CDテネリフェ

昨シーズンの3部リーグでの過酷な戦いを勝ち抜き、わずか1年で悲願の2部帰還を達成したCDテネリフェは、今季の開幕戦で驚異のロケットスタートを見せました。敵地イプルアでの強豪エイバルとの対戦において、誰もが予想しなかった1-3の快勝を収めて見事な勝ち点3を獲得。イプルアでの勝利は2013-14シーズン以来という、歴史的な大金星となりました。

この素晴らしい勢いを保ったまま、日曜日の現地時間20:30に、ホーム開幕戦となるUDアルメリアとの大一番をエスタディオ・ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスで迎えます。

アルバ・セルベラ監督は、前節で完璧なパフォーマンスを見せた先発イレブンに全幅の信頼を置いており、スタメンを変更しない「何ひとつ触らない」方針を固めています。

ただし、累積警告の処分を消化し終えた、エクアドル出身の主力センターバックであるアンデス・ランダズリが出場可能となったため、彼がレオンやヴィエレックのどちらとコンビを組むか、あるいは前節同様のオランダ人とマドリード人のセンターバックコンビを継続するかについて、指揮官は直前まで慎重に見極める構えです。

ディフェンスラインの右はホルヘ、左はデヴィッドがスタメンを固める見込みです。1年近くの長期離脱から回復しながらも前節に筋肉の違和感で欠場したマーク・マテウは無事にトレーニングをこなして招集メンバーに復帰したものの、大事をとってベンチからのスタートが濃厚です。もう一人の左サイドバック候補であるロコは、現在個別メニューでのコンディション調整段階にあります。

中盤の底ではファンホとヘススの鉄板ピヴォットコンビが健在であり、攻撃陣ではサラゴサなど他クラブからの熱烈な関心に揺れながらも最終的にテネリフェ残留を誓ったエースのヘスス・デ・ミゲルが、プレシーズンでの負傷を乗り越えて今季初めて招集リストに入り、ヘリオドロのスタンドからの大歓声を待ち望んでいます。

その一方で、新加入のドイツ人フォワードであるグラント=レオン・ラノスは筋肉の不快感により今回のビッグマッチを欠場することが確定。他の新規加入選手であるマウロ・ピトンらはベンチで出番を伺う予定です。

セルベラ監督は移籍市場の閉幕に向けて、スポーツディレクターのマヌ・ギルに対し、『カウンターアタックを鋭く完結させられるフォワードの補強が絶対に必要だ』と語り、若いスピードスターの獲得を強く熱望しています。 (via SPORT)

UDアルメリア

今シーズンの2部リーグにおいて、間違いなく1年での1部復帰を果たす最有力候補として君臨しているUDアルメリアは、開幕戦においてエルデンセから前半だけで3ゴールを奪う凄まじい攻撃力を証明し、3-0の完勝でその実力を世に示しました。

そのため、今週末のテネリフェ戦は早くも2連勝を狙う極めて重大な大一番となります。ガルシア・ピミエンタ新監督のもと、ポゼッションと圧倒的な個の能力を融合させたフットボールで敵地ヘリオドロを制圧する構えです。

さらに、クラブのフロントは1年での1部復帰を確固たるものにするため、その卓越した資金力を発揮して歴史的なメガ獲得を完了させました。

レアル・マドリードのカンテラが生み出した究極の最高傑作であり、かつての指導陣から『彼こそがピッチの絶対的な支配者であり、脳だ』と大絶賛されていた22歳の天才司令塔ミッドフィルダー、マヌエル・アンヘル(通称:マミ)を、総額「600万ユーロ」の満額キャッシュ一括支払いで、保有権の50パーセントを買収する形で完全獲得に調印。マドリード側は将来的なリセール発生時にその移籍金の50パーセントを受け取る、あるいは優先的に買い戻せる権利を保持する形で合意しています。

