テルジッチ監督が明かす対決の矜持 ドイツ時代からペレグリーノ・マタラッツォに4勝1敗の好相性と1年前のソシエダ監督就任打診報道に対する品格ある回答

今夜のバスク・ダービーは、ピッチ上の戦いだけでなく、ベンチで指揮を執る両監督による戦略的駆け引きも見どころとなっています。アスレティック・ビルバオのエディン・テルジッチ監督とレアル・ソシエダのペレグリノ・マタラッツォ監督は、ともにドイツ・ブンデスリーガでしのぎを削った旧知のライバルです。

両指揮官による過去の公式戦直接対決の成績を振り返ると、テルジッチ監督がドルトムントを率いていた際、マタラッツォ監督率いるシュトゥットガルトやホッフェンハイムに対して「4勝1敗」と大きく勝ち越しています(2-3勝利、0-1勝利、1-3勝利、1-0勝利、および2-3敗戦)。さらに、今年10月2日に行われたプレシーズン大会「EH Txapela」の決勝戦(アノエタ開催)でも、テルジッチ率いるアスレティックがマロアンのゴールにより1-0でペレグリーノ・マタラッツォのソシエダを下しており、ドイツ時代からの優れた相性を証明しています。

また、試合前の記者会見では、1年前の2025年10月にドイツの『Sky Sports Germany』などで報じられた「テルジッチ氏がレアル・ソシエダからの監督就任打診を拒否した」という噂についての質問が飛び出しました。当時、イマノル・アルグアシル監督の退任後にソシエダの指揮官候補としてエディン・テルジッチの名前が挙がり、エヴァートンやモナコなどと共に就任を辞退したと報じられていました。

この過去の噂について問われたテルジッチ監督は、相手クラブや関係者への配慮に満ちた品格あるコメントで神対応を見せました。

テルジッチ監督は『自分がなぜアスレティック・ビルバオというクラブを選び、なぜここが自分にとって特別な場所なのかについては、いくらでも理由を話すことができる。しかし、それ以外の過去の選択肢や他クラブとの話について公の場で語ることは好きではない。それはすべてのクラブや現在指揮を執っている監督たちに対する敬意の問題だ』と語りました。さらに続けて、『このフットボール界は時に非常にクレイジーであり、あらゆる場所で無数の名前が飛び交う。ジャーナリストの皆さんにとってそれが仕事の世界であることは重々理解し尊重しているが、現場で指揮を執る監督としての私の世界はそれとは異なるものだ』と話し、報道に惑わされず自らの信念と他者へのリスペクトを貫く姿勢を示しました。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

ヤシン賞351pt圧勝の背景とライバルへの敬意を語ったウナイ・シモンが世界一の守護神としてサン・マメスに降臨。サンセの復帰や怒涛の2試合連続大勝の勢い、そしてペレグリーノ・マタラッツォに強いテルジッチ監督の采配とともに、宿敵ソシエダを撃破して今季初のリーグ2連勝を狙う注目のバスク・ダービーです。