カパロス名誉会長が明かす闘病生活とベティスサポーターからの温かい励まし

今年6月に大腸がん(大腸癌)であることを公表し、闘病生活を送っているセビージャFC名誉会長のホアキン・カパロスがラジオ番組に出演し、現在の状況について心境を語りました。

街を歩いていると、セビサポだけでなく宿敵レアル・ベティスのサポーターからも声をかけられ、温かい励ましや応援の言葉を受けていると明かしました。『街を歩いていると本当に素晴らしい対応をしてもらっています。ライバルであるベティスのファンの方々からも声をかけていただき、応援してもらっています。サッカー界がこのような局面で非常に団結し、支え合えるスポーツであることを証明してくれました。元選手や現役の監督、自分が指導した選手たち、そしてメディアや多くの人々に心から感謝したいです』と語り、闘病初期においてこうした周囲からの熱い励ましが大きなエネルギーとモチベーションになったと振り返りました。

現在は医師の指示を厳格に守って生活しており、『今の自分の監督は治療を担当してくれている医師団です』と語り、指示通りに静養を続けています。今年6月以来、ホームスタジアムである ラモン・サンチェス・ピスフアン(サンチェス・ピスフアン)での試合観戦も控えていますが、『順調にいけば、来年1月初旬にはスタジアムに戻って試合を観戦したいと思っています』と復帰への強い希望を口にしました。

先日、スペイン代表がセビージャを訪れた際には、練習場であるCiudad Deportiva José Ramón Cisneros Palaciosにて、スペインサッカー連盟(RFEF)のラファエル・ロウザン会長から、W杯2度目の優勝を記念したスペイン代表ユニフォームが贈呈されるアットホームなオマージュを受けました。

また、インタビューでは2001年に自身がセビージャの監督に就任した当時の思い出も回想しました。当時のロベルト・アレス社長、スポーツ・ダイレクターに昇格したばかりのモンチ氏、そして自身というトリオで再建に挑んだ時期について、『当時は非常に厳しい1年でした。しかしアレス社長が明確なビジョンを持ち、クラブの利益を一番に考えてメッセージを発信していました。私たち3人と理事会が一丸となり、どのような選手を集めるべきか明確なアイデアを持ってグループを作り上げました。最大の成功要因は「人間味(ファクター・フマーノ)」にありました。厳しい状況でも互いに信頼を伝え合い、謙虚にクラブの未来を考えて家族のように結束していました』と語り、アトレティコ・マドリードやベティスなど強豪がひしめく乙級リーグを僅か1年で勝ち抜いて昇格を果たした原動力を懐かしそうに語りました。(via Estadio Deportivo / ElDesmarque)