イケル・ルケがラシンへ完全移籍!有望DFサリナスの獲得交渉も同時進行中
アトレティコの下部組織から、また一人若き才能が旅立つことになりました。アトレティコ・マドリードは、12年間を過ごした生え抜きの若手フォワード、イケル・ルケをラシン・サンタンデールに完全移籍させることで合意しました。2005年マドリード生まれのルケは、ラヨ・バジェカーノなどの下部組織を経てアトレティコに入団し、主に右ウイングとして成長。昨シーズンにはトップチームデビューを果たし、メスタージャでのバレンシア戦で初ゴールを挙げるなど、フェルナンド・トーレス率いるBチームやユースリーグでも卓越した存在感を発揮していました。今回の契約は2030年6月末までとなります。ルケ自身、地元であるラヨ・バジェカーノへの移籍に特別な想いを抱いていましたが、ラヨが具体的な一歩を踏み出さなかった一方で、ラシンが迅速に行動を起こしたため、この移籍が実現しました。なお、アトレティコは将来の成長を見据え、ルケの保有権の50%を維持する形で移籍をまとめています。また、この取引に並行して、アトレティコはラシンの期待の若手ディフェンダー、ホルヘ・サリナスの獲得交渉を進めており、両クラブ間ではすでに合意に達していると現地で報じられています。移籍期限までにさらなる放出があれば、サリナスの獲得が正式に動き出す見込みです。(via Mundo Deportivo)
ジョナサン・デイヴィッド獲得で合意完了!実質負担ゼロの超・破格レンタル
アトレティコは、ユベントスから26歳のカナダ代表フォワード、ジョナサン・デイヴィッドを買い取りオプション付きのレンタルで獲得することで合意に達しました。この補強はフリアン・アルバレスの去就とは無関係の純粋な攻撃力強化が目的です。アトレティコは今回の獲得に際して移籍金などの費用を支払う必要がなく、さらにユベントス側が彼の高額な年俸(約1100万ユーロ超)の半分を負担することになります。アトレティコが来年夏に任意で行使できる買い取りオプションの額は2500万ユーロに設定されています。デイヴィッドは昨季ユベントスで46試合に出場して8ゴール5アシストと期待を下回る成績でしたが、それ以前に所属していたリールでの実績は圧倒的です。リールでは通算232試合で109ゴール31アシストを叩き出し、直近3シーズンのフランスリーグではそれぞれ26ゴール、26ゴール、25ゴールを記録。大舞台での勝負強さも折り紙付きで、かつてレアル・マドリードから決勝点を奪い、メトロポリターノでのアトレティコ戦ではダブルを達成したこともあります。シメオネ監督は彼を完全復活させる自信を見せており、当初リストにあったニコ・ジャクソンを上回る最優先オプションとしてこの交渉をまとめ上げました。(via MARCA)
フリアン・アルバレスにバルサから「来年の約束」!去就を巡る現地メディアの暴露
今夏の移籍市場で最大の話題を提供し続けているフリアン・アルバレスですが、今夏のバルセロナへの移籍は完全に閉ざされました。バルサがガブリエウ・ジェズスを獲得したことが決定打となっています。しかし、アルゼンチンメディアの報道によると、バルセロナの幹部はフリアンに対し、来年(2027年)の夏に再び獲得に動くという意向をすでに伝えているとのことです。これは、フリアンが今夏カンプ・ノウでのプレーを夢見て、アトレティコに対して粘り強く移籍を直訴し続けてくれた姿勢に対する、バルサ側からの「感謝のジェスチャー」としての意味合いが強いとされています。フリアンは2030年までの契約を結んでおり、5億ユーロの契約解除金が設定されています。アトレティコはこれまで、バルサからの1億ユーロの打診や、レアル・マドリードからの1億5000万ユーロのオファーを完全に拒否してきました。アトレティコの最高経営責任者であるミゲル・アンヘル・ヒル・マリンは、以前『我々はバルサからの1億ユーロのオファーも受け入れなかったし、1億5000万、あるいは2億ユーロであっても売るつもりはない』と強硬な姿勢を示していました。また、以前にも『我々の意図であり、私個人の夢は、彼が今後もアトレティコ・マドリードでプレーし続け、貢献してくれることだ。偉大なクラブと競い合うためには、偉大な選手が必要不可欠だ。もちろん、彼がマドリードやアトレティコでプレーし続けることが不可能だという結論に達した場合は代替案を探すが、それがバルセロナになることは絶対にない』と語っており、同国ライバルへの売却は完全に否定しています。
