フリアン・アルバレスの去就
⚽️ アトレティコ・マドリードは、フリアン・アルバレスをチームの要として維持することに強くこだわっている。バルセロナから提示された1億ユーロのオファーを拒否したのに続き、レアル・マドリードからの1億5000万ユーロという巨額のオファーも即座に退けた。レアル・マドリードのこのオファーは、フロレンティーノ・ペレス会長が選挙公約を果たすために打ち上げた観測気球であり、アトレティコが拒否することを見越しての行動だった。極端な反抗や問題が起きない限り、アルバレスのアトレティコ残留は100パーセント確実な情勢となっている。また、バルセロナは将来的なアルバレス獲得交渉を見据えてマルク・カサドを取引に巻き込もうと画策したが、アトレティコはこれも完全にシャットアウトした。
(via SPORT / MARCA)
ベルナルド・シウバの獲得失敗
🇵🇹 来季に向けた大きな補強目標の1人であり、アメリカのオーランドへ移籍する予定のアントワーヌ・グリーズマンの理想的な後釜として、ベルナルド・シウバの獲得が目前に迫っていた。ディエゴ・シメオネ監督自らが電話をかけて説得にあたり、選手本人も納得して木曜日には契約を結ぶ予定だった。しかし、レアル・マドリードのモウリーニョ監督が直接介入したことで状況が一変した。レアル・マドリードがアトレティコを大幅に上回る年俸と、選手および代理人のジョルジュ・メンデスに対する高額な契約ボーナスを提示したため、アトレティコは目前でターゲットを奪い取られる結果となった。
(via Mundo Deportivo / SPORT)
マルク・ククレジャの獲得失敗
🛡️ 左サイドバック補強の第一希望としてマルク・ククレジャをリストアップし、長期間にわたって交渉を続けていた。選手との関係は非常に良好で、本人もスペインへの復帰を強く望んでいた。しかし、チェルシーが要求する5000万ユーロ以上の移籍金を満たすことができず、アトレティコは固定費4000万ユーロを上限として、買い取り義務付きのレンタル移籍も提案して粘り強く交渉した。最終的に、ここでもモウリーニョ監督の強い要望を受けたレアル・マドリードが約6000万ユーロ(固定5500万+変動500万)という圧倒的な条件でチェルシーと合意し、アトレティコは資金力で敗れる形となった。
(via Mundo Deportivo / SPORT / MARCA / Estadio Deportivo)
アレハンドロ・グリマルドの獲得作戦
🚄 ククレジャの獲得失敗を受け、アトレティコはプランBの筆頭としてバイヤー・レバークーゼンのアレハンドロ・グリマルドの獲得に向けて迅速に動いている。アトレティコのコーチングスタッフは以前、彼の守備力に疑問を持っていたが、現在は大幅に改善されていると評価しており、3バックとウイングバックのシステムに最適だと考えている。グリマルド自身もスペインでのプレーを前向きに考えており、クラブは2029年までの契約に1年のオプションを加えた条件を提示した模様である。レバークーゼンとの契約解除金は1000万から1500万ユーロに設定されていると見られ、彼の質と実績を考えれば破格の条件となっている。ユベントスやベシクタシュも関心を寄せており、アトレティコは他のターゲットを逃さないためにも、この移籍を非常に早く完了させるべく交渉を急ピッチで進めている。
(via Mundo Deportivo / ElDesmarque)
ホセ・マリア・ヒメネスの退団の可能性
🇺🇾 ホセ・マリア・ヒメネスは、ワールドカップのウルグアイ代表初戦前の会見の場で、アトレティコ退団の可能性を初めて公に認めた。彼は『アトレティコとの契約はまだ2年残っている』と前置きした上で、『クラブと正式には話していないが、彼らがどのような決断を下すにせよ、話を聞く準備はできている。彼らが決定したことを、私が伝えることになるだろう』と語り、ビセンテ・カルデロン到着から13年を経て退団の扉を開いた。今シーズンは度重なる怪我やコンディション不良に苦しみ、先発は15試合、出場は25試合にとどまり、アトレティコで最も困難な一年を過ごした。スポーツディレクターのマテウ・アレマニーはまだ決定を下していないものの、ヒメネスは以前から放出候補のリストに載っている。
(via ElDesmarque / Mundo Deportivo)
マルク・カサドの獲得拒否
❌ バルセロナのMFマルク・カサドについて、代理人のジョルジュ・メンデスがマテウ・アレマニーSDと何度も移籍の可能性について話し合いの場を持ったが、アトレティコの回答は明確なノーだった。アトレティコは過去の移籍市場で中盤のポジションを十分に補強しており、現在このポジションへの新たな投資は全く考えていないためである。また、前述の通りフリアン・アルバレスとの将来的な交渉にカサドを巻き込みたくないという意図も背景にある。
(via SPORT)
【本日の総括】
シウバやククレジャといった第一希望の選手を資金力で逃す苦しい展開が続く中、グリマルド獲得への迅速な切り替えやアルバレスの慰留など、新シーズンに向けた戦力維持と再編に奔走する一日となった。