ストゥアーニの去就と降格の悲痛な現実

今シーズン、ジローナは無念の2部降格という非常に残酷な結末を迎えました。選手、コーチ陣、そしてファンは深い悲しみとショックに包まれています。そうした中、約40歳のキャプテンであるクリスティアン・ストゥアーニは、残留に向けた最大の希望として、魂と心、そして誇りを持ってプレーし続けました。10月以降ゴールから遠ざかっていたものの、チームを引っ張る責任を痛感していた彼は、膝の痛みを和らげて限界の状態でピッチに立つために痛み止めの注射を打って試合に臨んでいました。さらに、ポルトゥやフアン・カルロスが負傷離脱する中、ロッカールームの雰囲気作りでも重要な役割を担っていました。ラージョ戦やレアル・ソシエダ戦ではチームに引き分けをもたらし、最後まで望みをつなぐ活躍を見せました。

ミチェル監督はストゥアーニの献身的な姿勢について、『彼はジローナの旗の柱です。ゴールのために生きており、ウルグアイ人で競争の遺伝子を持っています。39歳で、ハーフタイム前に痛み止めの注射を打たなければプレーできない状態でした。このユニフォームを着たすべての選手に敬意を払いつつも、彼はジローナの歴史上最も重要な選手です』と最大の賛辞を送っています。

ストゥアーニ自身も降格後にファンへ向けて感動的なメッセージを発信しました。『サッカーは時として非常に残酷な打撃を与えます。そして今日、私たちは全員にとって非常に痛ましい現実を受け入れなければなりません。私たちのファンは、ジローナとは何かを再び証明してくれました。どれほど厳しい打撃を受けても消えることのない、このチームカラーへの愛です。皆さんがふさわしいものを与えられなかったことに悲しみを感じています。しかし同時に、誇りも感じています。自分が持っているすべてを懸けてこの色を守り、皆さんと一緒に信じられないような瞬間を生きられたことを誇りに思います。そして、一つだけ確かなことは、このクラブは決して立ち上がることをやめないということです』

今後の去就については、ミチェル監督と同様にストゥアーニの契約は6月30日で満了を迎えます。彼はクラブ史上最多出場(311試合)および最多得点(9シーズンで147ゴール)を誇る最大のシンボルであり、もう1年のオプション契約があるため、両者が合意すれば残留も可能です。彼の意志は愛するクラブで引退することであり、現役引退後にはクラブのフロント入りも検討しているとされています。ファンは彼がもう1年残り、再びジローナをトップリーグへ導いてくれることを強く願っています。

(via SPORT)

フラン・ベルトランの活躍と流出の危機

降格という忘れたいシーズンの中で、冬の移籍市場におけるフラン・ベルトランの獲得は数少ないポジティブなニュースでした。セルタからわずか10万ユーロ強という破格の移籍金で加入した彼は、ほとんど目立つことなくモンティリビに到着しましたが、すぐさまチームに不可欠な存在となりました。加入後の18試合中17試合に出場し、記録的な速さでミチェル監督の信頼を勝ち取っています。

アレイシ・ガルシアの退団によって生じた中盤の空迫を埋めるべく、ベルトランはピッチ上で秩序、ボールを持った時の的確な判断力、プレスの際の攻撃性、そしてチームが切実に必要としていた強烈なパーソナリティをもたらしました。27歳で1部リーグでの経験も豊富な彼の獲得は、近年のスポーツ部門における最大の掘り出し物の一つと評価されています。

しかし、2部降格が決定したことで、彼の去就には新たな問題が浮上しています。ベルトランの契約解除金はわずか100万ユーロに設定されているためです。現在の市場価格において、この金額は中盤の補強を必要とする1部リーグのクラブにとって非常に手頃であり、引き抜きのターゲットになりやすい状況です。さらに、年齢的にもまだ成長の余地があるため、数週間以内に魅力的なオファーが届くことは容易に想像できます。野心的なプロジェクトや1部リーグでのプレー継続という条件を提示されれば、残留を説得するのは非常に困難になるとみられています。

(via Mundo Deportivo)

W杯代表メンバーへの選出

嬉しいニュースとして、ジローナに所属する選手たちが各国代表としてワールドカップの最終メンバーに選出されています。ベルギー代表にはアクセル・ヴィツェルが名を連ね、モロッコ代表にはアゼディン・ウナヒが選ばれました。クラブが厳しいシーズンを過ごした中でも、国際舞台で活躍する選手を輩出しています。

(via SPORT)

シーズン中の小ネタ・他クラブとの関わり

今シーズンのジローナは、他クラブのトピックの中にも印象的な形で登場しています。

・守護神ガッサニーガの活躍:モンティリビで行われたカタルーニャダービーにおいて、バルセロナのラミネ・ヤマルが放ったPKを見事にストップし、大きな見せ場を作りました。

・メモリアルマッチの相手として:アトレティコ・マドリードのアントワーヌ・グリーズマンがメトロポリターノを去る前の最後から2番目の試合で、壮大なオマージュを受けた際に対戦相手を務めました。

・負傷からの復帰戦の舞台:レアル・ベティスのイスコが長期離脱を乗り越え、11月末にようやくピッチに戻ってきた復帰戦の相手もジローナでした。

(via SPORT)

【本日の総括】

ジローナは無念の2部降格という厳しい現実を突きつけられました。満身創痍でチームを牽引したキャプテン・ストゥアーニの去就や、冬の格安補強で大活躍したフラン・ベルトランの引き抜き危機など、オフシーズンは重要な決断が迫られます。一方で、ヴィツェルやウナヒといった選手たちがワールドカップへ向かうなど、個々の実力は確かなものがあります。クラブの再建と1部復帰に向けた今後の動向に注目が集まります。