アゲルド移籍破談の全真相と本人によるマタラッツォ監督への異議申し立て

🇲🇦 オリンピック・マルセイユに所属するモロッコ代表ディフェンダー、ナイフ・アゲルドのレアル・ソシエダへの期限付き移籍が、合意間近と見られていた土壇場で突如として破談に終わりました。当初はスペイン国内でメディカルチェックの不合格などが囁かれていましたが、アゲルド本人が自身のSNS上で声明を発表し、その真相とマタラッツォ監督との間で生じた方針の不一致を赤裸々に明かしました。

アゲルドは公式声明で次のように語っています。

『ここ数日間の出来事について、いくつか正確に説明しておきたい。私を非常に尊重してくれ、私も大好きなクラブであるレアル・ソシエダへの復帰の機会について考えていた。監督との話し合いの後、再合流のプロトコル(調整計画)について彼と直接話す機会があった。この問題は、クラブ間での交渉が行われている間、一時保留となっていた。メディカルチェックは完璧に進み、両クラブによって承認された。したがって、医学的な問題は一切なかった。唯一の問題は、私が最高の状態で能力を完全に取り戻すために必要な、この段階的な復帰プロトコルに関するものだった。一方で、監督は私を即座に起用したいと考えていた。私は彼の立場を完全に尊重する。したがって、今回のことは単なるわがままや、レアル・ソシエダ、あるいは他の誰かに対する敬意の欠如などではない。体への負担を考慮し、誰もが望むようにシーズンを戦い抜くための責任ある決断なのだ。オリンピック・マルセイユの財政状況を理解しているし、フットボールでは市場が閉まるまでにまだ多くのことが起こり得る。しかし、このユニフォームを着ている間は、クラブ、チームメイト、そしてファンのために全力を尽くして戦う』

アゲルドは今年3月に恥骨結合炎(pubalgia)の手術を受けて実戦から遠ざかっており、新シーズンを完璧に戦い抜くために段階的な復帰プロセスを必要としていました。しかし、すぐに彼をピッチへ送り込みたいマタラッツォ監督の意向と一致せず、自らの体を保護するために責任ある辞退という決断を下しました。メディカル上の問題ではなく、戦術的・コンディション調整における指揮官との対話が移籍を阻む決定打となりました。(via Estadio Deportivo)