練習現場にペジェグリーニ監督が復帰

個人的な理由により火曜日のチームトレーニングに姿を見せなかったマヌエル・ペジェグリーニ監督ですが、水曜日の朝には練習グラウンドに復帰し、チームの指導を再開しました。金曜日にラ・カルトゥハ・スタジアムで迎えるレアル・ソシエダとのラ・リーガ開幕戦に向け、木曜日の練習を残すのみとなった重要なタイミングでの合流となりました。指揮官のもと、選手たちは初戦に向けたモチベーションをさらに高めています。(via SPORT)

ヘクター・ベジェリンが奇跡の練習復帰

インテルとの親善試合の開始1分に相手から踏みつけられて右足首を捻挫し、途中交代を余儀なくされていたヘクター・ベジェリンが、わずか4日後の水曜日朝にチームのトレーニングに復帰しました。全体練習に参加しており、開幕戦の招集メンバー入りが期待されています。また、ワールドカップ前に代表活動で負傷したアブデ・エザルズリも、右脚に包帯を巻いたままながら順調な調整を続けており、開幕戦での出場時間確保を視野に入れています。(via SPORT)

離脱を余儀なくされた選手たち

開幕を目前に控えるチームですが、最大で7人もの選手がグラウンド外で調整を続けています。半月板の手術を行ったアイトール・ルイバルをはじめ、ハムストリングスの違和感から個別のトレーニングに励むジョバニ・ロ・チェルソ、肩を負傷している守護神ディエゴ・コンデ、筋肉系のトラブルを抱えるゴンサロ・ペティットが別メニューでの調整となっています。さらに、契約延長が未だ成立していないグナンゴロ・ブアレは、トップチームではなくBチームでトレーニングを行っています。カンテラのモランテは火曜日は別メニューでしたが、水曜日にはアブデとともにグループに混じり練習をこなしました。(via ElDesmarque)

トロイ・パロット獲得交渉が大詰め

ベティスのスポーツ部門は、AZアルクマール所属の24歳のアイルランド代表フォワード、トロイ・パロットの獲得に向けて非常に重要な合意に達しました。選手本人とは5年契約という個人条件で完全に合意しており、これにより毎年の減価償却費を分割し、チームの給与総額制限内に収める会計上の算段が立ちました。AZは当初2000万ユーロ、さらには2500万ユーロもの高額な移籍金を求めて交渉をスタートさせましたが、ベティス側は交渉を辛抱強く続け、移籍金1700万ユーロ付近で、総額2000万ユーロを絶対に超えないラインでの合意を目指しています。ベティスはパスの最低でも95%を買い取る意向で、AZ側には将来売却時の5%の利益が残される見込みです。本人はウェストハムからのより条件の良いオファーを断り、ベティスでチャンピオンズリーグを戦うことを切望してクラブに意思を伝えたため、交渉が急ピッチで進んでいます。(via ElDesmarque)

ダニ・セバジョスのベティスへの強い愛

かつてベティスの下部組織で育ち、レアル・マドリードを退団してフリーエージェントとなってから2ヶ月近くが経過しているダニ・セバジョスは、古巣への愛と熱意を公に発信し続けています。彼はSNSにて、愛のためにした最も狂ったことは『待つこと』であると投稿したのに続き、鍛え上げられた筋肉の写真とともに『道は険しいが、それだけの価値はある』と熱いメッセージを投稿しました。さらに、BGMにはお金では動かないという意味を込めた歌を選択し、ベティス復帰のために金銭面の障害はないことを強調しています。彼はクラブが選手枠や資金に余裕を作り、自分に声がかかる瞬間を今もひたむきに待ち続けています。(via Estadio Deportivo)

ソフィアン・アムラバト獲得の可能性

中盤のさらなる強化として、マヌエル・ペジェグリーニ監督はフェネルバフチェで自身のサイクルが終了しているモロッコ代表ミッドフィールダー、ソフィアン・アムラバトの獲得を熱望しています。アムラバト本人もベティスでのプレーとセビージャへの帰還を望んでおり、フェネルバフチェとの契約を解除してフリーで合意できるよう交渉を進めています。ベティスは中盤の底にエンゾ・バレーネチェアを置くプランも検討していますが、ペジェグリーニ監督の意向を最優先に考え、市場の最後までチャンスを模索する構えです。(via Estadio Deportivo)

パブロ・ガルシアへのハル・シティからの移籍オファー

イングランドのハル・シティから、ベティスの20歳のスペインU-21代表ウイング、パブロ・ガルシアに対して正式な獲得の打診が寄せられています。ハル・シティ側は50%の保有権に対して500万から600万ユーロの移籍金を口頭で提示しましたが、ベティス側はこれを過小評価であるとして拒否し、1000万ユーロ近い評価額と、将来の売却時に利益を受け取れる20%の取り分を要求しています。パブロ・ガルシア本人はベティスでの成功を第一に夢見ていますが、ウイングのポジションにはアントニーやアブデという強力なライバルが君臨しており、来年開催されるU-21欧線選手権での出場を逃さないためにも、より多くのプレー時間を求めてイングランドへの挑戦に惹かれています。(via Estadio Deportivo)

