ルベン・イランソのサラゴサ移籍を巡る保有権比率と買い戻し権のタフな交渉

バレンシアの若きカンテラーノであり、ファーストチームの練習に帯同しつつも出場機会を求めている23歳のディフェンダー、ルベン・イランソ(通称ルボ)。彼に対してレアル・サラゴサが完全移籍での獲得に向けて非常に具体的なアプローチを行っています。

右サイドバックだけでなく、センターバックも高いレベルでこなせるイランソのユーティリティ性はサラゴサにとって非常に魅力的であり、交渉は現在も続いています。しかし、ここでもバレンシアのタフな姿勢が交渉の進展を阻んでいます。サラゴサ側は当初、将来的にイランソが他クラブへ移籍した際の移籍金の「10%」をバレンシアが受け取る条件を提示しました。しかし、バレンシアはこの保有権の割合を「20%」に引き上げることを強く求めています。さらに、将来的に彼が大きく成長した際に優先的に買い戻すことができる「将来の優先交渉権(derecho de tanteo)」を契約に含めることを絶対条件として提示しています。

さらに、バレンシアが抱える最大の「台所事情」がこの交渉を複雑にしています。それは、自分たちが狙っているアルナウ・マルティネスの獲得が正式に完了するまでは、守備陣のバックアップ要員であるルベン・イランソの退団を絶対に容認しないという方針です。この足止め状態に対し、サラゴサ側もアルバロ・カリージョを獲得リストの「プランB」として準備するなど、移籍期限に向けた駆け引きが続いています。(via ElDesmarque)