さらに、バルセロナの将来の守護神候補であり、昨シーズンはアンドラで21試合に出場、今年6月にハンガリー代表としてフル代表デビューを果たした20歳のゴールキーパー、アロン・ヤアコビシュヴィリを、1年間の期限付き移籍(2027年における50パーセントの所有権買収オプション付き)で獲得したことを公式に発表しました。彼は40歳のレジェンド、アンドレス・フェルナンデスと高いレベルで正キーパーの座を争うことになり、チームの守備に大きな安定感をもたらします。 (via SPORT)

CDエルデンセ

昨シーズンの3部リーグを制して昇格したCDエルデンセは、ホームのヌエボ・ペピコ・アマに3,711人の観衆を動員し、1部降格組の強豪カディスCFを相手に2-2の劇的な引き分けに持ち込み、価値ある今季初の勝ち点1を獲得しました。

クラウディオ・バラガン監督率いるエルデンセは、前半から信じられないほどの高いインテンシティを維持してカディスを圧倒。ジャスティン・スミスの強烈な弾丸ボレーや、マリアーノ・カルモナが決定的な形で放ったシュートが相手ディフェンダーの奇跡的なライン上クリアに阻まれるなど、何度も決定機を構築。カディスの守護神ジョキン・エスキエタの神セーブ連発に阻まれ、前半を0-0で終えました。

後半に入ると、47分にカディスディフェンス陣のクリアミスを見逃さず、マリアーノ・カルモナが左足で冷静にネットを揺らして1-0と待望の先制ゴールを挙げました。54分に一度は追いつかれたものの、70分、左コーナーキックの場面において、ミッドフィルダーのギェ・マチョが右足から放った高精度なカーブシュートが、直接ゴール右隅のデッドスペースを射抜く驚異の「ゴールオリンピコ(コーナー直接ゴール)」を達成。スタジアムは狂喜乱舞に包まれました。

その後、74分に一瞬の隙を突かれて追いつかれたものの、格上を相手に主導権を握り続けた戦闘クオリティは、現地メディアからも『非常に高い戦闘力を持つチーム』として惜しみない称賛を受けています。 (via Mundo Deportivo / MARCA)

カディスCF

カディスは敵地ヌエボ・ペピコ・アマにおけるエルデンセ戦において、2-2のドローを演じ、非常に苦しみながらも貴重な勝ち点1を死守することに成功しました。

試合は、前半はエルデンセの猛烈なハイプレスと執拗なサイドアタックにさらされ、完全に防戦一方の極めて厳しい展開となりました。この絶体絶命の窮地を救ったのが、守護神のジョキン・エスキエタです。エスキエタは前半のラスト10分間において、ラストロホの決定的シュート、ニアへの決定的な一撃、さらにはフィデル・チャベスが放った時速100キロを超える直接フリーキックを驚異的なアジリティでセーブ。計5本以上の決定的なシュートを阻止し、チームにとってそびえ立つ絶対的な壁となりました。

後半47分にクリアミスから先制点を許したものの、すぐさま反撃に転じ、54分にシュートのセーブからこぼれた球を、ミッドフィルダーのイボン・サンチェスがエリア外から豪快な左足ミドルシュートを突き刺して1-1の同点に追いつきました。

70分にコーナーキックから直接失点する不運に見舞われたものの、わずか4分後の74分、ハビ・カストロの極上のスルーパスに完璧なタイミングで抜け出したアントニート・コルデロが、カウンターから精密な右足シュートを流し込んで2-2のドローに持ち込みました。 (via Mundo Deportivo / MARCA)

レアル・オビエド

今シーズンのセグンダにおいて最大の昇格候補の一角に推されているレアル・オビエドは、本拠地カルロス・タルティエレに20,649名の大観衆を動員したものの、レガネスを相手に0-1の痛烈な完封負けを喫し、開幕2試合で1分け1敗と非常に手痛いスタートとなりました。

ジュリアン・カレロ監督は、前節から左サイドバックにベテランのフアン・クルスを配置して挑みました。前半19分に一瞬のサイドの崩壊から先制を許したものの、直後の20分に相手ゴールキーパーが一発退場となり、試合時間の70分以上を1人多い「数的優位」の状態で戦う好条件を得ました。

