UDラス・パルマス

土曜日の17時30分から敵地のUDAスタジアムでアルメリアと対戦する。ルイス・ガルシア監督はこの一戦を「直接昇格だけを考えれば、まさに決勝戦だ」と位置づけている。首位から勝ち点9差以内で残り3節を迎えており、全タイトルを狙える位置につけている。チームは精神的に落ち着きを取り戻しており、消化不良を抱えていたジョナサン・ビエラが完全に回復して遠征メンバーに復帰した。彼の豊かな経験はロッカールームで絶大な支持を集めている。一方でニコ・ベネデッティは競争の激しさから3月8日のセウタ戦を最後に出場機会がない状態だが、アレ・ガルシアの負傷離脱によってチャンスが巡ってくる可能性がある。戦術面ではアンドラ戦で露呈した攻守の分断を修正し、前半戦で見せたような強固な守備組織と連動性を取り戻すことが求められている(via SPORT)(via MARCA)。

デポルティボ・ラ・コルーニャ

日曜日の14時から本拠地リアソールにFCアンドラを迎える。アントニオ・イダルゴ監督に率いられたチームは、現在10試合連続無敗(6勝4分)と絶好調であり、今シーズンを通じてわずか8敗しか喫していない。自力での1部直接昇格圏内を維持しており、監督は「他会場の結果には目もくれず、ただ勝ち点3を積み重ねるだけだ」と強い決意を示している。スカッド面ではデビッド・メジャとルーカス・ノウビが出場停止で欠場となり、チャーリー・パティーニョも直近2日間の練習を負傷で欠席しているため出場が危ぶまれている。朗報としては、イェレのイエローカードが取り消され、今節の出場が可能となった。

一方でピッチ外では深刻な問題が発生している。第38節のレガネス戦前、過激派サポーターグループ「リアソール・ブルース」が集まるパブに対して警察の一斉摘発が行われた。現場では20人が特定され、アウェーサポーター襲撃用に準備されたとみられる刃物、棒、手袋、ヘルメット、マスク、ハンマーが押収された。以前のマラガ戦前にも発煙筒による車両火災や建物の損傷が発生しており、警察は最大3万ユーロの罰金処分を4件提案しているほか、無許可のアルコール販売や火薬類の不法保管による行政処分も進めている。クラブと警察は、アンドラ戦およびラス・パルマス戦に向けてスタジアム周辺の厳重警戒とファンへの早めの来場を強く呼びかけている(via SPORT)。

レアル・サラゴサ

日曜日の21時15分からイベルカハ・エスタディオでスポルティング・デ・ヒホンとの死活問題となる一戦に臨む。現在、勝ち点35のブービー(19位)に沈んでおり、残留ラインのカディス(勝ち点39)とは4ポイント差。残り3試合(ヒホン、ラス・パルマス、マラガ戦)で全勝が求められる絶望的な状況だ。直近7試合で獲得した勝ち点はわずか2(21ポイント中2ポイント)という大不振に陥っている。ダビド・ナバロ監督は「心臓の開胸手術の台に乗っているような状態だが、最後まで決して諦めない。セウタやグラナダのゴールがなければ勝ち点は3ポイント多かったはずだし、審判の判定で失った勝ち点もある」と不運を嘆きつつも前を向く。

チーム状況は野戦病院と化しており、フランチョ(出場時間3000分超えの要)、グティ、インスア、アギーレガビリア、バレリー、アガダ、タチ、そして登録外のパウリーノが負傷欠場。さらにアンドラダ、ポマレス、ソベロンが出場停止処分を受けている。直前の金曜日のテストでロベル(足底筋膜炎)、エル・ヤミク(ふくらはぎ打撲)、マウリ(大腿四頭筋の違和感)、チュミッチ(ハムストリング拘縮)の4人が復帰の可能性を探った。タセンデとサイドゥは出場停止明けで復帰し、ポールも全体練習に合流した。スタメンはバジャドリード戦で好印象を残したケイディ・バレとトニ・モヤの中盤コンビが継続される見込みだ。大量の離脱者により、Bチームからマウリ、ゴメス、ラリオス、ピニージャ、サイドゥ、オボン、カラビア、トバハス、バディージョらが招集されるため、ピッチ上のBチーム選手4人制限ルールに抵触しないよう、GKアドリアンの交代を含めた采配のマネジメントが極めて重要となる。

ファンは14年にわたる低迷に限界を迎え、ホセ・マス・オーナーに対して偽札を投げつけ、前半32分にはスタジアム全体で大ブーイングを行う抗議活動を計画している。サラゴサとヒホンでプレー経験のある元選手のトリアン・コルンガは「選手たちは重圧の中で苦しんでいるが、誰もサボっていない。バジャドリード戦での印象は確かに悪かったが、今は批判よりも目の前の勝利に集中すべきだ」と後輩たちを擁護している(via Estadio Deportivo)(via SPORT)(via Mundo Deportivo)。

スポルティング・デ・ヒホン

サラゴサのホームに乗り込む日曜日の一戦。チームはすでに昇格や降格といった具体的な目標を失っており、来シーズンはボルハ・ヒメネス監督が続投しないことも決定している。攻撃の主軸であるオテロとデュバシンの2人を欠く陣容となるが、契約満了を控える選手たちが自身の価値を証明しようと高いモチベーションで臨んでくるため、対戦相手にとっては非常に不気味で危険な存在となる(via Estadio Deportivo)(via SPORT)。

カディスCF

金曜日の20時30分からアウェーのカスタリアでカステリョンと対戦する。現在勝ち点39で残留圏内の最後の枠(18位)にしがみついている。過去の22チーム制によるSegunda División(1997-98シーズン以降)において、第39節終了時点で勝ち点39という低さで残留圏に位置しているのは歴史上初めての異常事態である。直近54ポイント中わずか5ポイントしか獲得できておらず、歴史的な低水準での降格サバイバルを余儀なくされている(via MARCA)(via Estadio Deportivo)。

