クラコヴィアとのプレシーズンマッチ 103年ぶりの再戦へ

✈️セビージャFCは、アンダルシアの猛暑を逃れてポーランドでのトレーニングキャンプを実施しており、日曜日には現地時間16:00からKSクラコヴィアとのプレシーズンマッチ第2戦に臨みます。初戦のフベントゥド・トレモリーノス戦(1-0で勝利)よりも一段階高いレベルの要求がされるこの試合は、クラコヴィアのクラブ創立120周年を祝う記念イベントの一環として行われます。

🕰️実は、セビージャがクラコヴィアと対戦するのはこれが初めてではありません。今から103年前の1923年、クラコヴィアがスペインツアーを行った際に、当時のセビージャのホームグラウンドであったカンポ・デ・ラ・レイナ・ビクトリアで2連戦を行いました。10月6日の第1戦はキンケの2ゴールとスペンサーのゴールでセビージャが3-0と快勝しましたが、翌日の第2戦ではクラコヴィアがフルシンスキのハットトリックで2-3と逆転勝利を収めました。奇しくもその2ヶ月後、スペンサーとエルミニオはスペイン代表がアンダルシアで初めて開催したポルトガル戦に出場し、セビージャFC史上初のスペイン代表選手となっています。1世紀以上の時を経て、今回はセビージャがポーランドへ赴き、当時の「お返し」をする形となります。2006年にも近隣のヴィスワ・クラクフの100周年記念試合に招待されており、セビージャは東欧のクラブの記念行事でおなじみのゲストになりつつあります。

⚽試合に向けて、ルイス・ガルシア・プラサ監督は引き続きカンテラーノや若手選手に出場機会を与え、トップチームでの生き残りを懸けたアピールの場を提供する方針です。また、今夏に加入したサンガンテ、フアン・イグレシアス、グリディの3選手も出場する予定です。

🚫一方で、リールへの完全移籍が決定したタンギ・ニアンズや、ヴェネツィア移籍が迫っているアコール・アダムスは出場しません。さらに、クラブから戦力外通告を受けているガットーニ、カルドソ、ジョアン・ジョルダン、ラファ・ミルといった面々も今回の試合には帯同していません。試合の模様は、クラブ公式プラットフォームのSevilla FC+で生中継されます。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

財政的な制約の中で新戦力登録を目指すセビージャFCは、高給取りのタンギ・ニアンズの放出を確定させ、アコール・アダムスらの売却で資金捻出を図っています。その一方で、チームの最優先課題である中盤のゲームメイカー確保と、左サイドバックの有望株フリオ・ディアスの獲得に向けて着実に歩みを進めており、103年ぶりの因縁となるクラコヴィア戦で新チームの成熟度を試します。