しかし、オビエドの攻撃はパスのテンポが非常に遅く、中盤でのビルドアップのアジリティも著しく欠如していたため、10人で自陣に引きこもるレガネスの強固なディフェンスブロックを全く崩すことができず、前半は決定機すら作れませんでした。

後半に入り、指揮官はイスファン、アイサール、サムら攻撃の切り札を一気に投入。イスファンがヘディングをクロスバーに当てるなど終盤に決定機を作りましたが、交代出場したレガネスのゴールキーパー、ルカ・ジダンの神がかったセーブ連発にことごとく阻まれ、最後まで得点を奪うことができませんでした。

試合終了後、カレロ監督は『これほど早い段階で数的優位を得ながら、ホームのファンの前で勝ち点を落としたことは大きな失敗であり、サポーターに対して深く失望させてしまったことを謝罪したい。私たちのチームは、特に攻撃の縦への切り替えと、ゴール前でのアジリティを早急に改善する必要がある』と語り、厳しい表情でチームの欠陥を認めました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

CDレガネス

レガネスは敵地カルロス・タルティエレにおいて、前半20分というあまりに早い時間から10人での過酷な戦いを強いられたものの、驚異的な守備戦術と強固な結束力でレアル・オビエドを0-1で破るという、今シーズンのセグンダにおける最大級の大金星を挙げました。

ルベン・アルベス監督率いるレガネスは、立ち上がりから素晴らしいインテンシティを見せ、前半19分に左サイドからナイムが送った素早いパスを、エリア手前で受け取ったガルビが右足で冷静にニアサイドへ突き刺し、鮮やかに0-1の先制点を奪いました。

しかし、そのわずか1分後の前半20分、オビエドが放ったロングボールに対してエリアを飛び出したゴールキーパーのラウル・フェルナンデスが、相手のアタッカーを激しく倒してしまい、VAR確認の末に一発退場のレッドカードを提示される最悪の展開に陥りました。

指揮官は26分にミッドフィルダーのケクタをベンチに下げ、急遽控えゴールキーパーであるルカ・ジダンをピッチに送り込みました。

ここから、レガネスの10人の選手たちによる歴史的な防衛戦がスタート。センターバックのマーベル、イグナシ・ミケル、および中盤のアティエンサらが狂気的なカバーリングで中央のスペースを完全に閉鎖し、オビエドに決定的なパスを1本も許さない強固な組織を構築。後半にオビエドが猛攻を仕掛けてきた場面では、ルカ・ジダンがボレーシュートや至近距離シュートをアクロバティックにストップする神セーブを連発し、ゴールを完璧に死守しました。

しかし、この歓喜の勝利の直後、ピッチ上に不穏な空気が流れました。左サイドバックとしてフル稼働したアルバロ・テヘロが、終了のホイッスルが鳴り響いた瞬間に膝を激しく捻ってピッチへ崩れ落ち、自らの顔をユニフォームで覆って激しく号泣しながら担架で搬送されました。医療スタッフは重傷を懸念しており、週明けに精密検査が行われる予定です。 (via Mundo Deportivo / SPORT)

コルドバCF

イバン・アニア監督率いるコルドバCFは、2部復帰後初のホームゲームとなったエスタディオ・ヌエボ・アルカンヘルにおいて、今季セグンダで最大の資金力を誇る強豪ジローナFCを2-1で撃破する素晴らしいパフォーマンスを披露し、スタジアムに詰めかけたサポーターを大いに沸かせました。

コルドバのこの輝かしい勝利の絶対的な大黒柱となったのが、イスマ・ルイス、ユスフ・ディアラ、エデル・ガルシアの3名が形成する、非常に強固でアグレッシブな「トリプルボランチ」です。彼らの社会的な連動性とプレッシングは、かつて2023-24シーズンに昇格を成し遂げた伝説的なマジックをピッチに完全に再現させ、降格組のジローナを中盤で完全に窒息させました。

