昇格プレーオフにおける劇的勝利の記憶

現在進行中のマラガCFとUDアルメリアの昇格プレーオフ決勝と同様のシチュエーションとして、デポルティーボ・アラベスが過去に成し遂げた歴史的な昇格劇が存在する。

メンディソロサで行われた第1戦を0-0で引き分けた後、シウダ・デ・バレンシアで行われたレバンテとの第2戦は非常に過酷な展開となった。レバンテは引き分けのまま延長戦を終えれば昇格できるという有利な条件を持っており、試合はそのまま120分まで進んだ。スタジアムはすでにレバンテの昇格を祝うお祭りムードに包まれていた。

しかし、最後の最後のプレーでペナルティエリア内でのハンドの反則が発生し、デポルティーボ・アラベスに予期せぬ絶好のチャンスが巡ってきた。この判定を巡ってVARによる確認作業が9分間にもわたって行われるという異例の事態となったが、最終的にペナルティキックが与えられた。この極限のプレッシャーがかかる場面でキッカーを務めたアシエル・ビジャリブレが、11メートルの距離から見事にシュートを沈めて0-1の劇的な勝利をもたらし、クラブの歴史にその名を刻むヒーローとなった。

この出来事は、第1戦をスコアレスドローで終え、第2戦をアウェイで戦うチームにとって、不利な状況からでも最後まで諦めずに昇格を勝ち取れる最高の成功例として語り継がれている。(via SPORT)