絶対的エースのアントニーへの巨額オファー拒否

プレミアリーグ以外の莫大な資金力を持つ強豪クラブから、ベティスの絶対的エースであるアントニー・マテウス・ドス・サントスに対して5000万ユーロという巨額の獲得オファーが届きましたが、ベティスと本人の双方がこれを即座に拒否しました。拒否の最大の経済的理由は、マンチェスター・ユナイテッドとの間で結ばれた複雑な契約内容にあります。ユナイテッドとの契約では、売却で得られた利益の半分を分ける必要があり、5000万ユーロで売却しても、ベティスの実質的な取り分はわずか1400万ユーロにとどまります。18ヶ月で公式戦23ゴール15アシストを記録し、今やチームの象徴となっている選手をこの金額で手放すことは戦術的にも経済的にもあり得ないとの判断が下されました。(via Estadio Deportivo)

ナタン・デ・ソウザがバルセロナ移籍の噂を完全否定

センターバックとしてチームを支える25歳のブラジル人ディフェンダー、ナタン・デ・ソウザは、FCバルセロナへの移籍が噂されていることに対し、練習後のメディアに対して強いトーンで反論しました。彼は『私はベティスと契約を結んでおり、ここでとても幸せに過ごしている。そのことははっきりとさせておきたい』と語り、移籍の噂を完全に終わらせました。さらに彼は、11月頃にスペイン国籍の申請が可能となるため、非EU選手枠を空けて自身の市場価値をさらに高めることができるベティスでのプレーに全神経を集中させています。ベティス側は彼に4000万ユーロの評価額を設定しており、そう簡単に手手放す意向はありません。(via ElDesmarque)

守護神マヌ・ゴンサレスの台頭と新GKアルバロ・デ・パブロの獲得

カンテラが生んだ19歳の守護神マヌ・ゴンサレスは、チームの将来を背負うダイヤモンドとしてクラブから絶大な信頼を寄せられています。すでに2029年までの長期契約を締結している彼は、プレシーズンのインテル戦での活躍やU-19欧州選手権での優勝を経て、今シーズンはトップチームのメンバーとして帯同することが確定しました。これに伴い、マヌがトップチームに専念することで空席となるBチームのゴールキーパーとして、バジャドリードから24歳のGKアルバロ・デ・パブロを買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得することがほぼ合意に至りました。アルバロ・デ・パブロはBチームのリーグ戦に出場しながら、コンデが負傷している間はトップチームの練習にも参加する予定です。また、自身の精神的な成長についても、かつてマヌは『失敗というのは結局のところ、コントロールすることを学ばなければならない一つの感情だ。幼い頃はそれが重荷になり苦労するのは当然だが、経験を積み重ねることで徐々に学んでいくことができる。今では十分な自信を持っており、ミスを恐れることはない』と話しています。(via ElDesmarque)

元ベティス勢の近況とクラブを潤す臨時収入

ベティスの財政は、今夏に直接的な売却が少ないにもかかわらず、過去に移籍させた選手たちに関わる取引によって多額の利益を得ています。まず、かつてベティスに籍を置いていたノーベル・メンディがハル・シティへ2000万ユーロ(変動込み2500万ユーロ)で売却されたことで、20%の保有権を持つベティスには400万ユーロのキャッシュが舞い込みました。さらに、エヴァートンがアサネ・ディアオの獲得に乗り出しており、もし獲得交渉がまとまれば、20%の権利を持つベティスには移籍金に応じて900万から1500万ユーロの巨額の取り分が入ることになります。他にも、ヘスス・ロドリゲスの契約に付随する変数により、50万ユーロがすでにベティスに支払われています。また、他クラブへ去る選手としては、チミ・アビラがインデペンディエンテへの2年契約での移籍に向けてメディカルチェックを控えており、『心から本当に良かった。チームメイトに会って早く慣れたい。戻るのを本当に楽しみにしている』『チームのためにサイドでもセンターでも、どこでもプレーする準備ができている』と語り、トニー・サナブリアもクレモネーゼからブラジルのインテル・ポルト・アレグレへ移籍(移籍金ゼロ、将来売却の50%を保有)が合意に達しています。(via Estadio Deportivo)

選手登録は問題なし

ベティスは選手登録に関して過去のシーズンで多くの手続き遅れに苦しめられてきましたが、今シーズンは非常にスムーズに登録プロセスを完了させました。未登録となっていた新加入の3選手およびイケル・ロサダの書類を無事にLaLiga本部へ送信し、選手登録を完了させました。これにより、ペジェグリーニ監督は開幕のレアル・ソシエダ戦に向けて、負傷者以外の全ての戦力を問題なくピッチに送り出すことができるようになり、ピッチ外の余計な心配をせずに開幕戦へ臨む準備が整いました。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

レアル・ソシエダとの開幕戦を目前に控え、ペジェグリーニ監督の復帰やベジェリンの劇的な練習合流などポジティブなニュースが相次ぐレアル・ベティス。移籍市場の最終盤においても、トロイ・パロット獲得の大詰めやアントニーへの巨額オファー拒否、元所属選手の売却による巨額の臨時収入など、チャンピオンズリーグ復帰のシーズンに向けた極めて精力的なクラブ改革が活発に進められています。