ナイフ・アゲルドの移籍が土壇場で破談 本人がメディカル問題の噂を完全否定し真相を暴露
🛡️ マルセイルからの期限付き移籍が確実視されていたモロッコ代表センターバックのナイフ・アゲルドですが、土壇場でこの移籍が白紙となりました。当初、スペイン国内ではメディカルチェックでの不合格が原因ではないかと噂されていましたが、アゲルド本人が自身のインスタグラムで声明を投稿し、その噂を真っ向から否定しました。アゲルドは『これまでの数日間について正確な事実を明らかにしたい。レアル・ソシエダへの復帰は、自分が心から愛し、深く尊敬しているクラブに戻る素晴らしい機会だった。メディカルチェックは完全にパスしており、両クラブからも承認されていた。したがって、身体的な問題は一切存在しない』と明言しました。
実際の破談の理由は、実戦復帰へのプロセスにおけるマタラッツォ監督との方針の不一致でした。アゲルドは今年3月に恥骨結合炎の手術を受け、長期間プレーしていなかったため、段階的な調整プランを望んでいました。しかし、すぐに彼を戦力として起用したいマタラッツォ監督との間で意見が食い違いました。アゲルドは監督の『すぐに私を戦力として頼りにしたいという姿勢は十分に理解しており、全面的に尊重している。したがって、今回の決定はわがままやクラブへの不敬ではなく、シーズン全体を完全に戦い抜くために自分の体を守るという責任ある判断によるものだ』と釈明。現在はマルセイルの財政事情により売却候補である状況を受け入れつつ、所属する限り全力を尽くして戦うと誓っています。(via Mundo Deportivo)
プレシーズン最終戦チェルシー戦に3-1で敗北 アランブルのスーパーボレー実らず3連敗で終える
⚽ プレシーズン最終戦としてスタンフォード・ブリッジで行われたチェルシー戦において、ソシエダは3-1で敗れました。相手ベンチにはクラブのレジェンドであるシャビ・アロンソ監督が座る中、39,000人の大観衆の前で厳しい戦いとなりました。試合は10分、チェルシーのペドロ・ネトのクロスをジョアン・ペドロが合わせ、GKアレックス・レミロが好セーブで弾いたところを、高額移籍金で加入したモーガン・ロジャースに押し込まれて先制を許します。
前半終了間際、相手DFのパレストラがクリアミスしたこぼれ球に対し、ペナルティエリア外からジョン・ミケル・アランブルが豪快なミドルボレーを突き刺して同点に追いつきました。しかし後半開始直後の47分、コール・パルマーがソシエダの左サイドバックであるセルヒオ・ゴメスを抜き去り、リース・ジェームズのクロスからジョアン・ペドロがアランブルの上を叩くヘディングシュートを決めて勝ち越し。さらに77分には、マロ・グストの鋭い裏へのパスからジョアン・ペドロに決定的な3点目を奪われ、万事休すとなりました。
ソシエダはプレシーズンを2連勝(アストン・ヴィラ戦、ウルヴス戦)という好発進で始めましたが、その後はケルン、トゥールーズ、チェルシーを相手にまさかの3連敗をキープし、直近3試合で7失点と守備の再構築に不安を残したままプレシーズンを終了しました。(via Estadio Deportivo)
久保建英がチェルシー戦に先発出場 自ら得たFKからの展開で決定機をアシストする高い創造性を披露
🇯🇵 久保建英はプレシーズン最終戦のチェルシー戦に、本職である右ウイングとして先発出場を果たしました。前半30分には自らファウルを受けてフリーキックを獲得。自ら狙ったシュートは一度は壁に当たったものの、すぐに自らセカンドボールを拾ってライン際までドリブルで侵入し、中央へ正確極まりないグラウンダーのマイナスクロスを供給。ゴール至近距離で待ち構えていたジョン・マルティンの決定的なボレーシュートを完璧にお膳立てしましたが、相手GKロベルト・サンチェスの驚異的なセーブに阻まれ、惜しくもアシストとはなりませんでした。
久保は右サイドの攻撃の起点として完全に主軸の地位を確立していますが、新加入のゴンサロ・ゲデスがコンディションを完全に取り戻した場合には、久保あるいは逆サイドのアンデル・バレネチェアのどちらが先発から外れるかについて不透明であり、今後のポジション争いが注目されています。(via ElDesmarque)
