クラブ史に残るリーグ3位フィニッシュと最多得点記録の樹立

2025-26シーズンのラ・リーガにおいて、ビジャレアルは素晴らしい成績を残してシーズンを締めくくりました。チームは見事にリーグ3位でフィニッシュし、これは2004-05シーズンの3位、2007-08シーズンの2位に次いで、クラブ史上3回目となるトップ3入りという快挙です。さらに特筆すべきは攻撃陣の爆発力で、最終節のアトレティコ・マドリード戦で5ゴールを奪う猛攻を見せました。これによりシーズンの総得点は72ゴールに到達し、昨シーズンの記録を1ゴール上回ってクラブの1部リーグでの最多得点記録を更新しています。チャンピオンズリーグ出場権と歴史的な記録を手にし、クラブにとって非常に実りあるシーズンとなりました。(via MARCA)

マルセリーノ前監督が語るビジャレアルでの成果とプレミアへの夢

先日ビジャレアルの監督を退任したマルセリーノ・ガルシア・トラルが、テレビ番組のインタビューでクラブでの日々や自身の未来について語りました。解任の背景にチャンピオンズリーグでの不振があったかどうかについては明言を避け、クラブの決定を尊重する姿勢を見せました。一方で、ビジャレアルで成し遂げたことについては『我々がビジャレアルで残した数字は明らかだ。チームは2シーズン連続でチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。我々が行った仕事に非常に誇りを持って去る。就任した時には、危険な順位の修正、スカッドの若返り、そして友人のまま別れるという3つの目的があったが、その全てが達成されたと思う』と述べ、自身の仕事に強い自信と誇りを見せています。今後はプレミアリーグでの指揮を熱望しており、スペイン国内のクラブを率いる可能性は低いとしています。(via Estadio Deportivo)

パレホ退団によるサラリー減と後任ルイス・ミージャ獲得の危機

2020年の加入以来、歴史的なヨーロッパリーグ制覇やチャンピオンズリーグでのベスト4進出などに貢献し、中盤の頭脳として活躍したダニ・パレホの契約が6月30日で満了し、退団が決定します。パレホは年俸約469万ユーロを受け取っており、彼の退団によってクラブのサラリーキャップには大きな余裕が生まれることになります。パレホ自身は古巣バレンシアでの引退を強く望んでおり、大幅な減俸も受け入れる覚悟です。一方、ビジャレアルはパレホの後釜としてヘタフェのルイス・ミージャをトップターゲットに据え、交渉は楽観視されていました。ミージャ本人もチャンピオンズリーグでプレーできるビジャレアルの環境に魅力を感じていたものの、ここにきてサウジアラビアのアル・ナスルが巨額のオファーを提示しました。アル・ナスルはミージャが求める年俸と、ヘタフェへの違約金600万ユーロの両方を満たす準備があり、獲得は非常に困難な状況に陥っています。クラブは代替案として、バレンシアを退団予定のギド・ロドリゲスや、アラベスのアントニオ・ブランコらをリストアップし、中盤再編に向けた動きを加速させています。(via Estadio Deportivo)

若き右SBアレックス・フリーマンがアメリカ代表としてW杯へ

ワールドカップの共同開催国であるアメリカ代表の26人の最終メンバーが発表され、ビジャレアルに所属する21歳の右サイドバック、アレックス・フリーマンが見事に選出されました。フリーマンは冬の移籍市場でMLSのオーランド・シティからビジャレアルに加入した有望株です。オーランド・シティ時代には、2025年のMLSで29試合に出場し6ゴール3アシストを記録するなど、非常に高い攻撃的ポテンシャルを秘めています。ワールドカップという世界最高峰の舞台で、ビジャレアルの若き才能がどのようなプレーを見せるのか大きな期待が寄せられています。(via Mundo Deportivo)

絶好調のBチームがセグンダ昇格プレーオフ準決勝へ

ダビド・アルベルダ監督率いるビジャレアルBチームが、プリメーラRFEFからセグンダ・ディビシオン(2部)への昇格プレーオフに挑みます。Bチームの後半戦の快進撃は凄まじく、最後の19試合で10勝8分1敗、勝ち点38を獲得し、リーグ最高の成績でプレーオフ進出を決めました。準決勝の相手はサモラCFで、第1戦は5月31日(日)20時30分からホームのミニ・エスタディで行われます。この試合は、シーズンチケット保持者やサポーターズカード保持者は無料で入場できる措置が取られています。しかし、チームにとって最大の痛手は、今季35試合に出場し8ゴール2アシストを記録している絶対的エースのアルベルト・ガルシアが前節の危険なタックルによる一発退場で第1戦に出場できないことです。アルベルダ監督は彼の代役として、アイマン・アルギゲスかエティエンヌ・エトーの起用を検討しており、プレースタイルが似ているアイマンがスタメンを飾る可能性が高いと見られています。(via SPORT)

イリアス・アコマックら所属・元所属選手たちの代表および欧州での動向

ビジャレアルの選手や元選手たちが各所で話題を提供しています。モロッコ代表のワールドカップに向けた候補メンバーには、ビジャレアルで台頭したイリアス・アコマックの名前が挙がっていました。最終的な26人のリストには入りませんでしたが、ラ・リーガで輝きを放つ才能として高い評価を受けています。また、昨夏にビジャレアルからプレミアリーグのクリスタル・パレスへ移籍したジェレミ・ピノは、カンファレンスリーグ決勝でラージョ・バジェカーノと対戦するにあたり、ビジャレアルの選手であり友人でもあるイリアス・アコマックやアンドレイ・ラティウらに関する情報を今のチームメイトに共有したと明かしています。ピノは『相手がスペインのクラブであっても関係ない。ピッチに出たら噛みつきにいく』と闘志を燃やしており、元ビジャレアルの選手が欧州の舞台で存在感を示しています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

トップチームの歴史的なリーグ3位フィニッシュと最多得点記録という明るい話題がある一方で、パレホの退団や後任候補ミージャのサウジ行き濃厚など、来季に向けた中盤の再編が急務となっています。また、フリーマンのアメリカ代表W杯メンバー入りや、Bチームのセグンダ昇格を懸けた戦いなど、若手の活躍にも大きく注目が集まる一日となりました。