さらに、右ウイングのカラセドがその圧倒的なスピードと突破力でジローナの左サイドを完璧に破壊し、決定的なセンタリングを送り続けて決定機を連発。前半はほぼコルドバの完璧なコントロール下で進行しました。

アニア監督は会見で、『私たちは前節のブルゴス戦で見せた非常に脆弱な守備を完全に修正することができた。もし中盤がこれほど高いレベルでインテンシティと連動を維持できるなら、どのような強豪であっても真っ向から倒すことができる。この勝利を、リーグを戦い抜くための強固なベースにしなければならない』と語り、チームの精神的成長を讃えました。 (via SPORT)

ジローナFC

今シーズンに衝撃的なセグンダへの降格を喫したジローナFCですが、ロッカールームの規律の乱れ、および移籍市場の動きにより非常に混乱したシーズン初期を過ごしており、開幕2試合で1分け1敗と早くも暗雲が立ち込めています。

クラブは、ウクライナ代表ミッドフィルダーのヴィクトル・ツィガンコフに対し、重大な規律違反による内部処分を科したことを公式発表しました。ツィガンコフは、他クラブへの完全移籍を有利に進めるため、ウォーミングアップの段階になって頑なに『ユニフォームを身につけて試合に出ることを完全に拒絶』。

この彼のプロとしての道徳性を著しく欠いた態度に、フロントおよびキケ・アルバレス監督は激怒。ただちにファーストチームの練習から彼を完全排除し、個別の調整トレーニングのみを命じる厳格な制裁処分を科しました。会見でツィガンコフの去就を問われたキケ・アルバレス監督は、極めて冷酷な表情で『彼の問題はすでにクラブの管理部門が処理している。私は目の前にあるコルドバとの試合のことだけを考えており、規律を乱すような者のために使うエネルギーは1ミリも残っていない』と切り捨てました。

さらに、チームの歴史的キャプテンであったイバン・マルティンが、300万ユーロの移籍金でプリメーラのラシン・サンタンデールへと完全移籍したことも重なり、中盤の枚数が絶対的に不足。急ぎ補強を急いでいます。

一方で、ジローナのフロントオフィスは、ポルトガルの名門ベンフィカから、先のU-17ワールドカップにおいてポルトガル代表を世界王者に導き、ブロンズボールを受賞した18歳の天才ディフェンダー、マウロ・フルタードを2031年までの超長期契約で完全獲得したことを公式発表しました。フルタードは強固なフィジカルと卓越した戦術眼を誇り、セグンダを生き抜くための最終ラインの防波堤として大きな期待が寄せられています。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

スポルティング・デ・ヒホン

スポルティング・デ・ヒホンは、セグンダでの10年目という厳しいシーズンにおいて、ニコラス・ラルカモン新監督のもとで今季こそ1部復帰の夢を掴むべく、大きな戦術の決断を行いました。

開幕戦でのサバデルとの0-0のドロー劇において、ビルドアップ時に深刻なパス成功率の低下とゲームプランの停滞を露呈したチーム。この問題を解決するため、ラルカモン監督は、プレシーズン中から一貫してテストしてきた「3バック」システムを今週末のブルゴス戦において完全に撤廃し、より中盤に人数を割いてゲームを支配できる、お馴染みの「4バック」システムへと戦術をドラスティックにシフトすることを決意しました。

最終ラインの要にはパブロ・バスケスを置き、そこには怪我から完全に回復して今週すべてのトレーニングをこなしたクエンカが相棒として先発。右にはチームのスピリットを体現するギェ・ロサス、左にはディエゴ・サンチェスが配置される方針です。

中盤の底は、負傷したウーゴ・ギジャモンを欠くため、コレーラとマヌ・ロドリゲスがタッグを組んでスタメンを務める見込み。2列目にはゲラベルト、イオシフォフが入り、前節で極めて俊敏な動きを見せて輝きを放った新加入のアメリカ人、コンラッドが初スタメンでウイングに入る可能性が非常に高まっています。

