元レジェンドのハビエル・カムニャスが暴露する2009年バレンシアとの幻の大型契約!

かつてラ・リーガを沸かせたアタッカーであるハビエル・カムニャスがポッドキャスト『Los Fulanos』に出演し、2009年夏の移籍市場でバレンシアと交わしていた、今だからこそ明かせる衝撃的な裏話を暴露しました。

当時、レクレアティーボ・ウエルバで10ゴールを記録し、リーグの旋風となっていたカムニャスは、当時のバレンシアを率いていたウナイ・エメリ監督から非常に高く評価され、バレンシアと4年間の大型ミリオン契約でプレ合意に達していました。当時のバレンシアは財政難を解消するためにダビド・ビジャかダビド・シルバのどちらかを売却する予定で、その移籍金をもとにカムニャスをチームに迎える手はずを整えていました。

しかし、当時のバレンシアが抱えていた負債は5億4700万ユーロという天文学的な数字に達しており、クラブ存続のために9240万ユーロの増資に踏み切る最中、ビセンテ・ソリアーノ会長が突然の辞任を発表。その直後に新会長に就任したマヌエル・ジョレンテが、クラブの財政再建を理由にそれまでの計画をすべて覆しました。カムニャスによれば、新会長のジョレンテは就任するやいなや『選手は誰一人として売却しないし、新しい選手も絶対に獲得しない。契約などすべて破棄だ』と言い放ち、すでに合意していた4年間の大型契約を容赦なく白紙に戻したのです。

バレンシアは結局、大黒柱のビジャとシルバをその夏は残留させ(ビジャはチェルシーからの4500万ユーロのオファーを断ったものの、翌年にバルセロナへ4000万ユーロで移籍)、ラウル・アルビオルを売却することで急場をしのぎました。一瞬にしてバレンシア、そしてチャンピオンズリーグでのプレー機会を奪われたカムニャスですが、マジョルカやエスパニョール、レーシング・サンタンデールからも誘いがある中で、最終的には移籍金約150万ユーロ未満でオササナへ移籍。契約条件は他クラブより低かったものの、オササナの確実な支払い能力とクラブ側の熱意を信頼して決断したと語り、『オササナへの移籍は自分のキャリアにとって大正解だった』と、今でも誇らしげに振り返りました。(via Superdeporte)

【本日の総括】

移籍市場の最終日にバレンシアは大きな動きを見せました。アンドレ・アルメイダのサンタンデール移籍により、ハーヴェイ・エリオットの登録スペースと貴重な資金を捻出。さらなるアタッカーやディフェンダーの獲得に向けて最後の調整を続けています。その一方で、長年チームを支えたキャプテンのホセ・ルイス・ガヤを巡る冷遇と契約交渉の停滞、さらには元レジェンドの過去の暴露話など、ピッチ外での不安定なクラブマネジメントが改めて浮き彫りとなる一日となりました。