ベティス戦との比較でモウリーニョが持論を展開&交代遅延の『10秒ルール』とオリヴァー主審のペナルティ解説
サンティアゴ・ベルナベウを包むブーイングについて記者会見で問われたモウリーニョ監督は、数日前に敗れたベティス戦を引き合いに出して独自の美学を語った。『数日前にセビージャでベティスと戦った際、我々は10人で10回もの決定機を作り試合を圧倒した。ベティスは苦しんだが、7万人のファンが11人の選手と共に一丸となって耐え抜いた。ベティスも素晴らしいクラブだが、レアル・マドリードには全く異なるレベルの高い要求が存在する。メディアが私を煽ってファンへの怒りを引き出そうとしても無駄だ。私は誰にも怒っていない。勝ち点3と選手たちの戦いぶりに満足している』と断定的な口調で語った。
一方で、試合終盤に発生した異例の事態についても詳細が判明した。87分にヴィニシウスが交代を指示された際、新ルールの「10秒ルール(交代掲示から10秒以内にピッチを出なければならない)」を超過したため、代わって入るアルバロ・カレラスがペナルティとして1分間ベンチ脇で待機させられた。さらに次のプレー中断まで入場が許可されなかったため、結果としてレアル・マドリードは実質2分以上も10人での戦いを強いられるハメになった。この遅延劇に苛立ったベルナベウのスタンドからはマイケル・オリヴァー主審に対して激しい口笛が吹き荒れた。なお、モウリーニョはUEFAが試合のMVPにフェデ・バルベルデを選出したことに対し『今日のMVPを決めた担当者は居眠りでもしていたのだろう。今日クルトゥワにMVPを与えないなら、彼らは永遠にクルトゥワに賞を与えないつもりだ』と冗談めかして皮肉を飛ばしている。(via ElDesmarque, Mundo Deportivo, Esport3)
【本日の総括】
インテルとの欧州CL開幕戦を2-1で制したものの、試合内容の不安定さやスター選手の共存問題、そしてベルナベウの観客が見せた厳しい反応を巡り、現地メディアや有識者による激しい討論が巻き起こっています。クルトゥワの代表辞退発表や新ルールの罠、モウリーニョ監督のメディアコントロールなど、ピッチ内外で極めて密度の高いニュースが相次ぐ一日となりました。