前線は、移籍交渉中のアントニオ・カサスやリハビリ中のフェラーリを欠くため、オテロがワントップを務める予定。エル・モリノンには24,000人を超える大観衆が詰めかける見通しで、ゲーム前には地元が生んだ偉大な元パラアスリート、ホセ・ルイス・カピタン氏へのオマージュセレモニーが執り行われます。 (via SPORT)

ブルゴスCF

前節のコルドバ戦で3-2の勝利を収めて好発進を飾ったブルゴスCFは、今週末、スポルティングの本拠地エル・モリノンに敵として乗り込む大一番を迎えます。

この試合で最も注目を集めているのが、今夏エスパニョールからの期限付き移籍で加入したヒホン出身のミッドフィルダー、ホセ・グラゲラです。グラゲラはブルゴスへの移籍を決断した理由について、伝説的アタッカーであるミチュ氏(ブルゴスSD)からの熱烈な電話での口説きがあったと明かしています。ミチュ氏に『君の能力がこのプロジェクトにどうしても必要なんだ。共に高い志を持って戦おう』と言葉をかけられ、昨季デポルティボでのケガに悩まされた苦境から復活を期して加入を決意したと語りました。

グラゲラはヒホンのファンに対して、笑顔を交えながら次のような茶目っ気たっぷりのメッセージを送っています。

『ヒホンのファンには、どうか落ち着いて長いシーズンを信じて見守ってほしい。ただ、今週の日曜日に関して言えば、彼らが勝ち点を取りこぼして、ブルゴスが勝利を持ち帰ることになれば嬉しいね。もちろん、その後のシーズンはヒホンがすべての試合で勝利し、悲願の昇格目標を無事に達成できることを心から願っているよ』。

また、チームの前線には、今夏にヒホン側が獲得を狙っていたもののブルゴスへの加入を選択したフォワード、サム・フォレスが健在で、ヒホンの強固なディフェンスに対して強烈な縦への脅威を突きつける準備を完了しています。 (via SPORT)

CEサバデル

今夏、悲願の2部昇格を果たしたCEサバデルは、組織の本格的なプロ化と持続可能な成長を目指し、世界的なテクノロジー企業であるHPエンタープライズのプレジデント兼CEOであるアントニオ・ネリ氏を取締役会の新しい投資家メンバーとして迎え、フロントの強化を終えました。

ピッチの上では、31歳というセグンダ最年少の知将であるフェラン・コスタ監督に率いられたイレブン。開幕戦では敵地エル・モリノンにおいて、名門ヒホンを相手にPKを失敗する不運がありながらも、非常に機能的な守備ブロックを維持して0-0の貴重な勝ち点1を奪う素晴らしい競争力を証明しました。

今週末は、同じく好スタートを切った強豪CDカステリョンとのアウェー大一番に臨みます。本拠地ノバ・クレウ・アルタのラ・リーガ基準(ピッチや照明、各種設備)への大規模なリフォーム工事が完了するまで、チームは開幕から過酷な「連続アウェイゲーム」を強いられることになります。コスタ監督は会見で次のように選手たちに要求しています。

『この極めて過酷なセグンダの舞台では、ただ単に良いプレーや非常に良い守備をするだけでは全く不十分だ。私たちはすべての局面において、完璧なエクセレンスを追い求めなければ、この厳しいカテゴリーで残留を勝ち取ることはできない』。

メンバー状況としては、ヘナール・フォルネス、アラン・リベイロ、ピパ、ハビ・ロペス=ピントらが怪我のため欠場が確定。ヘナールの欠場する左サイドバックには、高いタクティカル能力を持つホセ・ルイス・カタラの先発が極めて有力視されています。 (via SPORT / Esport3)

CDカステリョン

CDカステリョンは、開幕戦においてレアル・ソシエダBに0-1で勝利を収め、非常に高い競争力と機能的なパスワークを披露して最高の船出を飾りました。

今週末は、本拠地スカイファイ・カスタリアにCEサバデルを迎えるホーム開幕戦。チームの絶対的な注目選手は、カステリョン生まれの生え抜きであり、実に13年ぶりに故郷のシャツを身にまとってカスタリアのピッチに帰還した左サイドバックのファンホ・ニエトです。ニエトは先発での出場が確実視されており、サポーターからも大きな拍手で迎えられることになります。

