UDアルメリア:ガルシア・ピミエンタ監督が明かす「首位浮上の舞台裏」とメンタル革命
チームを首位に導き、クラブの歴史的な連勝街道を突き進むガルシア・ピミエンタ監督が、チームの激変とメンタル面での革新について語りました。
昨季のプレーオフ敗退によるトラウマ克服について、監督は落胆するロッカールームに対し『過去の出来事は変えられないが、未来のための教訓にできる。同じ過ちを二度と繰り返さないことが重要だ』と伝え、新スタッフによる新たな指導スタイルを選手たちが素早く受容したことが好調の基盤になったと説明しています。また、2年連続で昇格を逃してきたアルメリア特有の重圧に関しては『どのクラブにもプレッシャーは存在する。直前に指揮したセビージャやラス・パルマスでも同様だった。アルメリアだから自動的に昇格できるわけではなく、自分たちの手でその権利を泥臭く勝ち取る必要がある』と冷静な姿勢を示しました。
今季序盤のテネリフェ戦とサバデル戦での2連敗を転換点として挙げ、『2部リーグが求める強度で戦えていなかった』ため、選手たちと内部で徹底的な検証を実施。カディス戦から劇的な好転を見せ、『95分間100%の集中力を保たなければ、どのチームにも勝てない』という意識を徹底させています。この意識改革の陰には、スタッフの一員であるスポーツコーチのリチ・セレスの存在があり、個人およびチーム全体のメンタルケアを担当。ミスを恐れず挑戦した結果のミスを許容する文化を作り、試合中の失点など不測の事態にも動じない強いメンタルを植え付けています。
自身のキャリアに関しても触れ、セビージャ時代に欧州圏内の7位につけながら4連敗で解任された過去を振り返りつつも、己のスタイルの信念を強調。バルセロナの下部組織時代に15歳のリオネル・メッシを指導した当時について『妻に「この少年はトラブルさえなければマラドーナと同等かそれ以上になる」と毎日のように話していた。才能を見抜いたというより彼自身の中に秘められていた』と回想しました。なお、将来的に対戦するリオネル・メッシが所有するCDエルデンセとの対決について問われると『心は引き裂かれない。アルメリアの勝利のみを望んでいる』と強い忠誠心を誓っています。(via MARCA)
CDカステリョン:ドイツ4部から這い上がったイスラエル・スエロが6試合連続先発で覚醒
アウェイでのUDラス・パルマス戦(0-3勝利)で鮮やかなフリーキックからゴールを奪い、6試合連続の先発出場を果たした32歳のミッドフィルダー、イスラエル・スエロが途中出場専門のスーパーサブというレッテルを完全に返上しています。今季は8試合の出場で4ゴール2アシストと圧巻の数字を残し、先発としての地位を確立しました。
スエロのキャリアは波瀾万丈です。かつてレアル・マドリードのカンテラに所属したもののトップ昇格は叶わず、マハダオンダやラージョ・バジェカーノBを経て2017年にドイツへ渡りました。ドイツでは4部や3部といった下部リーグで長年泥臭い下積みを重ね、28歳の時にCDカステリョンのスカウト網に才能を見出されてスペインへ帰国しました。
カステリョンではディック・シュローダー前監督のもとで頭角を現し、30歳で待望のスペイン2部デビューを達成。ヨハン・プラット体制では25試合先発11ゴールを記録しました。昨季はパブロ・エルナンデス監督の下、若手の台頭により出場機会が減少し(8試合先発、6ゴール6アシスト)、今夏には海外クラブからのオファーを受けて移籍目前に迫っていました。しかし、パブロ監督から『今季は重要な戦力になる』と直接説得を受けて残留を決意。その言葉通り、今季は先発として攻撃の牽引車となっています。
ラス・パルマス戦後のインタビューで、解説者からサッカーゲームで獲得したと伝えられると笑顔を見せつつ、『2試合連続で自分たちの本質を見失っていただけに、勝利と良い感覚を取り戻せて嬉しい』と語り、主力としての自覚をのぞかせています。(via SPORT)
