マルク・ククレジャの移籍金ボーナス
チェルシーからレアル・マドリードへの移籍が正式に発表されたスペイン代表DFマルク・ククレジャに関連して、ヘタフェに思わぬ臨時収入が入ることになります。FIFAの連帯貢献金(育成補償)の仕組みにより、移籍金総額の5%が12歳から23歳までの育成期間に所属したクラブへ分配されるためです。今回の移籍金は約5500万ユーロとされており、育成期間の一部を過ごしたヘタフェには55万ユーロが支払われることになります。過去にFCバルセロナからエイバルを経てヘタフェへ完全移籍し、その後ブライトンへ旅立った経緯も含め、再び彼に関わる形でクラブの財政に恩恵をもたらす形となりました。(via Mundo Deportivo)
アドリアン・リソの完全移籍交渉
今季レアル・サラゴサからレンタルで加入し、公式戦31試合(合計1801分)に出場して3ゴールを記録した21歳の左ウインガー、アドリアン・リソについて、クラブは完全移籍での獲得を目指しています。彼の3ゴールのうち2つは、サンチェス・ピスフアンでのセビージャ戦で1-2の勝利をもたらす貴重なものでした。ホセ・ボルダラス監督は彼の残留を強く求めています。
しかし、クラブは昨夏に合意していた「保有権の50%を300万ユーロで買い取る」というオプションを行使せず、その半額にあたる150万ユーロという減額オファーを提示しました。サラゴサ側はこのオファーを拒否し、以前に設定された評価額を要求しています。サラゴサのスポーツディレクターを務めるラロ・アランテギは『我々は誰もタダでは手放さない』と明言し、安売りしない姿勢を見せています。ヘタフェは現在、ウチェのクリスタル・パレス移籍が実現していない影響で厳しい財政状況にありますが、優先交渉権を失った現在でも彼の獲得を諦めていません。(via Estadio Deportivo)
ヘスス・バスケス獲得の動き
バレンシアCFに所属する左サイドバック、ヘスス・バスケスの獲得を画策しています。ホセ・ボルダラス監督はバレンシアを指揮していた時代に彼を指導しており、これまでにも何度か獲得を試みてきました。今夏もセルタ・デ・ビーゴと共にバレンシアへ問い合わせを行いましたが、返答は以前と変わらず、放出には応じないというものでした。バレンシアは彼を将来の重要な戦力と見なしており、2028年まで契約を結んでいるため、現時点での引き抜きは非常に困難な状況です。(via ElDesmarque)
ハビ・ムニョスの移籍の噂
31歳のMFハビ・ムニョスに対して、セグンダ(2部)のレアル・オビエドが獲得に向けた関心を示しています。今季、ボルダラス監督の下では脇役にとどまり、十分な出場機会を得られなかったムニョスですが、ヘタフェとの契約は2028年6月まで残っています。オビエドはフリアン・カレロ新監督の下で昇格を目指すプロジェクトに彼の経験を加えたいと考えています。ボルダラス監督は簡単には彼を手放さない方針とされていますが、オビエド側は監督続投により来季も出番が限られる現状を切り札に、継続的な出場機会を提示して交渉を進める構えです。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ククレジャの移籍に伴う連帯貢献金で思わぬ収入を得たヘタフェですが、ウチェの移籍難航もあり補強資金には苦労している様子です。リソの完全移籍交渉やバスケスへの打診など、ボルダラス監督の希望に沿ったスカッド構築に向けたフロントの粘り強い交渉が続いています。退団の噂があるハビ・ムニョスの動向も含め、夏の市場での立ち回りに注目が集まります。