イニゴ・ペレス新監督の就任決定
イニゴ・ペレス(38歳)のビジャレアルCF新監督就任が公式に発表されました。契約期間は2029年までの3年間で、長期的なプロジェクトとしての期待が寄せられています。ラージョ・バジェカーノを指揮してカンファレンスリーグの決勝に導くなど、直近3年間の素晴らしい実績や、若手を起用する明確な姿勢がクラブ首脳陣に高く評価されました。若手指揮官への抜擢はクラブにとって珍しいことではありませんが、これまでのように下部組織からの昇格ではなく外部からの招聘となります。
新監督のプレゼンテーションは、6月2日18時30分からエスタディオ・デ・ラ・セラミカの「クラブ1923」で行われます。
前任のマルセリーノ・ガルシア・トラル監督は、今季チームをリーグ3位に導き、クラブ史上初となる2年連続のチャンピオンズリーグ出場権をもたらしましたが、契約延長の期間を巡ってクラブと合意に至らず退任していました。クラブはマルセリーノに対して1年契約を提示したとされていますが、今回イニゴ・ペレスには、マルセリーノが望んでいたとされる3年契約を提示した形となりました。(via AS) (via ElDesmarque)
グイド・ロドリゲス獲得に向けた動き
バレンシアCFに所属するアルゼンチン人MFグイド・ロドリゲスの獲得に向けて、ビジャレアルCFが入札に動いており、オファーを提示しています。グイド・ロドリゲスは冬の移籍市場でバレンシアに加入しましたが、メスタージャでの来季の去就は不透明となっており、ビジャレアルからのオファーに対して彼がどのような返答をするか待っている状態です。(via SPORT)
ダニ・レケナのレンタル復帰とトップチーム合流
コルドバCFへレンタル移籍していたMFダニ・レケナが、ビジャレアルCFに復帰することが決定しました。今季のコルドバでは36試合に出場し(うち32試合先発)、2ゴールを記録するなど、中盤の重要な選手として長期間にわたり活躍しました。
U-21スペイン代表にも到達したこのグラナダ出身の有望株に対し、ビジャレアルは来季の1部リーグでのプロジェクトを彼に託す予定です。
退団にあたり、レケナはSNSでコルドバのファンに向けて『コルドバのファンのみなさん、すべてに感謝します。私を成長させてくれ、支えてくれ、愛情を注いでくれ、このユニフォームを着る機会を与えてくれてありがとうございます。(中略)すべてに感謝しています。近いうちにお会いしましょう』と感謝のメッセージを残しています。(via AS) (via SPORT)
W杯2026にクラブ史上最多となる8選手を輩出
アメリカ・カナダ・メキシコで共同開催される2026年ワールドカップにおいて、ビジャレアルCFからは以下の8選手が各国の代表メンバーに選出されました。
・タジョン・ブキャナン(カナダ代表)
・タニ・オルワセイ(カナダ代表)
・アレックス・フリーマン(アメリカ代表)
・ニコラ・ペペ(コートジボワール代表)
・ローガン・コスタ(カーボベルデ代表)
・パプ・ゲイェ(セネガル代表)
・レナト・ヴェイガ(ポルトガル代表)
・トーマス・パーティ(ガーナ代表)
1大会で8選手の輩出はクラブ史上最多となります。これまでは、2006年、2010年、2018年、2022年の各大会で記録した5人が1大会における最大輩出人数でした。
FIFAのクラブベネフィットプログラムの規定により、ワールドカップ期間中は選手1人につき1日あたり9321ユーロがクラブに支払われます。そのため、これら8選手が代表チームで長く勝ち進めば進むほど、ビジャレアルにも大きな経済的恩恵がもたらされます。(via Estadio Deportivo)
ビジャレアル所属選手のワールドカップの歴史
今回の8選手の選出により、ビジャレアルCFの選手としてワールドカップに出場した選手の累計は30人に達します。これまでの大会におけるクラブの歴史は以下の通りです。
・W杯優勝を経験した選手
クラブの歴史上、ワールドカップで優勝を果たした所属選手は3名です。
2010年南アフリカ大会のジョアン・カプデビラ(スペイン代表)は、クラブ初のW杯優勝者であり、現在でも唯一のスペイン人優勝者です。彼は歴史的な大会で全試合に出場しました。
その後、2022年カタール大会でフアン・フォイスとヘロニモ・ルジ(ともにアルゼンチン代表)が優勝を経験しています。フォイスは準決勝のクロアチア戦で4分間プレーし、ルジは出場機会がありませんでした。
・W杯でのゴール記録
ビジャレアルの選手としてワールドカップで初めてゴールを決めたのは、2014年ブラジル大会のジオバニ・ドス・サントス(メキシコ代表)です。ラウンド16のオランダ戦でゴールを記録しました。
また、クラブ内でのW杯最多得点記録はデニス・チェリシェフ(ロシア代表)が保持しています。2018年の自国開催のロシア大会において、サウジアラビア戦での2ゴール、エジプト戦での1ゴール、そして準々決勝のクロアチア戦での1ゴールと、合計4得点を挙げる大活躍を見せました。
・代表選出の傾向
これまでクラブから最も多くの代表選手をワールドカップに送り出している国は、アルゼンチン、スペイン、メキシコです。2006年ドイツ大会でのマルコス・セナやフアン・ロマン・リケルメらに始まり、年々クラブのグローバル化が進んでいることがうかがえます。(via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
イニゴ・ペレス新監督の就任という新たなスタートを切るビジャレアル。ダニ・レケナの復帰やグイド・ロドリゲス獲得の動きなど、来季に向けたチーム作りが着々と進行しています。また、クラブ史上最多となる8選手のW杯出場は、チームの国際的な存在感の高まりを証明する嬉しいニュースとなりました。