ベルナベウでのマドリード戦!延期の第1節がキックオフへ
ワールドカップの影響で延期されていたラ・リーガ開幕戦がついに開催されます。レアル・ソシエダは、現地時間8月26日水曜日の21:00(日本時間翌4:00)に、敵地サンティアゴ・ベルナベウでレアル・マドリードと激突します。
レアル・マドリードにとっては今季初のホームゲームであり、ジョゼ・モウリーニョ監督のベルナベウ初陣というお祝いムードのなかで行われます。対するレアル・ソシエダは開幕のベティス戦を落としており、強豪相手に敵地で今季初の勝ち点獲得を狙うタフな戦いとなります。
歴史的な対戦成績を振り返ると、両者はこれまで公式戦で185回対戦しており、レアル・マドリードが104勝、レアル・ソシエダが38勝、引き分けが43回となっています。
この注目の一戦は、現地ではMovistar Plus+の複数チャンネルやOrange Fútbol 1、LaLiga TV Barなどを通じて生中継される予定です。
現地メディアの予想先発メンバーでは、レアル・ソシエダはGKレミロ、DFにアラムブル、ズベルディア、ヨン・マルティン、セルヒオ・ゴメス、MFにスシッチ、エレーラ、カルロス・ソレール、FWには久保建英、バレネチェア、オヤルサバルが並ぶと見られています。 (via SPORT / AS)
相性最悪の天敵レフェリー!主審ブスケツ・フェレール氏との暗いスタッツ
レアル・マドリードとの重要な大一番に水を差すかのように、審判の割り当てに関してソシエダにとって極めて不吉なデータが浮かび上がっています。
この一戦を裁くのは、バレアレス諸島出身の主審マテオ・ブスケツ・フェレール氏です。また、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)はカナリア諸島出身のラウル・マルティン・ゴンサレス氏が担当します。
実は、レアル・ソシエダとブスケツ・フェレール主審との相性は最悪と言わざるを得ません。同氏が2023-24シーズンにプリメーラでデビューして以来、ソシエダは彼が笛を吹いた8試合でわずか1勝しか挙げておらず、残りは5敗2引き分けと大きく負け越しています。唯一の勝利は、昨シーズンのエル・サダルでのオサスナ戦(1-3)のみ。直近で彼が裁いたアノエタでのヘタフェ戦も0-1で敗れています。
一方、対戦相手のレアル・マドリードは同主審が担当した試合で5勝2引き分けと一度も負けておらず、不敗神話を維持しています。スタッツ上では圧倒的に不利な状況ですが、ソシエダはこの鬼門とも言えるジンクスを打ち破らなければなりません。 (via Mundo Deportivo)
20歳のDFヨン・マルティン独占インタビュー!契約延長からエムバペ対策まで
20歳の若きディフェンダーでありながら、すでにトップチームで存在感を放つヨン・マルティンが、マドリード戦を前にMARCA紙の独占インタビューに応じ、自身の成長や大一番への思いを率直に語りました。
すでに公式戦50試合出場という節目を20歳にして超えている彼は、コパ・デル・レイ優勝の思い出について『あの試合がすべて。僕にとって初めての決勝だったし、それを勝ち取って多くの人々を幸せにできた。この若さでタイトルを手にし、50試合も出られるなんて簡単ではないが、僕はもっと欲しい。ロッカールームには、またあの素晴らしい瞬間を味わいたい、コパをもう一度勝ち取りたい、という強い野心がある』と熱く振り返りました。
サンティアゴ・ベルナベウへの遠征は、プレーしなかったコパの試合を含めれば今回で4回目となります。スタジアムの威圧感について問われると、『素晴らしいスタジアムだし世界最高のひとつ。最初の何回かはピッチに出る際リスペクトや少しの萎縮を感じるけれど、試合が始まればそんなものはすべて吹き飛んでしまう。ただピッチで起きていることに集中するだけだ』と動じない姿勢を見せました。
対戦するマドリードの攻撃陣、特に今季加わった若手FWカルロス・エスピについては『スペインの年代別代表で一緒にプレーしたことがあるけれど、素晴らしい選手で素晴らしい人間。僕を待ち受ける相手がどんなプレーを得意とするかを考え、どうやって守るか優先順位を整理する。大型FWか小柄なFWかといったタイプにはこだわらない』と言及。また、世界的なスターであるヴィニシウスとキリアン・エムバペのどちらが対応しづらいかという問いには『どちらも信じられないほど難しいけれど、あえて一人を挙げるならエムバペだ。彼の方が自分に近いフォワードの位置でプレーするし、あのスピードでのスペースへの侵入や1対1は本当に対応が難しい』と、エムバペへの警戒を隠しませんでした。
