チケット改革と招待席の大幅削減!ウリアルテ会長が主導する経費削減

ピッチ外におけるクラブ運営の話題として、ジョン・ウリアルテ(Jon Uriarte)会長が率いる取締役会は、大規模な経費削減と一般サポーターへの公平性を担保するための大胆なチケット改革に乗り出しました。

クラブは、次のホームゲームから、これまで一軍登録選手たちに提供されていた「1試合につき4枚の招待席(passes de favor)」を完全に廃止することを選手たちへ通達しました。この削減措置は現役選手だけでなく、歴代のクラブ元会長(これまでは各4枚が与えられていた)や元選手協会などのOB関係者、さらには一般の従業員に対しても例外なく適用されます。今後は招待券の代わりに、「優先的にチケットを有料で購入できる権利」が与えられることになります。

この厳しい措置の背景には、現在クラブにソシオ(新規会員登録)を希望して待機している熱烈なサポーターが約11,000人以上もいるという深刻な状況があります。関係者への無償の招待券を制限することで、一人でも多くのサポーターに有料でチケットを販売し、スタジアムを満員にしてクラブの財政的な収益を最大化するという明確な経営判断があります。

すでに昨シーズンから、来賓用のプレミアム席(Palco de honor)を一部削減し、1試合あたり400ユーロから700ユーロでプレミアムパッケージとして一般販売するなどの改革が行われてきました。今回の選手関係者への招待席廃止は、選手側と取締役会の定期的な話し合いの中で今後一部見直される可能性はあるものの、ウリアルテ会長による一歩も引かない合理化の姿勢を象徴するものとなりました。なお、ビルバオが次のホーム戦を行うのは2週間後となっています。(via MARCA)

【本日の総括】

エディン・テルジッチ新監督の初陣は、開始11分でのユリの一発退場や、ウナイ・シモンら守備陣の手痛いエラーが重なり、セビージャに1-3で敗れる厳しい黒星スタートとなりました。物議を醸した退場劇を巡り、イニャキ・ウィリアムズら選手たちが審判の判定に怒りを爆発させ、ピッチ外でも大きな論争となりましたが、指揮官自身は言い訳を完全に排除し、自分たちの気の緩みを猛省しています。何より、極限の状況の中でスタメン大抜擢をされ、最高評価を受けるほどの大活躍を見せたペイオ・カナーレスや、デビュー戦で中盤を力強く支えたゲレナバレーナという「レザマ(カンテラ)の若き至宝たち」の躍動、そして数的不利を物ともせず最後まで走り続けたチームのプライドは、新体制の長いシーズンに向けて極めて明るい希望の光となりました。