キケ・サラスの独白とサポーターとの絆
開幕7試合で勝ち点13を獲得し、好スタートを切ったセビージャFCにおいて、守備陣の要として圧巻の存在感を放っているのが24歳の生え抜きDFキケ・サラスだ。退場処分による出場停止と負傷離脱の試合を除くすべての試合でフル出場を果たしており、そのパフォーマンスの高さはファンや専門家の間でも絶賛の的となっている。
キケ・サラスは現在のチームの雰囲気とファンとの関係性について『ピッチ上で感じられる安心感や落ち着きが以前とは大きく変わった。みんなが伸び伸びとプレーできている。もちろん油断は禁物だが、精神的なプレッシャーが和らいだことで日々の生活もずっと過ごしやすくなった。今では何の問題もなく街へ買い物に出かけることができるし、サポーターの皆さんが笑顔で喜んでくれているのが本当に嬉しい。昨季は常に勝ち点を取らなければいけないという極度の焦燥感やストレスを抱えていたが、今シーズンは練習でも試合でもサッカーそのものを楽しめている。その充実感がピッチ上での自信として表れている』と語り、ファンとの一体感がチームの推進力になっていることを明かした。
ルイス・ガルシア・プラサ監督がもたらした変化については『プレシーズンから監督が加入し、私たちがピッチで戦うためのあらゆる鍵を与えてくれた。チーム全体がその指示をしっかりと吸収し、全員で同じ方向を向いて進んでいる。監督の求める戦い方を貫くことが素晴らしい結果につながる。ただし、具体的にどのような指示や秘訣があるのかは私たちだけの機密事項であり、ライバルチームにヒントを与えるわけにはいかない』と語り、チームの結束と監督への深い信頼を強調した。
さらに、周囲で囁かれ始めているヨーロッパカップ戦枠(CLやEL)への復帰という目標に対しては『誰もがヨーロッパの舞台に戻りたいと願っているが、まずは目の前の試合から順を追って進む必要がある。「一試合一試合」という基本姿勢を崩さず、この勢いを維持していけば自ずと良い順位でシーズンを終えられるはずだ』と慎重な姿勢を示した。次節のレバンテUD戦に向けても『相手は勝ち点こそ伸び悩んでいるが、内容は非常に良くもっと勝ち点を得ていておかしくないチームだ。昨シーズン戦った時の難しさは決して忘れていない。一切の甘えを捨てて100%の力でぶつかり、勝ち点3を掴み取りたい』と意気込んだ。
また、スタジアムで巻き起こっている「キケ・サラスをスペイン代表へ」というサポーターの歌声や、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるA代表召集への期待に対しては『代表のユニフォームを着て国のパッケージを背負って戦うことはフットボールにおける最高の夢だ。しかし、私は外部の声に惑わされることなく、毎日の練習に全力を尽くして準備することだけに集中している』と語り、代表入りへの憧れを胸に秘めつつも、目の前のアプローチに集中している。(via Estadio Deportivo)