左サイドバックの補強でフラン・ガルシアと個人合意、レアル・マドリードと交渉へ

6月30日で契約満了を迎えるリカルド・ロドリゲスの後釜として、またジュニオル・フィルポを放出できた場合はさらにもう1人を追加するため、マヌ・ファハルドSDは左サイドバックの補強を最優先課題としている。その第一候補であるレアル・マドリードのフラン・ガルシア(26歳)との交渉が大きく前進した。

ベティスはまず選手本人に打診し、快諾を得た。プレミアリーグからの関心や古巣ラージョ・バジェカーノ復帰の夢もあった中、フラン・ガルシアはベティスが掲げるチャンピオンズリーグ出場のプロジェクトに魅力を感じており、将来の契約条件についてすでに基本合意に達している。

最大の障壁はレアル・マドリードの要求額だ。フロレンティーノ・ペレス会長は市場価値と同額の1000万ユーロを要求しており、将来の保有権の一部や買い戻しオプションの付与も検討している。ベティスの現在の資金力ではこの金額の支払いは厳しいが、選手との個人合意を武器に、マドリードとの移籍金引き下げ交渉に強い立場で臨む構えだ。マドリードはマルク・ククレジャを獲得し、アルバロ・カレラスやフェルラン・メンディも在籍しているため左サイドバックが完全な人員過多となっており、契約が残り1年となったフラン・ガルシアを安く放出せざるを得ない状況にある。

なお、その他の候補だった選手たちは次々と新天地を決めている。カイキ・ブルノは1500万ユーロでイタリアのコモへの移籍が決定しメディカルチェックを受けている。スフィアン・エル・カルアニはアル・カーディシーヤへ、フラヴィオ・ナジーニョはモナコへそれぞれ移籍合意。ホルヘ・サリナスはFCバルセロナへ移籍間近であり、アンヘリーニョはローマへの残留が決定した。そのため、すべての視線はフラン・ガルシアに注がれている。(via Estadio Deportivo)

ローマのアルテム・ドフビクに買い取りオプション付きのレンタル移籍をオファー

ベティスのスポーツ部門は、ストライカーの補強としてASローマのウクライナ代表FWアルテム・ドフビクの獲得に動いている。当初は獲得不可能と考えられていたが、状況の変化により再びターゲットとして浮上した。ローマはドフビクの移籍金未償却分である約2000万ユーロを要求しており、即時の資金回収を望んでいる。

しかしベティスはこの高額な要求に応じるつもりはなく、夏の移籍市場の経過とともにローマの要求額が下がるのを待つ戦略を立てている。イタリアの報道によると、ベティスはすでにローマに対して最初のオファーを提示した。その内容は買い取りオプション付きのレンタル移籍であり、オプションの金額は約1500万ユーロに設定されているとみられる。高額な年俸の一部をベティスが負担することで、ローマ側に妥協を促す狙いがある。ストライカー補強の予算として1500万ユーロを確保しているベティスにとって、ドフビクは実力が証明された魅力的な選手だが、この移籍交渉は市場の最終盤まで長引く長期戦になると予想されている。(via Estadio Deportivo)