悲しみに沈むクラブ 31歳の若き愛された栄養士イオン・ゴメス氏の逝去と久保建英が掲げたメッセージ、そして喪章での追悼

レアル・ソシエダのすべての関係者、スタッフ、そして選手たちは、極めて大きな悲しみと深い喪失感に包まれています。

2020年からクラブに加わり、長年にわたってリザーブチーム(サンセ)の栄養管理を一手に引き受け、その素晴らしい専門知識と誰からも慕われる極めて温厚で優しい人間性から、クラブハウス内で最も愛される同僚の一人であった栄養士のイオン・ゴメス(Ion Gómez)氏が、この木曜日、数ヶ月間におよぶ懸命な病気との闘病の末に、わずか31歳の若さで逝去されました。

イオン氏は、昨シーズンの途中に体調を崩してサンセの第一線から離れて治療に専念していましたが、その間も、ピッチ内の選手やスタッフたちからは、常に彼を支え、励まし続けるための温かいメッセージがピッチ内外で贈られていました。

特に、日本代表の久保建英は、昨シーズンのファーストステージにおいて、アウェイでのレバンテUD戦で素晴らしい先制ゴールをマークした瞬間、自らのユニフォームをめくり、アンダーシャツに書かれていたバスク語のメッセージ『Eutsi Iongo, zurekin gaude』(頑張れイオング、私たちは君と共にいる)という、イオン氏へ向けた魂の激励の言葉をスタジアムのカメラ、そして全世界に向けて掲げる、感動的なゴールパフォーマンスを披露したエピソードがあります。

クラブは公式SNSを通じて、哀悼の意を示す長文の公式プレスリリースを発表しました。

『私たちの愛する仲間であり、クラブの素晴らしい栄養士であったイオン・ゴメスの逝去を、深い痛みとともにご報告いたします。イオンを失ったことに対する私たちの悲しみは言葉では表現できないほど甚大であり、残されたご家族、ご友人、そして彼を愛したすべての人々に、クラブを代表して心から最も深いお見舞いを申し上げます。私たちはいつまでも、君の素晴らしい笑顔を忘れません。イオン、安らかに眠れ』

この深い悲しみの中、今週末に行われるすべてのカテゴリー(アカデミーからサンセ、そしてトップチームまで)のすべての公式戦において、レアル・ソシエダのすべての所属選手が、左腕に黒い追悼の喪章(アームバンド)をしっかりと着用してピッチに立つことが正式に決定されました。金曜日のベティス戦に臨む久保建英をはじめとするイレブンも、イオン氏の魂と共にカルトゥハのピッチに立ち、勝利を捧げるための死闘に挑みます。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

今シーズン初の公式戦となるベティス戦に向けて、補強ゼロの異常事態を巡るマタラッツォ監督とフロントの激しい意見対立やアゲルド獲得の急転直下の破談など、ピッチ外で多くの激動を経験しているレアル・ソシエダ。チームはサールやアルバレス、フォートの獲得に向けた動きを進める一方、最愛の若き栄養士イオン・ゴメス氏の逝去という深い悲しみに直面しています。それでも、右ウイングでの先発が確定したエース久保建英ら満身創痍のイレブンは、左腕に黒い喪章を巻いて悲願の初陣に挑みます。アノエタでの凱旋式を控える世界王者オヤルサバルの存在、および新戦力オスカルソンの活躍とともに、チームは一丸となって厳しいアウェイでの勝ち点3獲得を狙います。