詐欺に遭った80歳のファンをライプツィヒへ送り届けるファンの団結とクラウドファンディング

ラージョ・バジェカーノのファンは、クラブの困難やマルティン・プレサ会長への不満に対して常に連帯してきたことで知られているが、今回もバジェカス地区の絆の強さを証明する出来事があった。カンファレンスリーグの決勝を現地ライプツィヒで観戦する予定だった80歳のファン、エンリケさんが、手配していたバス会社の失踪により詐欺に遭い、移動手段を失ってしまった。

この悲しい出来事が、ライプツィヒへ向かう約1000人のラージョファンが参加するWhatsAppグループ「La Franja en Leipzig」で共有されると、ファンたちはすぐに行動を起こした。カルロス・ピカソさんというファンが「Por un Rayista más en Leipzig (ライプツィヒにもう一人のラージョファンを)」という名目で、プラットフォーム「leetchi」を通じてクラウドファンディングを立ち上げた。

呼びかけのメッセージには『ドン・エンリケさんが決勝への旅行に行けなくなることがないように。80歳のエンリケさんはバスでライプツィヒへ向かう予定でしたが、詐欺であることが判明しました。約1000人が参加するWhatsAppグループのLa Franja en Leipzigから、この偉大なラージョファンのためにチャーター機のフライト代を支払うクラウドファンディングを行うことを決めました。目標額はチャーター機代とこのプラットフォームの手数料をカバーするものです』と綴られた。

すると、わずか1時間足らずの間に98人のファンが賛同して1034ユーロが集まり、無事にエンリケさんの飛行機のチケットを購入することができた。ラージョファンの信じられないような連帯により、エンリケさんはレッドブル・アレーナで愛するチームの欧州での夢の舞台を応援できることになった。(via MARCA)

【本日の総括】

初の欧州タイトル獲得が懸かるカンファレンスリーグ決勝進出に沸くラージョ・バジェカーノ。小児がんの子供たちとの心温まる交流や、退団する伝説的キャプテンであるトレホの愛すべきいたずらエピソード、そして詐欺に遭った高齢ファンを救うサポーターたちの素晴らしい団結力など、クラブとバジェカスの街が持つ人間味あふれる魅力が詰まった一日となりました。