ソシエダが抱える守備問題についての批判には『僕たちは一歩ずつ進歩している。同時に、僕たちは自分たちのスタイルに忠実でありたい。それは、前線からアグレッシブにプレスをかけ、背後に大きなスペースを残すような勇敢なサッカーだ。勇敢なプレッシングと失点を減らすことは絶対に両立できる。細かいディテールを詰めていき、ミスをした後も引きずらずに安定してプレーできるようになりたい』と、守備の哲学をディフェンスの立場から熱弁しました。
さらに、移籍市場でビッグクラブからの関心が噂されている件については『クラブと僕の間に強い信頼関係があるのは見てもらえれば分かると思う。ここは僕の家であり、ここでとても幸せ。これから先も何年もここにいたいし、まだソシエダのために多くのことを成し遂げたい。いろいろな話が耳に入ってくるけれど、それらがすべて真実ではないし、とても自然に受け止めている。僕の契約解除金として6000万ユーロを支払うクラブがあるか?大金すぎるよ(笑)。そんなことは考えてもいないし、ここで長くプレーすることだけに集中している』と笑顔で語り、最近契約を2032年まで超長期延長したことがクラブとの固い絆の証明であると強調しました。 (via MARCA)
マタラッツォ監督前日会見!遠征25名に隠された「謎の負傷者1名」のミステリー
ペレグリーノ・マタラッツォ監督が前日会見に臨み、緊迫した表情でマドリード戦へのプランを語りました。会見をめぐって、現地では招集メンバーの数が大きな話題となっています。
マタラッツォ監督は今回、遠征メンバーとして通常よりも多い25名を招集しました。その意図を問われると『明日の試合に本当に出場できるかどうか確実ではない選手が1人いる。そのため、メンバーを1人余分に帯同させて最後の最後まで様子を見る。数時間後の経過を待って、最終的な登録から外す選手を決めるつもりだ』と明かしました。
この「コンディションが不透明な謎の選手」が誰なのかについて、監督は『その質問に答えることは相手に有利なヒントや情報を与えてしまうことになる。明日の先発ラインナップを見て確認してほしい』と語り、レアル・マドリードへの警戒から具体的な名前を明かしませんでした。
一方で、手術から復帰したばかりのゴンサロ・ゲデスについては『ゴンサロは今回の件とは関係ない。彼はリストに入っているし、完全に健康でプレーできる状態だ。ただ、彼がどれだけ長い時間ピッチに立てるかはまだ見守る必要がある』と述べ、招集メンバーには入るものの出場時間は制限される可能性を示唆。
また、エースのミケル・オヤルサバルが60分以上プレーできる状態にあるかという質問に対しても、監督は不敵な態度を崩さず『先ほどと同じ理由で、答えたくない。回答を控えることで相手に優位性を与えないようにしている』と煙に巻きました。
この試合のわずか中2日後(8月29日)には次節のエスパニョール戦が控えている強行軍に対し、マタラッツォ監督は『中2日しか回復の時間がないため、誰が本当に万全なコンディションかを厳密に見極める必要がある。したがって、明日、あるいは次の試合でスタメンを1人か2人変更する可能性は極めて高い。だが、誰が出ても十分に戦える準備はできている』と話し、戦術的なローテーションを積極的に取り入れる姿勢を覗かせました。 (via DiarioVasco / Mundo Deportivo)
負傷者・練習最新状況!ふくらはぎ打撲のバレネチェアは練習復帰
敵地での大一番を前に、主力選手たちのコンディションと最新の練習状況が明らかになりました。
最も注目されていたのが、前節のベティス戦でふくらはぎを激しく打撲し、月曜日の練習を予防措置として欠席していたアンデル・バレネチェアです。彼は火曜日の前日練習に無事合流。左ふくらはぎに分厚いテーピングをしっかりと巻きながらも、メディアに公開された冒頭15分間の練習を問題なくフルで消化し、25名の遠征リストに名を連ねました。しかし、100%の万全な状態とは言えず、前述の「直前でメンバー外になるかもしれない1人」の候補として、その動向が注視されています。
その他の怪我人や離脱メンバーについても具体的な回復状況が語られました。
パブロ・マリンは、以前のチェルシーとの親善試合で負傷して以来離脱が続いています。マタラッツォ監督は『マリンの回復には数日から、もしかすると数週間という時間必要だ。今週土曜日のセルタ戦にも間に合わないだろう。その次の週のトレーニングから少しずつ合流できるかどうかという段階だ』と、復帰がもうしばらく先になることを明かしました。
恥骨の痛みを抱えているヨン・ゴロツァベギについては『ゴロツァベギは一歩ずつだが確実に前進している。すべてのトレーニングメニューに参加しているわけではないが、良いプロセスを踏んでおり、もうすぐチームに合流できると期待している。彼の離脱期間はマリンよりは短いはずだ』と、徐々に光が見えていると説明。マドリード戦は招集外となっています。
また、内転筋の怪我でコンディションを崩していたヨン・パチェコは、今回の前日練習を何の問題もなくこなし、怪我から完全に回復した姿を見せました。招集メンバーにも無事復帰しており、ディフェンス陣の大きな安心材料となっています。
