【将軍モウリーニョの真骨頂

久々にカンプ・ノウの地を踏んだジョゼ・モウリーニョ監督は、ピッチ内外で強烈な存在感を放ちました🔥

試合序盤の10分、自チームに不利なファウルの判定が下されると、モウリーニョ監督はベンチを飛び出して第4審判や主審マルティネス・ムヌエラへ怒号を飛ばし、カンプ・ノウの観客から『ジョゼ・モウリーニョ、劇場へ行け!』の大合唱を浴びました。しかし、87分に勝ち越しゴールが生まれると、ピッチ脇で派手に膝立ち(膝滑り)で歓喜を爆発させ、舌を出して祝杯をあげるド派手なパフォーマンスを披露。試合終了の笛が鳴ると、真っ先に緊急先発の守護神ルニンへと走り寄り、熱い抱擁を交わしました。

試合後の記者会見では、名将らしい鋭い語り口で試合を振り返っています🎙️

『まずはサッカーを愛するすべての人々にとって素晴らしい高レベルの試合だった。選手たちは非常に組織的で、相手の猛烈なプレスに対しても後ろからボールをつなぐ勇気を持って戦ってくれた。審判判定自体は悪くなかったが、60分にジョアン・カンセロがヤン・ディオマンデのふくらはぎを踏みつけたシーンで、VARは完全に居眠りをしていた。あれは明確なレッドカードだ』と審判陣(特にVAR)を一蹴。

さらに、自身の采配と選手層について次のように語っています。

『首位と9点差になるのと3点差になるのとではメンタル面で天と地ほどの差がある。今日中盤で先発させたベルナルド・シルバは、ペドリのエリアで75分間にわたり素晴らしい仕事をして相手のプレスをいなしてくれた。後半、バルサがフレンキー・デ・ヨンクを投入して強度を上げてきたため、我々も足元にパワーのあるエドゥアール・カマヴィンガを投入してスペースを突かせた。うちのベンチは非常に豊富で、全員がレギュラーだ。ただし、勝ったからといって浮かれて頭を月(宇宙)に持っていくような真似はさせない。次節のサンタンデール戦で負けたらカンプ・ノウでの勝利など何の意味もなくなる。レアル・マドリードはここで勝つためではなく、チャンピオンシップ(リーグ優勝)を勝ち取るために戦っているのだから』

また、手術からわずか1週間しか経っていないラウル・アセンシオが『仲間と一緒にベンチにいたい』と志願して遠征に帯同したエピソードも明かし、チームの一体感をアピールしました。中盤の構成についても『ベルナルドとアルダ・ギュレルのダブルボランチは非常事態以外やらないが、今日最後に見せたエドゥアール・カマヴィンガとチュアメニの並びなど、タレントの組み合わせが守備の安定と攻撃の質をもたらしてくれている』と自信をのぞかせています。(via Mundo Deportivo)