ママドゥ・サール合意報道の裏側と「左CBヨン・マルティン」の戦術新プラン

チェルシーの若きフランス人センターバック、ママドゥ・サールのレアル・ソシエダへのレンタル移籍について、複数のメディアは「事実上の合意」に達したと報じています。しかし、現時点で両クラブからの正式な発表はなく、今回のマドリード戦の招集リストにも彼の名前はありません。

前日会見でサールについて直接問われたマタラッツォ監督は、『ソシエダに所属していない他クラブの選手や、ただの噂についてコメントすることは好まないし、するつもりもない。明日の試合と、いま手元にいる僕の選手たちに全神経を集中させたい』と答え、移籍の進捗について完全にノーコメントを貫きました。

しかしその一方で、指揮官は興味深い戦術的プランに言及しました。それは、右利きのヨン・マルティンを「左センターバック」の位置に配するという新しいシステムについてです。

監督は『ヨン・マルティンは本当にファンタスティックなディフェンダー。彼は左サイドで非常にスマートで快適なプレーができる。左からビルドアップする際、左サイドバックのセルヒオ・ゴメスと連動して3バックのようなラインを形成する時も、ヨンはより中央寄りの位置でスムーズにボールを持ち出せる。彼はすべてをシンプルにこなせる素晴らしい能力がある。この左CBとしての起用は、今後より頻繁に目にすることになるだろう』と絶賛。

この発言に対し、現地メディアは「右利きで知られる新加入予定のママドゥ・サールが加入した際、右CBをサール、そして左CBを若きヨン・マルティンに配し、彼らを両立させるための戦術的なテストと布石を打っているのではないか」と見ています。新戦力加入の公式発表を前に、マタラッツォ監督の頭の中ではすでに強固なディフェンスラインの再構築プランが進行しているようです。 (via DiarioVasco / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

延期されていたラ・リーガ開幕戦、レアル・マドリード戦に向けて、レアル・ソシエダは25名の遠征メンバーを発表しました。怪我から復帰したゲデスや練習合流のバレネチェアがリストに名を連ねる一方、指揮官は「謎の回復待ち選手」の存在を明かし、スタメン発表を前にモウリーニョ監督への情報戦をしかけています。20歳のヨン・マルティンの守備への強い意志や2032年までの超長期延長への決意、そして愛すべきアイヘンの200試合祝福セレモニーなど、敗戦を乗り越えて団結するソシエダの戦士たちがベルナベウで大物食いを狙います。