一方で、移籍市場終盤にアーセナル(チェルシーも動向を注視)が獲得を諦めず攻勢を強めているとの報道もありますが、本人がバルサ以外の移籍を望まない限り動くことはないため、残留が確実視されています。今もピッチ外での緊張は残りますが、火曜日の午前10時からの全体練習に参加し、土曜日のアスレティック・ビルバオ戦に向けた調整に入る予定です。
現地メディアでは、テレビ番組のコメンテーターであるホタ・ジョルディ氏が『私の情報によると、アトレティコがフリアンを売却するという夢を叶えるために残された時間はあと45時間だ。表向きはマテウ・アレマニー氏やシメオネ監督が、フリアンが残留することを喜んでおり、彼を助けると言っているが、裏では全く異なる。アトレティコはフリアンを売却するために何日も、何週間も、何ヶ月も交渉を続けており、残された時間は45時間しかない。これがクラブの本音であり、フリアンやその周囲に対しても移籍、特にアーセナルへの移籍を促している。アポロ社がもたらすはずだった巨額の資金はどこに消えたのか。シメオネ監督やマテウ氏が求めたフォワードは獲得できたのか。ユベントスからフォワードをレンタルで獲得する寸前だというが、フリアンかセルロートを売却しなければ、その年俸すら支払えない状態ではないか』と生々しい暴露を行い、財政難から売り急いでいると主張していますが、クラブやチームメイトは表向きは彼を温かくサポートし続ける姿勢を崩していません。(via ElDesmarque)
アルゼンチン代表心理学者がフリアンを擁護「移籍願望は決して気まぐれではない」
フリアン・アルバレスが置かれている極限の精神的プレッシャーについて、アルゼンチン代表の心理学者であるフアン・マヌエル・ブリンディシ氏が非常に興味深い分析と苦言を呈しています。ブリンディシ氏は、移籍市場の最終盤がプロ選手にとって最もストレスを感じ、精神的に脆弱になる時期であると指摘しています。ブリンディシ氏は『選手にとって負傷した瞬間と、移籍市場の最終盤の2つが最もストレスが高まる瞬間だ。そこには単なる取引だけでなく、自分自身の人生設計や将来への強い不安が直結しているからだ。現在、フリアンがメンタルヘルスの理由で一時的にグループ練習から離れるなどした状況は決して単なる我が儘や気まぐれではない。彼が子供の頃から心から描き続けてきた本物の夢があるからこその苦悩なのだ。プロとしての希望や移籍の願望を口にしただけで、クラブ側が選手を指弾し、あるいはファンが敵視して懲罰的な扱いをするべきではない。アトレティコは選手に対する姿勢やサポート体制を根本的に再考する必要がある』と厳しく警告しています。(via Estadio Deportivo)
カルロス・マルティンのセビージャレンタル移籍が確実!指揮官はオルティスを選択
アトレティコの下部組織が誇るもう一人の俊英、24歳のフォワードであるカルロス・マルティンは、移籍期限を前に再びレンタル移籍することが濃厚となりました。現在、攻撃陣の補強を熱望しているセビージャFCが彼の獲得に本格的に乗り出しており、交渉が進められています。マルティンはこれまでミランデスで15ゴールを挙げ、アラベスではルイス・ガルシア・プラザ監督の指導下で27試合に出場。昨季はラヨ・バジェカーノで経験を積みました。今シーズンのラ・リーガ開幕戦ではスタメンとして起用(57分出場)されたため、トップチームに残る可能性も期待されましたが、ディエゴ・シメオネ監督は最終的にアルナウ・オルティスの残留を優先。これを受けてマルティンの放出が確実視されています。セビージャ側は彼のマルチな攻撃性能(センターフォワード、両ウイングに対応可能)を高く評価しており、代理人を務める元アトレティコのアントニオ・ロペス氏を通じて獲得へのアプローチを強化しています。(via Estadio Deportivo)
オーベッド・バルガスはヘタフェ移籍へ!レマルとヒメネスの放出交渉は難航
