デポルティーボ・ラ・コルーニャ戦 15ヶ月ぶりの再会と1部昇格を決めたリアソールでの激突

⚽️ 15ヶ月前、デポルティーボとエルチェが最後に対戦した際、エルチェは敵地リアソールでほとんど抵抗を受けることなく勝利を収め、1部リーグへの昇格を決定づけました。当時ベンチで指揮を執っていたエデル・サラビア監督は、ア・コルーニャのスタジアムの記者会見場で偉大な偉業を達成したことに深く感動し、涙を浮かべていました。そこからチームにとって苦しい1部での挑戦が始まり、シーズン前半戦こそサプライズチームとして注目を浴びたものの、最終的には厳しい残留争いを経て僅差でリーグに生き残る結果となりました。一方、その当時のデポルティーボのプロジェクトはまだ形を整え始めている段階であり、現在はチームを率いるアントニオ・イダルゴ監督もまだベンチにはいませんでした。実はイダルゴ監督は、かつてビルバオ出身の指揮官が2シーズンにわたり座っていたベンチの有力な後任候補リストにも名を連ねていました。この月曜日、両チームは完全に再構築された状態のリアソールで再び相まみえることになります。現在のチームには、かつて昇格の立役者となったエデル・サラビア監督も、アルバロ・ロドリゲスも、アレイシ・フェバスも存在せず、全く新しいチームとしてこの戦いに挑みます。(via SPORT)

マルティン・アンセルミ新監督 実績十分な41歳指揮官の就任とピッチに持ち込む革新的戦術

🧠 エデル・サラビア前監督の退任に伴い、エルチェは1部リーグでの永続的な安定とエリート層への定着を目指し、マルティン・アンセルミ新監督を迎え入れました。スペインのフットボール界においてはまだ実績のない若手指揮官ですが、これまでにポルトやボタフォゴといった世界的なビッグクラブでコーチや監督を歴任した輝かしいキャリアを持っています。彼のトロフィールームには、エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェで最初にアシスタントとして、その後に第一監督として獲得した2つのコパ・スダメリカーナのタイトルが美しく輝いています。さらに、レコパ、コパ・エクアドル、スーパーコパ・エクアドルを制覇し、ブラジルのボタフォゴではタッサ・リオを勝ち取るなど、南米の舞台で素晴らしい実績を積み重ねてきました。現在41歳の青年監督にとって、今回のエルチェでの挑戦はこれまでのタイトルを争う環境とは大きく異なり、夏の移籍市場の期限が迫るなかで、限られた戦力をやりくりしてチームを1部に残留させるという非常に過酷でタフなミッションとなります。彼の戦術思想は、ピッチ全体での高い位置からのインテンシティ溢れるプレス、フリック監督やホセ・アルベルト監督を彷彿とさせる高いディフェンスラインの設定、リベロを用いた3バックシステムの導入、そして試合の主導権を握るための非常にスピーディーで垂直的なリズムの構築を特徴としています。アンセルミ監督が好むチーム作りの合言葉は、喜びと強いパーソナリティです。(via SPORT)

夏の移籍市場での大きな動き 主力の大量流出とアッフェングルーバーの残留合意

💸 今夏のエルチェは、前監督の退任のみならず、チームを支えていた絶対的な主力選手たちを大量に失うという非常に大きな痛みを伴う市場を過ごしています。プロジェクトの魂であったサラビア監督が去った後、右サイドバックの絶対的レギュラーであったアルバロ・ロドリゲスを、2500万ユーロという巨額の移籍金でイングランドのボーンマスへと売却しました。なお、この移籍金の半分にあたる1250万ユーロは、共同保有権を持っていたレアル・マドリードへと支払われる仕組みとなっています。さらに、中盤の要であったアレイシ・フェバスがセルタへ移籍し、アンドレ・ダ・シルバがポルトへ、そしてそのポルトガル人アタッカーに次ぐチーム第2位の得点源であったラファ・ミルもチームを去りました。こうした深刻な流出が続くなかで、クラブが成し遂げた最大の収穫が、オーストリア人ディフェンダーのダヴィド・アッフェングルーバーの引き留めです。欧州の非常に多くのクラブから具体的な関心や獲得打診が寄せられていた彼をチームに残留させることに成功したことは、アンセルミ監督の守備構築において最大のポジティブな要素となっています。(via SPORT)

