ジョセップ・スニョル元会長の暗殺90周年と貴賓席を巡る名称論争

1936年8月6日にフランコ独裁政権の軍隊によって裁判なしで銃殺されたジョセップ・スニョル元バルサ会長の暗殺から、ちょうど90周年を迎えました。当時38歳だったスニョル元会長は、共和国軍の視察のためにグアダラマ山脈を訪れた際、戦線を誤って突破して拘束され、同行した記者らと共に命を落とした、現職で暗殺された唯一のバルサ会長です。バルサは2010年と2022年に考古学者を動員し、空撮や地質調査技術を用いて彼の遺骨の捜索活動を行いましたが、現在も埋葬場所は特定されていません。また、2015年から本拠地の大統領貴賓席に彼の名が冠されていましたが、2023年のスタジアム改修工事に伴い撤去され、現在は暫定的に「Spotify プレジデンシャルボックス」と呼ばれています。エレナ・フォルト副会長は、『命名権契約はスタジアムの内部名称を規制するものではない。表記上の問題について遺族側との間でカタルーニャ語表記の Sunyol にするかどうかの議論が続いており、工事完了後に正式な名称を復活させる合意を目指している』と説明しています。(via SPORT)

【本日の総括】

バルセロナは財政難の中にあっても、ゴードンやアデイェミ、ビシウといった若き実力派の確保に成功し、フリック新監督のもとで伝統的なクルフ主義の哲学とカンテラ重視のハイブリッドなチーム作りを進めています。フェラン・トーレスの売却益を元手にジュリアン・アルバレス獲得を狙いつつ、ロドリ獲得に向けた交渉やガビの完全復活など、新シーズンへの基盤が着々と整えられています。