アトレティコの選手管理責任者であるマテウ・アレマニー氏にとって、移籍期限までの数時間は慌ただしい作業の連続となっています。中でも優先課題である余剰人員の整理では、明暗が分かれています。メキシコ出身のミッドフィールダー、オーベッド・バルガスに関しては、セビージャも興味を示していたものの、ヘタフェへのレンタル移籍が目前に迫っています。ヘタフェのボルダラス監督は、中盤の要であるネマニャ・グデリの相棒候補としてバルガスを非常に望んでおり、今回のレンタルには買い取りオプションは含まれない見込みです。一方で、高給がネックとなっているトーマス・レマルにはトルコの複数クラブから関心が寄せられているものの、交渉は停滞しており、最終年となる契約をアトレティコで全うする可能性も出てきています。さらに、ディフェンダーのホセ・マリア・ヒメネスについても、クラブは売却を歓迎する方針ですが、2028年まで契約が残っていることや選手が納得するレベルのオファーが届いていないことから、今夏の放出は極めて困難な情勢です。(via ElDesmarque)
左サイドのグリマルドのバックアップ補重!サリナス獲得に1600万ユーロの壁
アトレティコは左サイドの選手層にも不安を抱えています。絶対的な主力であるアレハンドロ・グリマルドの代役、あるいは激しい競争相手となり得る実力者の確保を目指して動いています。最も獲得に近いとされていたのが、ラシン・サンタンデールの有望な若手ディフェンダー、ホルヘ・サリナスです。しかし、ラシン側はサリナスの契約解除条項である1600万ユーロの満額支払いを譲っておらず、アトレティコはこの額をそのまま支払うことには難色を示しています。市場閉幕の瞬間まで駆け引きは続きますが、交渉は現在も停滞したまま持ち越されています。(via ElDesmarque)
ニコ・ゴンサレスがSNSで怒りの大爆発!アトレティコ復帰の噂を完全否定
昨シーズンにアトレティコにレンタルで在籍し、今夏再びマドリードへ戻るのではないかと噂されていたアルゼンチン代表ニコ・ゴンサレスですが、今夏のアトレティコ復帰の可能性は完全に消滅しました。ユベントスに残留することが確定した彼は、自身のインスタグラムのアカウントを通じて怒りを露わにし、これまでのメディアによる移籍の噂を真っ向から否定しました。彼は『俺はもううんざりしている。自分が一体いつ出ていきたいなどと言ったのか。俺の口からそんな言葉が発せられたことがあるのか。もし俺のことが気に入らないなら、それはそっちの問題であって俺には関係ない。ただ俺がここにいるのを我慢するしかないな』と、怒りと皮肉を込めてファンやメディアに向けて発信。ユベントスの首脳陣や監督も彼の実力を認めて頼りにしていることもあり、本人は完全にイタリアでの挑戦に集中しています。(via ElDesmarque)
セルロートは完全非売品!ユベントスとのトレード交渉破談を経て残留決定
今夏の移籍市場の初期段階において、ユベントスへの移籍、あるいはジョナサン・デイヴィッドとのトレード要員としての可能性が噂されていたノルウェー代表ストライカー、アレクサンダー・セルロートですが、クラブは彼を完全なる非売品に指定しました。セルロート自身は、十分な出場時間が確保され、常にスタメンとしてピッチに立ちたいという強い希望を持っており、一部で控えに回る現状に不満を抱いていたことも事実です。しかし、プレシーズン中に負った怪我の治療と調整を優先する中で、フロントは彼の高い得点力を高く評価しており、いかなるオファーも受け入れない姿勢を明確にしました。デイヴィッドの加入に伴い、フォワードの陣容がさらに厚みを増す中、彼もまたアトレティコで重要な役割を果たすことになります。(via Estadio Deportivo)
ローマの至宝マティアス・スウレが逆売り込みも獲得の可能性は極薄
移籍期限ギリギリになって、思わぬビッグネームの売り込みがアトレティコに届けられました。ローマに所属するアルゼンチン人アタッカー、マティアス・スウレが代理人を通じてアトレティコに逆オファーされたとのことです。スウレは今年6月の段階でもアトレティコへの移籍が取り沙汰されていましたが、その後はローマでプレーを続けていました。しかし、現時点ではアトレティコ側が彼を獲得するために具体的なアクションを起こす気配はほとんどなく、現地の情報筋でも実現の可能性は極めて薄いと冷ややかに見守られています。現行の攻撃陣のバランスや資金力を考慮すると、この獲得が土壇場で成立することはまずないと予想されます。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
移籍市場閉幕まで24時間を切る中、アトレティコはデイヴィッドの超破格レンタル獲得に成功する一方で、フリアンの残留が極めて濃厚となっています。これからはルケの移籍を皮切りに、カルロス・マルティンやバルガスなどの余剰人員の整理と左サイドのバックアップ補強に全力を注ぐ段階に入ります。
