ベルナルド・シルバの謎めく出場激減とジョゼ・モウリーニョの構想変化

今夏にマンチェスター・シティからフリー移籍で加入し、トニ・クロースやルカ・モドリッチの後継者として中盤の底からゲームを作る役割を期待されたベルナルド・シルバの立ち位置に、極めて不可解な謎が生じています。

9月12日以降に行われたレアル・マドリードおよびポルトガル代表の公式戦7試合において、彼がピッチに立ったのはクラブでわずか8分間、代表で7分間(合計でわずか15分間)のみという異例の不遇を味わっています。

シーズン開幕直後、ジョゼ・モウリーニョ監督は彼をチームの潤滑油として高く評価し、中盤の要として先発起用してパス回しのスピードと判断力を提供させていました。しかし、わずか2ヶ月でポルトガル人MFは指揮官の構想から完全に姿を消しました。

直近のビジャレアル戦やエルチェ戦では1分も出番がなく、最近3試合でプレーしたのはアトレティコ戦終盤の10分余りのみです。今季ここまでのリーグ戦8試合で獲得した出場時間は、わずか282分(先発3試合、途中出場3試合)にとどまっています。

この急激な変化の背景には、モウリーニョ監督がフェデ・バルベルデとオーレリアン・チュアメニによる強靭なフィジカルと運動量を押し出したダブルボランチを選択したこと、アルダ・ギュレルの覚醒、そして2列目のポジション過密が挙げられます。

さらに、モウリーニョ監督は8月初旬に『彼は非常に重要な選手だが、かわいそうなことにバカンス中に何もしないのが大好きなタイプだ。余暇を楽しんだせいでコンディションを落として戻ってきたので、フィジカルを上げなければならない』と厳しい口調で語っていました。

2014年のプロデビュー以来、毎シーズン44試合から58試合に出場し、3000分から4000分を消化してきた鉄人MFがマドリードでこれほど途絶えるのは異例中の異例です。インテル戦を出場停止で欠場していたチャンピオンズリーグの次節ローマ戦で、彼にデビューの機会が巡ってくるのか注目が集まります。(via SPORT / Mundo Deportivo)