アゲルド破談に伴う緊急のセンターバック補強 代替案として浮上するクレイチとゼゼ獲得へのアプローチ
🔄 ナイフ・アゲルドの獲得が白紙となったため、スポーツディレクターのエリック・ブレトスは再び移籍市場でセンターバックの確保に向けて大忙しとなっています。今夏はディフェンスの柱だったロビン・ル・ノルマンが退団し、エリツ・エルストンドは契約満了。さらにドゥジェ・チャレタ=ツァルがオリンピック・リヨンへのローンから復帰したため、 Jon Pachecoがアラベスへのレンタルから戻ってきたものの、依然として最終ラインの層が著しく薄い状況にあります。
ブレトスSDが現在ターゲットとして検討しているのは、ラディスラフ・クレイチ(Ladislav Krejci)とナタン・ゼゼ(Nathan Zeze)の2名です。チェコ代表のキャプテンとして復活に大きく貢献した27歳のクレイチは、かつてジローナで素晴らしいプレーを披露した後、ウォルバーハンプトンへ移籍したものの、チームの降格により今夏の移籍を熱望しています。ウルヴス側は2000万ユーロを要求しており、すでにソシエダは交渉を進めています。一方、フランスU-21代表の21歳ナタン・ゼゼは、サウジアラビアのNEOMで高額な給与を得ており、同じく約2000万ユーロの移籍金が必要となるため、財政面での慎重な判断が必要とされています。(via ElDesmarque)
スペイン代表イェレミー・ピノ獲得への電撃的なアプローチ プレミアの高額給与と古巣ビジャレアルとの競合が障壁に
🔥 エリック・ブレトスSDは、マタラッツォ監督の攻撃陣に多様性をもたらすマルチロールな攻撃アタッカーとして、現在プレミアリーグのクリスタル・パレスに所属するスペイン代表のイェレミー・ピノの獲得を模索し、初期段階の打診を行いました。ピノは昨夏にビジャレアルからパレスへと3000万ユーロで移籍し、カンファレンスリーグ制覇を成し遂げたうえ、スペイン代表としてW杯優勝を飾った極めて価値の高い選手です。
しかし、彼の獲得には「プレミアリーグ基準の非常に高額な給与」に加えて、クリスタル・パレスが投資した巨額の移籍金を回収するための非常に高いハードルが立ちはだかります。また、ピノに対しては古巣のビジャレアルも獲得への熱烈なアプローチを行っており、彼本人のビジャレアルに対する強い愛着があるため、ソシエダにとっては極めて難解な「高嶺の花」としての交渉となっています。(via ElDesmarque)
レアル・ベティスとの開幕戦に向けた課題とマタラッツォ監督が直面する布陣の選択
🧠 プレシーズン最後の3試合で失点を重ね、マタラッツォ監督率いるチームにはやや暗雲が漂い始めています。いよいよ8月21日21:00にラ・カルトゥハで迎える開幕のレアル・ベティス戦に向けて、指揮官は多くのジレンマに直面しています。
チェルシー戦の63分には、バカンスから戻った大黒柱のミケル・オヤルサバルがプレシーズン初出場を果たしたものの、彼をワントップで起用するか、あるいはトップ下などの2列目に配置するかによって、今夏新加入のルカ・スシッチやオーリ・オスカールソンのどちらがベンチに座るかという選手選択の問題が生じます。
中盤でもカルロス・ソレールやヤンゲル・エレーラが好調を示しているものの、ベニャ・トゥリエンテスをどのように融合させるかなど、指揮官は公式戦初戦までに戦術のパズルを完成させる必要があります。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
レアル・ソシエダはプレシーズン最終戦でチェルシーに3-1で敗れ、守備陣の再構築に課題を抱えたまま3連敗で夏を終えました。さらに、移籍市場の目玉であったナイフ・アゲルドの獲得が監督との起用プランを巡る不一致で土壇場で破談となるなど、ピッチ外でも激震が走っています。しかし、久保建英の卓越したパフォーマンスやオヤルサバルの待望の実戦復帰、そしてクレイチやゼゼ、イェレミー・ピノの補強に向けたブレトスSDの迅速なアプローチは、8月21日の開幕ベティス戦での白星発進に向けた大きな希望の光となっています。