パブロス・エルナンデス監督は、長期離脱中のファブリツィオ・ブリニャーニ、コンディション調整中のイリアス・コスティスの二人を欠くため、センターバックにはアルベルト・ヒメネスとアグスティン・シエンラの強固なコンビを並べる予定。

中盤の底にはディエゴ・バリとアルバロ・マルティンが君臨し、攻撃の急先鋒には、ラウル・サンチェス、アダム・ヤコブセン、およびウスマヌ・カマラの強力な3トップを並べ、サバデルの堅牢な守備ブロックに対して、スタンドのサポーターのエネルギーを背負って真っ向から破壊を試みるプランを固めています。 (via SPORT)

レアル・サラゴサ

歴史あるレアル・サラゴサは、今シーズンの戦いを、かつてセグンダで猛威を振るい、前所属のポーランド1部で29試合6ゴールを挙げた31歳のベテランフォワード、エドゥ・エスピアウを加え、カンテラの選手を積極的に登用するプロジェクトを進めています。

サラゴサはプレシーズンの締めくくりとして、ソリアで行われたCDヌマンシアとの親善試合(2-1で敗戦)を行いました。イバイ・ゴメス新監督は、次週に控えるナスティック・タラゴナとの本番の開幕戦を見据え、17人の控えメンバーや若手中心の布陣で挑みました。

このヌマンシア戦において、カンテラの最大の至宝と評される16歳のセンターバック、ハビエル・ベルデホ(2010年生まれ)がトップチーム公式戦で実戦デビューを果たしました。これは、主力DFのディエゴ・ゴンサレスが顔面を激しく負傷したことに伴う緊急の措置でした。ベルデホは16歳とは思えない卓越した戦術眼、対人での強烈な守備、および最後方からの安定したボール配給ポテンシャルを披露し、首脳陣を大いに唸らせました。試合は終盤のミスから1-2の敗戦に終わったものの、ベルデホの輝きは未来の希望となりました。

また、20歳の新進ピヴォット、アルバロ・パラシオも後半からピッチに立ち、高いクリエイティビティを発揮。チームはさらに、バレンシアから23歳のディフェンダー、ルベン・イランソを完全移籍(バレンシアが25%リセール保持、3年契約)で14人目の補強として確保しました。

イバイ・ゴメス監督は会見で、『プロアクティブなフットボールをチームに浸透させるためには、どうしてもリアクティブなそれよりも時間がかかる。だが、次節のナスティック戦からは引き分けすら許されない。ゴールキーパーをセム・ヴェステルフェルトにするか、アナルツ・ペニャにするかは、直前のコンディションを見て決める』と、強い覚悟を口にしています。 (via SPORT / Superdeporte / ElDesmarque / AS)

UDラス・パルマス

ラス・パルマスは、北アフリカのセウタで行われた敵地アウェー戦において、ADセウタを0-2で下し、クラブ創設77周年の記念すべき日に、実におよそ27年ぶりとなる、歴史的な「開幕2連勝」のロケットスタートを決め、暫定首位に浮上しました。

試合は、領土・治安問題を巡って街全体が非常に緊迫した雰囲気にあり、チームは直前まで政治的配慮からデモへの連帯を躊躇していましたが、最終的にデ・ラ・バレーラ監督やラミレス会長の英断により、選手全員が『セウタは売り物ではない、セウタを守る』と書かれた特別Tシャツを着用して入場し、敵地のサポーターから万雷の拍手と深い感謝を受け取りました。

ピッチの上では、29分にジェセ・ロドリゲスが放った鋭いシュートのこぼれ球を、日本期待のストライカーである宮代大聖が巧みなコントロールから右足で突き刺し、0-1と先制。宮代はこれで早くも今季5ゴール目となり、その圧倒的な決定力を解き放っています。さらに後半68分には、宮代大聖がスピーディなドリブル突破から決定的なラストパスを送り、これを受け取ったマヌ・フスターが精密な右足シュートを突き刺して0-2と試合を完璧に決定づけました。宮代は1ゴール1アシストの大活躍で勝利の主役となりました。

