メディカルチェック後に急転直下の破談!ナエフ・アゲルド獲得を見送った指揮官の非情なる決断

今夏のディフェンスライン補強の大本命ターゲットとして、一時はサン・セバスティアンへの到着がほぼ確実視されていたウェストハム所属のモロッコ代表センターバック、ナエフ・アゲルド(Nayef Aguerd)の獲得オペレーションが、メディカルチェックの直後に急転直下で完全な破談という形で消滅しました。

アゲルドは、かつてレンヌやウェストハムにおいて非常に高い対人の強さとビルドアップ能力を発揮し、高い評価を得ていた一流のディフェンダーです。

マタラッツォ監督は、通常は他クラブの所属選手について公の場で進捗を語ることを頑なに好まない自らの原則をあえて破り、アゲルドの獲得を見送る決断を下した裏舞台の真相を、記者会見の場において赤裸々に語りました。

『私は普段、まだレアル・ソシエダのユニフォームを着ていない他チームの選手について個別に名前を出して語ることは絶対にしません。しかし、今回のアゲルドのケースに関しては、非常に多くのファンやメディアが関心を寄せているため、特別な例外として真実を話しましょう。私は、彼がメディカルチェックを受ける約10日前の段階で、彼と直接電話で非常にパーソナルな会話を交わし、私たちのプロジェクトにおける彼の役割について熱く語り合いました。そして彼が実際に現地に到着し、メディカルチェックを完了しました。しかしその後、チームのチーフドクター(クラブ医師)から詳細な身体の検査データや懸念事項について報告を受け、彼らと膝を突き合わせて細かく精査した結果、現在の彼と正式に契約を結ぶことは、私たちのチームの将来や財政的なリスクを考慮した上で「決して良いアイデア(賢明な判断)ではない」という結論に至ったのです。それゆえ、私たちはこのオペレーションを完全にストップし、別の強固な選択肢へと切り替える決断を下しました』 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo)