LaLigaが観客の暴言を大量告発 第3・4節の14試合で発生した不適切チャントを反暴力委員会へ提出

LALIGAは今週、1部および2部の第3節・第4節に行われた合計14試合において、スタジアム内で観客から浴びせられた暴力行為の扇動や侮辱的なチャントに関し、スペインサッカー連盟(RFEF)および反暴力委員会へ正式に告発状を提出しました。

主な告発対象となったチャントの内容は以下の通りです。

レアル・ソシエダ対エスパニョール、アスレティック・ビルバオ対アトレティコ・マドリード、アラベス対オサスナの3試合において、一部の応援グループから国家や代表チームを貶める『Puta España, puta Selección(くたばれスペイン、くたばれ代表)』というチャントが組織的に合唱されました。

バレンシア対FCバルセロナ戦では、バレンシアの応援席から『Puta Barça, puta Catalunya(くたばれバルサ、くたばれカタルーニャ)』や『Ser del Barça es ser un subnormal(バルサファンになる奴は異常者だ)』というヘイトスピーチに加え、バルサのフェラン・トーレスに対する暴言が浴びせられました。

エスパニョール対セビージャ戦では、エスパニョールサポーターから、宿敵バルセロナの守護神ジョアン・ガルシアを標的にした『Queremos la cabeza de Joan(ジョアンの首を差し出せ)』という物騒なチャントが叫ばれました。

ベティス対レアル・マドリード戦やセビージャ対アトレティコ戦では、相手クラブや首都マドリードに対する暴言チャント(『Puta Real Madrid』『Puta Madrid, puta capital』など)や、ライバルであるセビージャファンを侮辱する歌が合唱されました。

ヘタフェ対セルタ戦やカディス対バリャドリード戦では、審判に対する『Árbitro valiente, valiente hijo de puta(勇敢な審判様、大したバカ野郎だ)』や、相手選手(カディス戦のイバン・アレホなど)に対する個人的な暴言、相手の負傷者に対する『Písalo(踏みつけろ)』といったチャントが記録されました。

また、アンドラ対エイバル、マラガ対レバンテ、エルチェ対レアル・ソシエダの3試合では、政治的背景からスペインのペドロ・サンチェス首相に対する侮辱チャントが観客席から響き渡り、これらすべてが調査対象として報告されました。(via MARCA)

【本日の総括】

ピッチ上の激闘の裏で、今節もスペインサッカー界では多彩なオフフィールドの話題が百花繚乱の盛り上がりを見せています。レアル・マドリードのバルベルデに見られた心温まるファミリーエピソードやカシージャスの粋なユーモア、ベティス新戦力ベルナルのシンデレラストーリーやベジェリンのノスタルジックな原点回帰といった人間味あふれる話題がある一方、移籍市場直前の非情な通告劇やスタジアムにおける暴言チャントの監視強化など、フットボール界が抱えるリアルな光と影が如実に表れた一日となりました。