膝の打撲が懸念されていた右SBのヨン・アラムブルも元気に練習をこなしました。監督は『ヨンミは常に戦う準備ができている。僕たちの戦士だ。昨シーズンのベルナベウでのマドリード戦では、不運にもPKを2つ与えてしまう苦い思い出となったが、全体としては非常に良いプレーを見せ、ヴィニシウスを相手に素晴らしいアクションを見せた。明日も激しい素晴らしいバトルを繰り広げてくれるだろう』と信頼を寄せており、アラムブルの先発が濃厚です。
カンテラーノ(サンセ)からは、新たにイバイ・アギーレがサードキーパーとして招集に加わり、若手は計6名(フラガ、ベイティア、ルバルビエ、マルシャル、カレラ、アギーレ)が遠征。前節でトップチームデビューを果たした新星マルシャルらも帯同します。
一方で、ミケル・ゴティはマタラッツォ監督のプランから外れており、招集から除外。ヨン・カリカブルも、セグンダのブルゴスCFをはじめとする複数クラブとの間で移籍交渉が最終局面を迎えており、決着をつけるために招集外となりました。長期離脱中のアルバロ・オドリオソラもリハビリを続けています。 (via DiarioVasco / Mundo Deportivo)
左SBアイヘン・ムニョスを祝福!公式戦200試合出場記念のサプライズ
火曜日の午前中、サン・セバスティアンの練習場アノエタの隣にあるズビエタで、笑顔に包まれた心温まるシーンがありました。
前日練習の開始を前に、ピッチに集まったレアル・ソシエダの全選手、そしてコーチングスタッフ一同が円を作り、大きな拍手で左サイドバックのアイヘン・ムニョスを迎え入れました。
アイヘンは、これまでにレアル・ソシエダのトップチームで公式戦通算200試合出場という輝かしいマイルストーンを達成。それを記念し、チーム全員から彼に大きな敬意が表されました。
アイヘンは「200」という背番号と彼の名前が記された特製の記念ユニフォームを贈られ、満面の笑みでチームメイトたちと記念写真に収まりました。ベティスとの開幕戦に敗れてチームには悔しさが残るなか、この温かいセレモニーがベルナベウでのマドリード戦に向かう選手たちの結束をさらに強める、非常にポジティブなモチベーションとなったことは間違いありません。 (via DiarioVasco)
ママドゥ・サール合意報道の裏側と「左CBヨン・マルティン」の戦術新プラン
チェルシーの若きフランス人センターバック、ママドゥ・サールのレアル・ソシエダへのレンタル移籍について、複数のメディアは「事実上の合意」に達したと報じています。しかし、現時点で両クラブからの正式な発表はなく、今回のマドリード戦の招集リストにも彼の名前はありません。
前日会見でサールについて直接問われたマタラッツォ監督は、『ソシエダに所属していない他クラブの選手や、ただの噂についてコメントすることは好まないし、するつもりもない。明日の試合と、いま手元にいる僕の選手たちに全神経を集中させたい』と答え、移籍の進捗について完全にノーコメントを貫きました。
しかしその一方で、指揮官は興味深い戦術的プランに言及しました。それは、右利きのヨン・マルティンを「左センターバック」の位置に配するという新しいシステムについてです。
監督は『ヨン・マルティンは本当にファンタスティックなディフェンダー。彼は左サイドで非常にスマートで快適なプレーができる。左からビルドアップする際、左サイドバックのセルヒオ・ゴメスと連動して3バックのようなラインを形成する時も、ヨンはより中央寄りの位置でスムーズにボールを持ち出せる。彼はすべてをシンプルにこなせる素晴らしい能力がある。この左CBとしての起用は、今後より頻繁に目にすることになるだろう』と絶賛。
この発言に対し、現地メディアは「右利きで知られる新加入予定のママドゥ・サールが加入した際、右CBをサール、そして左CBを若きヨン・マルティンに配し、彼らを両立させるための戦術的なテストと布石を打っているのではないか」と見ています。新戦力加入の公式発表を前に、マタラッツォ監督の頭の中ではすでに強固なディフェンスラインの再構築プランが進行しているようです。 (via DiarioVasco / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
延期されていたラ・リーガ開幕戦、レアル・マドリード戦に向けて、レアル・ソシエダは25名の遠征メンバーを発表しました。怪我から復帰したゲデスや練習合流のバレネチェアがリストに名を連ねる一方、指揮官は「謎の回復待ち選手」の存在を明かし、スタメン発表を前にモウリーニョ監督への情報戦をしかけています。20歳のヨン・マルティンの守備への強い意志や2032年までの超長期延長への決意、そして愛すべきアイヘンの200試合祝福セレモニーなど、敗戦を乗り越えて団結するソシエダの戦士たちがベルナベウで大物食いを狙います。
