にこなせるため、ペドリがわざわざ低い位置まで下がってくることはない。しかしロドリが交代でベンチへ下がると、ペドリが無意識のうちにチームを助けるために低い位置へと降りてプレーし始める。このように自然な役割分担がピッチ上で構築されている。バルサにはマーク・ベルナルやカサド、デ・ヨングといった素晴らしい才能が中盤に豊富に揃っているが、世界最高のピボーテであるロドリの加入が、チームの品質をさらに別次元へと引き上げたのは間違いない』と絶賛しました。(via SPORT / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
暴風雨によるユースリーグの延期というアクシデントはありましたが、バロンドールノミネートが発表されたバルサファミリーにはラミン、クバルシ、ロドリ、フェランらが名を連ねる誇らしいニュースが届きました。ペドリやボヤンが明かしたバルサの魂や歴史的な絆、そして悲願のビッグイヤー戴冠に向けたジェズスの不退転の決意を力に変え、フリック率いるバルサは絶好調の勢いのまま、いよいよSpotifyカンプ・ノウでのチャンピオンズリーグ開幕戦へと臨みます。