フリック・バルサを支える新生「4本の柱(背骨)」の構造
ハンジ・フリック監督とデコSDのもとで、今季のバルセロナにはチームの構造を安定させる新たな「4本の柱(背骨:columna vertebral)」がしっかりと形成されています。
ゴールマウスを守るジョアン・ガルシアは、ハイラインの背後をカバーする広い守備範囲と圧倒的な1対1の強さで最後線を死守。センターバックのパウ・クバルシは、W杯での経験を経て守備の統率力とフィジカル的強靭さを大幅に向上させ、ディフェンスリーダーとしての風格を漂わせています。
中盤の底に君臨するロドリは、抜群の危機管理能力とハイプレス時のポジショニングでチームのバランスを完璧に保ち、短く正確なパス回しでリスクを冒さずにゲームをコントロール。そして前線では、最前線からのプレスと絶え間ない裏への抜け出しを見せる「9番」ラフィーニャが圧倒的な決定力で得点を量産しています。
この強固な中央軸(背骨)が確立されたことで、フェルミン・ロペスの縦への推進力、ラミン・ヤマルの右サイドからの打開力、そしてペドリの緻密なゲームメイクが最大限に活かされる構造が完成しています。(via Mundo デポルティーボ・ラ・コルーニャ)
モソス新長官フェラン・ローペスが語るバルサセキュリティ責任者辞任の真実
カタルーニャ州警察(モソス・ド・エスクアドラ)の新長官に就任したフェラン・ローペス警視正を巡り、過去のバルセロナでの職務についての真実が明らかになりました。一部メディアで「ロナルド・クーマン元監督の車がサポーターに囲まれて襲撃された事件の責任を問われて解任された」と報じられていましたが、実際は解任ではなく自ら職を辞していたことが判明しました。
ローペス警視正はかつて「バルサゲート」事件でジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長の逮捕を指揮した経歴を持ち、その後ビクトル・フォントの会長選陣営に参加。ラポルタ会長の当選後にクラブの安全管理責任者として招聘されました。
しかし実際に着任すると、ラポルタ会長の義弟であるアレハンドロ・エチェバリアの個人事務所で重要な会議が行われたり、民間警備会社の選定権限が自身に与えられないなど、不透明かつ非プロフェッショナルな組織体制に直面しました。
自身の専門的基準に基づいてセキュリティ業務を遂行することが不可能だと判断したローペス警視正は、半年の引き継ぎ期間を経て自ら辞表を提出して去っていたことが明かされました。フェラン・レベルテール元CEOと同様に、クラブ内部の歪みを目撃して無言のまま退職を選んでいたのが真実でした。(via Mundo デポルティーボ・ラ・コルーニャ)
【本日の総括】
今季のバルセロナは、ラミン・ヤマルの歴史的な活躍やラフィーニャの驚異的なゴールペース、そしてロドリやパウ・クバルシらによる強固な中央軸の確立により、セスク監督も恐怖を覚えるほどの圧巻の強さを誇っています。ラポルタ会長がDiadaで宣言した「今季4冠獲得」という雄大な野望に向けて、チームは隙のない進化を続けています。