アビエル・オソリオの現状
🏥 期待の新戦力に立ち込める暗雲
今年1月11日、エルチェは冬の移籍市場の最中にアビエル・オソリオの獲得を発表した。ただし、即時加入ではなく2026-2027シーズンの最初の補強としての契約であり、2029年までの長期契約を結んだ。アルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアに半年間残留し、試合経験とゴールを積み重ねてからチームに合流する計画だった。しかし、その思惑通りには進んでいない。
獲得発表後、デフェンサ・イ・フスティシアでの出場はわずか4試合、合計186分にとどまり、ノーゴールとなっている。2月上旬のエストゥディアンテス戦でハムストリングの筋断裂を負い、2〜3週間の離脱と診断された。その後、3月12日のセントラル・コルドバ戦でスタメン復帰を果たしたものの、わずか30分で再び負傷退場。この試合が彼にとって現状最後の出場となっている。再負傷の診断は大腿二頭筋のグレード3の筋断裂で、1ヶ月から1ヶ月半の離脱が見込まれていたが、およそ3ヶ月が経過した現在も実戦復帰できていない。
さらに、ピッチ外の問題も抱えている。2024年にベレス・サルスフィエルドを退団するきっかけとなった性的暴行の告発について、昨年12月に一度は無罪判決が出たものの、5月に彼と他の元チームメイト3人に対する裁判が再開された。
プレシーズンからトップチームでポジションを争う必要がある中、長期間の実戦離脱とピッチ外の不安要素が重なり、新天地でのスタートに大きな疑問符がついている。(via SPORT)
ブバ・サンガレの代表選出
🇪🇸 若き才能の飛躍と完全移籍
スペインサッカー連盟が発表したU-19欧州選手権のプレリスト26名に、エルチェのブバ・サンガレが選出された。同大会は6月28日から7月11日までウェールズで開催され、今週木曜からラス・ロサスで準備合宿がスタートする。
冬の移籍市場でレンタル加入していたサンガレは、数日前に完全移籍での獲得が決定したばかり。地元クラブのトップチームに到達して以来、飛躍的な成長を遂げており、U-19代表としてもすでに6試合に出場している実績を持つ。
最終登録メンバーの21人に残り、大会を最後まで戦い抜いた場合、エルチェのプレシーズン序盤を欠席することになる。(via SPORT)
アレビンAが歴史的快挙
🏆 下部組織が全国大会で初優勝
エルチェのアレビンA(U-12)がLaLiga FC FUTURESでクラブ史上初となる優勝を果たした。グループステージを土壇場で突破し、バルセロナや決勝でレアル・マドリードを破ってのタイトル獲得は、エルチェの育成部門を全国レベルに押し上げる歴史的な出来事となった。
チームを率いるオスカル・モラレス監督は、この偉業について次のように語っている。
『金曜日の時点でエルチェがチャンピオンになると言われたら、頭がおかしいと答えていたでしょう。私たちの目標は大会の歴史に名を刻むためにどこかのラウンドを突破することくらいでした。しかし、子どもたち自身が優勝について話していたんです。その夢が現実になりました』
『この優勝は2016年にプレミアリーグを制したレスターに例えられていますが、誰も私たちを本命視していませんでしたから、まさにその通りだと思います。鍵となったのはこのチームの回復力です。PK戦、土壇場のゴール、レアル・マドリードやバルサに勝つこと… 誰からも何もプレゼントされず、サッカーと努力で手にしたタイトルです。エゴが全くないチームであることが、勤勉で謙虚でいる助けになりました』
また、大会で活躍した選手たちの流出懸念については、クラブが事前に対策を講じていたことを明かした。
『この大会に出場するためにはエルチェとの契約を更新する必要があったため、出場した選手全員が今後数シーズンの契約を結んでいます。もし移籍したいなら、クラブと合意する必要があります』
さらに、選手たちが試合前にクラブのアンセムを歌っていた微笑ましいエピソードも披露した。
『カンタブリアへの遠征の時、アリカンテやムルシア出身で歌詞を知らない選手のために歌詞を印刷して配りました。スマホ禁止なので、機内でみんなが一生懸命覚えていたんです。そのおかげで立派なアイデンティティを伝えることができましたし、本拠地のマルティネス・バレロに来た時も歌えるようになります。サッカーは不条理な時期もあり大きな喜びを得られないこともありましたが、最後にとてつもなく大きな喜びが待っていました』(via SPORT)
【本日の総括】
来季の新戦力アビエル・オソリオの負傷離脱やブバ・サンガレの完全移籍と代表選出など、トップチームの編成に影響を与えるニュースが続く中、下部組織のアレビンAが全国大会で強豪を次々と撃破し、クラブに歴史的なタイトルをもたらしました。