フラン・ガルシアがベティスへ完全移籍

フラン・ガルシアのレアル・ベティスへの移籍が正式に発表されました。契約期間は4シーズンで、2030年6月30日までとなります。移籍金は400万ユーロで、ベティスが保有権の50%を買い取り、レアル・マドリードが将来の売却益の50%を保持する形となります。当初レアル・マドリードは残り契約が1年ある彼に対して1000万ユーロから最大2000万ユーロを希望していましたが、その金額でのオファーはなく、マルク・ククレジャの加入により、アルバロ・カレーラス、フェルラン・メンディを含めて左サイドバックが4人と飽和状態になっていたため、人員整理を急いだ結果、この条件で合意に至りました。

フラン・ガルシアは水曜日の昼にセビージャに到着し、ルイス・デル・ソル・スポーツシティでメディカルチェックを通過して契約にサインしました。この移籍は、彼がラージョ・バジェカーノ時代に共に働いたベティスのスポーツディレクター、マヌ・ファハルド氏が主導したものです。ミランやバイエル・レバークーゼンなども彼に関心を示していましたが、本人はチャンピオンズリーグに出場し、レギュラーとしてプレーできるベティスのプロジェクトに魅力を感じました。

フラン・ガルシアは自身のSNSでファンに向けて感動的な別れの言葉を綴りました。『愛するマドリディスタの皆さん、私の人生で最も美しいステージのひとつに別れを告げる時が来ました。すべてには始まりと終わりがあります。私の始まりは11歳の時で、レアル・マドリードのスポーツシティに初めて足を踏み入れた時でした。そこから、人としてもサッカー選手としても素晴らしい育成の旅が始まりました。この美しい道のりを共にしてくれたすべての人々やプロフェッショナルに感謝したいです。そしてもちろん、子どもの頃の夢を叶える機会を与えてくれたフロレンティーノ・ペレス会長とホセ・アンヘル・サンチェス氏に感謝します。また、クラブ、チームメイト、監督、スタッフ、医師、理学療法士、用具係、清掃スタッフ、寮のスタッフ、そして名前を挙げきれないけれど夢を実現するために欠かせなかったすべての人々に感謝します。皆さんは私に、決して諦めず、最後まで戦い抜くという、ずっと持ち続けるであろう価値観を教えてくれました。そしてそれこそが、私がこのユニフォームのためにしてきたことです。初めて着た日から最後の日まで、最後まで戦いました。クラブで重要なタイトルを獲得しましたが、最大のタイトルは、到着した初日からマドリディスタの皆さんがくれた愛情です。皆さんはいつも私の心の中にいます。本当にありがとうございました、また会いましょう』

フラン・ガルシアは2023年夏に500万ユーロでラージョから買い戻されて以降、トップチームで公式戦109試合に出場し、3ゴール13アシストを記録しました。昨季はシャビ・アロンソやアルベロアのもとで出場機会が減少し、主にベンチからの出場で23試合のプレーにとどまりました。彼はマドリードでチャンピオンズリーグ、クラブW杯、欧州スーパーカップ、ラ・リーガ、スペインスーパーカップを獲得しています。

レアル・マドリードも公式声明を発表し、『レアル・マドリードは、常に献身的で模範的な態度で私たちのユニフォームを守ってくれた選手に対し、感謝と愛情を表したいと思います。レアル・マドリードはいつでも彼の家であり、フラン・ガルシアと彼の家族の人生の新たなステージにおける幸運を祈っています』と感謝の意を伝えました。(via Estadio Deportivo)