審判技術委員会の公式見解
先週末に行われたセビージャ対レアル・マドリードの試合で、ヴィニシウスが挙げた決勝ゴールについて、審判技術委員会(CTA)の広報担当であるマルタ・フリアスが公式見解を発表した。このゴールの直前、エムバペがポジション争いの中でセビージャのカルモナの顔面に肘打ちを見舞っていたが、サンチェス・マルティネス主審はこれをファウルと判定せず、VARも介入せずにゴールが認められていた。
CTAは、主審が『腕の動きはスペースを保護するための自然なアクションであり、攻撃側のファウルを宣言するほどの過剰な強さや無謀な腕の使用は見られなかった』と解釈してプレーを流したことについて一定の理解を示しつつも、最終的な結論として『攻撃側の選手による腕の使用が存在し、それが相手選手に命中してディフェンダーに不利益をもたらしたため、このアクションは反則として理解されるべきである』と断言した。つまり、エムバペのファウルを見逃し、ヴィニシウスのゴールを取り消さなかったのは明確なミスであったと公式に認めたのである。この1点がなければセビージャは勝ち点を獲得し、最終節を待たずに残留を確定させるチャンスがあっただけに、大きな波紋を呼んでいる。
一方で、同じ試合でレアル・マドリードが主張した、ペナルティエリア内でのキケ・サラスとヴィニシウスの接触によるPKの要求については、キケ・サラスが先にボールに触れており、意図的で暴力的なアクションもなかったとして、ノーファウルとした判定を正当と支持した。
(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)