ディフェンスラインでは、若きアレックス・スアレスとネアル・ヴィエレックが強固な壁となり、セウタの決定的な攻撃をすべてシャットアウトし、今季初のクリーンシートを達成。

ピッチ外では、昨季2部最高のパフォーマンスを見せた絶対的守護神ディンコ・ホルカスを、アラブ首長国連邦のアル・ワスルへ450万ユーロで完全移籍売却したことを公式発表。ラミレス会長は『彼の人生と将来の生活を完全に保証する巨額の契約だ』と祝福。後任の正キーパーには、セウタ戦でクリーンシートを達成したカロが君臨します。 (via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo)

ADセウタ

セウタはホームで行われたラス・パルマス戦において0-2の敗北を喫したものの、ピッチの上で見せた極めてエモーショナルな光景が、スペイン全土に巨大な感動を巻き起こしています。

セウタは今年7月から続く、モロッコ国境からの「不法移民の大量流入クライシス(危機)」に直面しており、街全体の不安と疲弊が限界に達していました。

このため、キックオフのホイッスルが鳴り響いた瞬間、セウタのイレブンは自らの意志でピッチ中央に固まって互いの肩を抱き合い、約1分間にわたってプレーを完全にストップさせる異例の静かな抗議デモを行いました。これに対し、対戦相手であるラス・パルマスの選手たちや審判団もその場に静止してこのデモに連帯。スタンドを埋め尽くした5,102人のサポーターからは、『セウタ・カンペオン(セウタよチャンピオンになれ)』『カバジャは決して屈しない』『セウタは売り物ではない、セウタを守る』という、涙を誘う大合唱と万雷の拍手が送られました。

セウタのホセ・ファン・ロメロ監督は、試合後の会見で涙を滲ませながら悲痛な告白を行いました。

『私は、私たちの国のこの悲惨な状況に対するあまりの無策と放置に、心の底から失望している。今回の遠征にも、私の愛する家族は治安不安への深刻な恐怖から同行することを完全に拒絶した。私たちセウタ市民は、見捨てられた孤独の中で必死に生きているのだ』。 (via Estadio Deportivo / SPORT)

LALIGA Hypermotion リーグ全体

今シーズン、テレビ放映オペレーターであるMovistar Plus+は、セグンダの全試合を、追加のプロバイダー契約なしで月額9.99ユーロ(または年間99.90ユーロの非常にお得なプラン)にて完全生中継するサービスを提供し、サポーターから非常に高い評価を受けています。

さらに、今シーズンの開幕戦においては、主審のオラツ・リベラ氏が2部リーグの公式戦で主審デビューを飾りました。これは、リーグの演出をより現代的かつ魅力的なものにするための新しい取り組み(試合前後に主審がテレビ中継のインタビューに答えて自身のジャッジやルールを説明する試み)の一環でもあり、審判の控室にカメラが入る新演出とともに、フットボールをより身近で魅力的なものにするための新しい歴史の始まりとなりました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

【本日の総括】

今季のLALIGA Hypermotion(セグンダ・ディビシオン)は、1部降格組のジローナやオビエドが深刻な敗戦や規律違反のカオスで低迷する一方、セウタの過酷な難民クライシスに毅然と運命を共にして27年ぶりの開幕2連勝を飾ったラス・パルマス(宮代大聖の凄まじい1ゴール1アシストの大爆発)や、カディスを相手に驚異のコーナー直接ゴール「オリンピコ」を突き刺したエルデンセの健闘、サバデルやカステリョンといった昇格組の恐れなきアグレッシブな戦闘力など、早くもピッチの内外で非常に鮮烈な人間ドラマが交錯しています。若きカンテラ勢の台頭や、閉幕直前の巨額の移籍交渉の裏舞台も含め、2部リーグの勢力図はかつてないほどの激しさと輝きを放ちながら熱くローリングしています。