バレンシアCF/新FDのブラウリオ・バスケスが見せた「フットボールマン」の粋な心配り!就任早々ピッチで主審と握手&アギレ招聘の電撃手腕

オサスナで9シーズンにわたり手腕を振るったブラウリオ・バスケスが、古巣バレンシアCFのスポーツディレクター(FD)として復帰し、早くもその抜群の存在感を示している。バレンシアのフロント改革を託されたブラウリオは、着任直後からビトリアへの遠征に同行してチームに寄り添い、短期間で新監督ハビエル・アギーレの招聘交渉を非常に有利な条件でまとめるなど、極めて迅速な動きを見せた。

しかし、彼が長年プロフットボールの第一線で戦ってきた「本物のサッカー人」であることを何よりも証明したのは、メスタリャでのレアル・ソシエダ戦の試合前で見せた何気ない一幕だった。ピッチに降り立ったブラウリオFDが真っ先に向かったのは、控室でも役員席でもなく、この日の試合を裁くホセ・ルイス・ムヌエラ・モンテーロ主審のもとであった。彼は審判団に歩み寄ると、温かい笑顔で親しく握手と挨拶を交わした。

フロントの要職にある人間が、単なる机上の交渉やオフィスワークに終始するのではなく、ピッチ上のアクターである審判や現場の人間関係、サッカー界の暗黙のコード(規範)を熟知し、リスペクトを払う姿勢を自ら示したのだ。この姿を捉えた地元のラジオ局『À Punt Radio』の映像に対し、現地メディアは『彼のようなサッカーの機微を知り尽くした人物がメスタリャに戻ってきたことはクラブにとって最大の補強だ』と絶賛を贈っている。(via ElDesmarque)

FCバルセロナ/「カンプ・ノウのチケットが高すぎて買えない…」切実なバルサファンが選んだ苦肉の策はライバル・エスパニョールの会員になること!?

カタルーニャのラジオ番組『Què t'hi jugues?』(カデン・セル)の生放送中、FCバルセロナをめぐる現代の切実なサッカー事情を象徴する驚きの告白が飛び出し、出演者やリスナーを騒然とさせた。

セビージャ対バルセロナ戦の放送中、街頭取材に応じた一人の熱狂的なクレ(バルサファン)の男性が、『今のバルサには、誰も口にしないけれど隠された真実がある。カタルーニャには、実はエスパニョールのスタジアムに通っているバルサファンが山ほどいるんだ』と切り出した。番組の司会者であるシケ・ロドリゲス氏らが驚く中、その男性はおもむろにポケットから1枚のカードを取り出してみせた。それはなんと、市内の宿敵であるRCDエスパニョールの年間ソシオ会員証であった。

男性は苦笑いを浮かべながら切実な理由を語った。『私は心底バルサを愛している。でも今のカンプ・ノウやモンジュイックのチケットは高すぎる。メインスタンドの当日券が1000ユーロもするなんて普通の人には払えないし、ソシオのキャンセル待ちも何年かかるかわからない。でも、エスパニョールのソシオになれば年間たった317ユーロで毎週末RCDEスタジアムに行けて、バルサとのダービーも含めて最高のサッカーを生で観られるんだ』。あまりにも合理的で切ない苦肉の策に、スタジオからは『歴史的な告白だ!』と驚嘆の声が上がった。(via SPORT)