コルドバCF

金曜日の21時にホームのヌエボ・アルカンヘルでアルバセテを迎え撃つ。イバン・アニア監督の指揮のもと、1部昇格プレーオフ進出の切符を確実なものにするため、絶対に負けられないホームゲームとなる(via Estadio Deportivo)。

FCアンドラ

日曜日の14時から敵地リアソールでデポルティボと対戦。カルレス・マンソ監督に率いられた今季のサプライズチームだが、土曜日に行われる他会場の結果次第では、キックオフの笛が鳴る前にプレーオフ進出の数学的な可能性が完全に消滅してしまう厳しい状況に置かれている(via Estadio Deportivo)。

レアル・ラシン・クラブ

LaLiga Hypermotionの単独首位に立つ絶対的本命。土曜日の18時30分にホームでレアル・バジャドリードと激突する。首位の座を強固なものにし、悲願の1部昇格へ向けて歩みを進める重要な一戦である(via Estadio Deportivo)。

CDカステリョン

金曜日の20時30分にホームのカスタリアでカディスと対戦。極度のプレッシャーに晒されている降格圏間際の相手に対し、自分たちのサッカーを貫いて勝利を目指す(via Estadio Deportivo)。

アルバセテ・バロンピエ

金曜日の21時にアウェーでコルドバと対戦。プレーオフ進出に燃える相手のホームに乗り込み、勝ち点を奪って野望を打ち砕くことを狙う(via Estadio Deportivo)。

レアル・ソシエダB

土曜日の14時にミランデスと激突する。降格の危機からさらに遠ざかるため、同じく下位で苦しむ相手との直接対決で確実に勝ち点3をもぎ取りたい(via Estadio Deportivo)。

CDミランデス

現在、勝ち点36付近でPrimera RFEF降格の危機に直面している。ここ数ヶ月間、ポイントを全く稼げないという機能不全に陥っており、土曜日のレアル・ソシエダB戦はクラブの未来を左右する死活問題となっている(via MARCA)(via Estadio Deportivo)。

ADセウタFC

土曜日の16時15分から本拠地アルフォンソ・ムルベでマラガと対戦する。上位争いを展開する強豪を相手に、ホームサポーターの前で意地と誇りを見せつける覚悟だ(via Estadio Deportivo)。

マラガCF

土曜日の16時15分にアウェーでセウタと対戦。直接昇格およびプレーオフ進出の熾烈な争いの中にあり、格下相手に取りこぼしは絶対に許されないプレッシャーのかかる試合となる(via Estadio Deportivo)。

クルトゥラル・レオネサ

土曜日の16時15分にホームのレイノ・デ・レオンでエイバルと対戦。直近数ヶ月間にわたって極度の不振に喘いでおり、カディスやサラゴサなどと共に、歴史上最も低い勝ち点での泥沼の残留争いに巻き込まれている(via MARCA)(via Estadio Deportivo)。

SDエイバル

土曜日の16時15分にアウェーでクルトゥラル・レオネサと対戦。降格の恐怖に怯える不調の相手を叩き、確実に勝ち点を積み上げて上位戦線に食い込むことを目指す(via Estadio Deportivo)。

グラナダCF

土曜日の18時30分にホームでブルゴスと対戦する。パチェタ監督の戦術が浸透する中、昇格の可能性を最後まで追求するために総力戦で勝利を狙う(via Estadio Deportivo)。

ブルゴスCF

ラミス監督に率いられ、土曜日の18時30分に敵地でグラナダと対戦。上位に食い込むための試金石となる、戦術的な駆け引きが要求される一戦だ(via Estadio Deportivo)。

レアル・バジャドリード

土曜日の18時30分にアウェーで首位のラシン・サンタンデールと対戦する。すでに降格の危険性から完全に脱却しており、プレッシャーのない自由な状態で首位チームの牙城に挑む(via Estadio Deportivo)。

UDアルメリア

土曜日の18時30分にホームのUDAスタジアムでラス・パルマスを迎え撃つ。ラス・パルマスのルイス・ガルシア監督からも「素晴らしい監督が2年という歳月をかけて構築した魅力的なプロジェクト」と高く評価される攻撃的サッカーを武器に、ホームで主導権を握る構えだ(via SPORT)。

SDウエスカ

月曜日の20時30分からアウェーでレガネスと対戦する。現在勝ち点36の泥沼に沈んでおり、残留ラインのカディスを追走しているものの、長期間にわたるポイント獲得難によりPrimera RFEF降格の影が色濃く迫っている(via MARCA)(via Estadio Deportivo)。

CDレガネス

月曜日の20時30分にホームのブタルケでウエスカと対戦し、第40節の全日程を締めくくる。降格の恐怖から死に物狂いで向かってくる相手に対し、ホームの利を活かして迎え撃つ(via Estadio Deportivo)。

【本日の総括】

今節のLaLiga Hypermotionは、歴史的な異常事態に包まれている。残留ラインである18位カディスの勝ち点がわずか39にとどまっており、これは22チーム制が導入された1997-98シーズン以降、第39節終了時点での最低記録である。ウエスカ、ミランデス、サラゴサ、クルトゥラル・レオネサといった下位陣が総じてポイントを稼げない機能不全に陥っており、かつてない低レベルでの泥沼のサバイバルが繰り広げられている。一方で上位陣は、ラシン・サンタンデールが単独首位を快走し、デポルティボが10戦無敗の驚異的な安定感で直接昇格圏を維持している。昇格・降格ともに、残り3節のすべての試合がクラブの未来を決定づける極限の戦いとなる。