ムバッペがW杯準決勝敗退後に厳しい自己批判を展開

ワールドカップ準決勝でスペインに0-2で敗れた後、フランス代表のキャプテンでありレアル・マドリードのストライカーであるキリアン・ムバッペは、メディアの前で深い失望を隠さず、チームと自身のパフォーマンスに対して厳しい自己批判を行った。

今大会8ゴールを挙げ、ワールドカップ通算20ゴールに到達したムバッペだったが、スペイン戦では相手のクバルシとラポルテの牙城に封じ込められ、オフサイドトラップに苦しむなど存在感を発揮できなかった。試合終盤の86分には、時間を稼ぐウナイ・シモンに対して苛立ちから肘打ちと軽い蹴りを見舞い、イエローカードを受けるというフラストレーションを露わにする場面もあった。

ムバッペは試合後、『戦術的にも技術的にも、我々が見せた全体的なレベルにおいても、自分たちが望んでいた試合はできなかった。ワールドカップの準決勝でやるべきことができなければ、勝つことはできない』と語り、チームの力不足を認めた。

スペインの戦いぶりについては、『スペインは自分たちのゲームプランに忠実だった。ポゼッションをコントロールし、リズムを支配するのが好きなチームだ。彼らが落ち着いて偽のリズムに乗るのを防ぐために、高い位置からプレッシングをかけるアイデアだったが、我々はそれを達成できなかった』と脱帽し、フランスの戦術的失敗を指摘した。

さらに、『彼らがプレッシャーをかけてくるとき、中盤で常に3対2の状況になっていた。スペイン相手にそれではすでに難しい。ファビアンとロドリにプレーする時間を与えすぎた。プレスにおけるコミュニケーションが不足していた』と中盤での数的不利を嘆いた。また、『1対1でプレーし、彼らを走らせる必要があった。ボールなしで走るのを嫌がるチームだからだ。そして、ボールを奪い返した時でさえ、最初のパスやタッチがワールドカップ準決勝のレベルに達していなかった。これらすべてを足し合わせると、結果は敗北になる』と技術的なミスが多すぎたことを悔やんだ。

最後に、『皆と同じように、非常に大きな失望を感じている。決勝に進むことは我々の夢であり、国に夢を見る機会を与え、歴史を作るチャンスだった。今はこれに直面しなければならない。言葉では表せないほど大きな失望だ。立ち直り、休暇を取り、前に進まなければならない。サッカーは誰も待ってくれない。クラブや代表レベルで他にも色々なことが起こるだろう』と語り、3位決定戦、そしてレアル・マドリードでの新シーズンに向けて気持ちを切り替える姿勢を見せた。(via SPORT / Estadio Deportivo / MARCA / Mundo Deportivo)