中盤の継続メンバーと新体制 復帰したゴンサロ・ビジャールが担う新たな司令塔の役割

🛡 主力の大量流出が目立つ一方で、チームには昨シーズンから引き続き在籍し、さらなる飛躍を目指すメンバーも揃っています。ディフェンスラインでは、昨シーズンにレンタル移籍で加入して存在感を示し、今季も残留して守備を支えることになった右サイドバックのブバ・サンガレ、そしてセンターバックのビクトル・チュストがチームの継続性を担保しています。また、デポルティーボ・ラ・コルーニャの補強候補としても熱心に噂されていたミッドフィルダーのゴンサロ・ビジャールもチームに留まります。エルチェの下部組織で育ったビジャールは、今年1月にクロアチアのディナモ・ザグレブから念願の古巣復帰を果たしました。かつて中盤を仕切っていたアレイシ・フェバスが去った今、この生え抜きの実力派ハーフには、アンセルミ体制の中盤の絶対的な舵取り役として、チームを牽引するステップアップの役割が強く求められています。(via SPORT)

補強の目玉ファクンド・ブオナノッテ ブライトンから加入した若き天才メディアプンタの期待

🌟 今夏の移籍市場において、ヘルマン・バレーラと並ぶ、あるいはそれ以上の最大のセンセーションとしてエルチェに加わったのが、アルゼンチン出身の若き天才メディアプンタ、ファクンド・ブオナノッテです。プレミアリーグのブライトンから期限付き移籍で加入した彼は、これまでにレスター、チェルシー、リーズといった数々の名門クラブでプレーしてきた極めて豊かな経験と若さに似合わぬ確かな実績を誇っています。月曜日のデポルティーボ戦では、新生エルチェの象徴となる背番号10を着用してピッチに立つ予定であり、彼の持つ圧倒的な創造性とチャンスメイク能力は、アンセルミ監督の垂直的なフットボールに爆発的な攻撃力をもたらす最大のキーパーツとして位置づけされています。(via SPORT)

フォワード陣の最新勢力図 ポンセやフェル・ニーニョの加入とスタメンを争うライバルたち

🔥 アンセルミ監督が目指す1部残留に向け、最も重要な課題である得点力不足を解消するために、フロントは前線の大幅な入れ替えを断行しました。まず、昨シーズンにブルゴスで素晴らしい活躍を見せたフェル・ニーニョを獲得。さらに、かつてエルチェのユニフォームを着用してサポーターからも深く愛されていた経験豊富なストライカー、エセキエル・ポンセの電撃的な復帰を発表しました。ポンセの獲得は金曜日に正式にアナウンスされたばかりであり、月曜日のア・コルーニャへの遠征メンバーに滑り込みで帯同する可能性が十分にあります。これら実力のある新戦力に加え、ディフェンサ・イ・フスティシアへの期限付き移籍から復帰して高いモチベーションを保っているアビエル・オソリオの3名が、新シーズンのファーストフォワードの座を巡って極めて激しいポジション争いを展開します。彼らがどれだけ多くのゴールを記録できるかが、エルチェの残留への命運を直接左右することになります。(via SPORT)

期待の若手カンテラーノの台台 伝説の名手の血を引くレドンドらのプレシーズンでの大活躍

💎 アンセルミ新監督が率いるプレシーズンにおいて、ファーストチームへの昇格を狙う有望な若きタレントたちが大きな注目を集めました。中盤の「6番」のポジションを担うためにアトレティコ・マドリードから加入した20歳のハビ・モルシロは、鋭い戦術眼で頭角を現しています。さらに、プレシーズンで圧倒的な輝きを放った20歳のアダム・ボアヤル、そして昨シーズンはセグンダのミランデスへの武者修行を経て大きく成長し、逞しくなって戻ってきた21歳のアリ・ウアリーの2名が攻撃にダイナミズムを与えています。そして何より注目を浴びているのが、守備的ミッドフィルダーでありながら、今夏のテストマッチではセンターバックとして起用されて素晴らしい適応力と高いパフォーマンスを維持しているフェデリコ・レドンドです。かつてアルヘンティノス・ジュニアーズやMLSのインテル・マイアミで活躍し、昨夏に215万ユーロという移籍金でエルチェに加わった彼は、レアル・マドリードやミラン、テネリフェなどで一世を風靡した伝説的な名ボランチ、フェルナンド・レドンドの実の息子です。偉大な父親譲りの豊かなフットボールセンスとエレガントな立ち振る舞いを見せる彼が、新シーズンにアンセルミ監督の守備陣に安定感をもたらすことが強く期待されています。(via SPORT)

【本日の総括】

エルチェは主力の流出が相次ぐ困難な夏を過ごしていますが、マルティン・アンセルミ新監督のもとでファクンド・ブオナノッテやレドンドら魅力的な新戦力を加え、全く新しい顔ぶれで再建を進めています。15ヶ月前に昇格を祝った思い出の地リアソールにて月曜日にデポルティーボとの対戦を迎えますが、高いインテンシティを誇る新システムが機能するかどうかに大きな注目が集まります。