プレシーズン初戦エイバル戦の試合展開

⚽️ デポルティーボ・アラベスは、プレシーズン2026-2027の初戦としてエイバルと対戦し、第24回ビジャ・デ・ラグアルディア杯を争いました。試合はオスカル・デ・マルコス・スタジアムで開催され、500人の観客が見守る中で行われました。キケ・サンチェス・フローレス監督率いるアラベスは前半から試合を支配し、アブデの左サイドからの積極的な仕掛けなどで良い立ち上がりを見せました。トニ・マルティネスにはヘディングで絶好のチャンスが訪れましたが、惜しくもシュートは枠を外れ、ゴールを奪うには至りませんでした。

🥅 対するホキン・アランバリ監督率いるエイバルも徐々にペースを掴み、マンツーマンでのアグレッシブな前線からのプレスが機能し始めます。そして41分、ホン・バウティスタがペナルティエリア外からミドルシュートを放ちます。これが先発したアラベスのGKヘスス・オウォノの不手際も誘い、エイバルが先制に成功しました。前半はこのまま0-1で折り返します。

🔥 後半に入るとアラベスが終始相手を圧倒します。見事な連携プレーから、65分にマリアーノ・ディアスがクロスシュートを沈めて1-1の同点に追いつきました。終盤にはエイバルのルンブレラスが1対1の決定機を迎え、エイバルが勝利をさらう可能性もありましたが、後半から出場したGKアントニオ・シベラが相手の意図を完全に読み切ってこれを防ぎました。また、アブデのシュートをエイバル守備陣がゴールライン上でクリアする場面もありました。試合はそのまま90分で決着がつかず、PK戦へと突入します。

🧤 PK戦では、アントニオ・シベラがエイバルのペナルティキックを2本ストップするという大活躍を見せました。アラベス側は4本全てを成功させ、エイバルは4本中2本を失敗。最終的にPK戦スコア4-3でアラベスが見事に勝利を収め、今夏最初の喜びとなるタイトルを獲得しました。プレシーズンのこの時期において最も重要なことは、選手たちが試合のリズムを掴むことと、怪我などのアクシデントが起きないことですが、チームはそれを達成しています。

(via MARCA)

(via Estadio Deportivo)

エイバル戦の出場選手と監督の戦術

📋 キケ・サンチェス・フローレス監督は、今シーズンの基本フォーメーションを4-4-2にする構想を持っていますが、この日の試合では3バックのシステムを採用しました。ハーフタイムには両チームの監督がピッチに立つ11人を全員入れ替えるという、プレシーズンならではのテストを行っています。

前半に出場したメンバーは以下の通りです。

GKヘスス・オウォノ、ノボア、テナグリア、コスキ、シャネット、アブデ、ゲバラ、パブロ・イバニェス、イゼイ、マニャス、トニ・マルティネス。

後半から出場したメンバーは以下の通りです。

GKアントニオ・シベラ、アンヘル・ペレス、プロテソニ、ジョニー、ユシ、アントニオ・ブランコ、ディアロ、新加入のミケル・ロドリゲス、アレニャ、ルーカス・ボジェ、マリアーノ・ディアス。

(via MARCA)

(via Estadio Deportivo)

マリアーノ・ディアスの躍動と去就問題

🌟 エイバル戦で最もゴールに迫り、存在感を放ったのはマリアーノ・ディアスでした。同点ゴールを決めただけでなく、エイバルのGKホセバ・ベルメホを終始脅かし続けました。1対1の場面でポストを舐める惜しいシュートを放ち、試合終了間際にはヘディングシュートをクロスバーに直撃させるなど、あと2点取っていてもおかしくないほどのパフォーマンスを披露しました。

🤔 マリアーノはアラベスと2027年まで契約を結んでいますが、その去就については再び議論が巻き起こっています。というのも、彼は昨シーズン、エドゥアルド・コウデ前監督の下でも、キケ・サンチェス・フローレス現監督の下でも完全に構想外となっていました。彼が最後に公式戦のピッチに立ったのは3月8日のバレンシア戦で、チームが敗れた中でわずか7分間プレーしたのみです。それ以降、残りのシーズンで1分たりとも出番を与えられませんでした。

🗣 今回のプレシーズン初戦でのゴールは、来季に向けた彼なりの強烈な意思表示となる可能性がありますが、キケ・サンチェス・フローレス監督は就任当初から彼に対する決断を下していました。マリアーノの状況について問われた際、監督は『もう一度チャンスを与えるかということですか。マリアーノは現役の選手というより、すでに引退している状態に近いですよ』と、非常に厳しい見解を示しています。マリアーノには今後3つのプレシーズンマッチが残されており、そこでの活躍や出場機会の増減が、2026-2027シーズンの彼のアラベスでの未来を決定づけることになります。

(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

今後のプレシーズンマッチ予定

🗓 デポルティーボ・アラベスは、開幕に向けてさらに3つの親善試合を予定しています。次戦は7月25日土曜日に設定されており、ジローナと対戦します。

⚔️ その6日後の7月31日には、カステリョンとの試合が控えています。カステリョンは昨季、プリメーラ・ディビシオン昇格まであと一歩のところまで迫りながら、プレーオフ準決勝でアルメリアに敗れた強敵です。

🏁 そしてプレシーズン最後の締めくくりとして、ラ・リーガに復帰を果たしたラシン・サンタンデールと顔を合わせることになっています。

(via Estadio Deportivo)

移籍市場の動向

🤝 アラベスは移籍市場でも着実に動いています。クラブは中盤の補強として、ミケル・ロドリゲスの獲得を正式に発表しました。彼は2031年までの5年契約を結び、移籍金は200万ユーロ、レアル・ソシエダ側には400万ユーロの買い戻しオプションが設定されています。エイバル戦の後半にも出場して早速デビューを飾った彼は、友人や両親など10人ほどが同席した入団発表会見で感極まりながら、『アラベスはビッグクラブであり、プリメーラで、しかも家の近くでプレーするチャンスを与えてくれました』と語りました。

👀 一方で、チームの絶対的レギュラーであるアントニオ・ブランコには、スペイン国内の複数クラブから関心が寄せられています。彼はコウデ監督時代からキケ・サンチェス・フローレス監督体制の現在に至るまでキープレーヤーであり続けていますが、ラ・リーガの他クラブからの熱視線がアラベスの計画に狂いを生じさせる可能性があります。

✈️ 退団が決定した選手もいます。ビクトル・パラダは、ロシアのスパルタク・モスクワへ500万ユーロの移籍金で完全移籍することが確定しました。これが現時点でクラブにとって唯一の移籍金が発生する売却となっています。

🎯 さらに、アトレティコ・マドリードのプレシーズンで素晴らしい活躍を見せている24歳のカタルーニャ出身アタッカー、アルナウ・オルティスに対して、アラベスが関心を示していることも判明しました。彼は昨季プリメーラRFEFで23ゴールを挙げて得点王に輝いており、エスパニョールやマジョルカ、さらにはセグンダの半数のクラブとともに、アラベスも彼の動向をリストアップして注視しています。

(via Estadio Deportivo)

(via MARCA)

【本日の総括】

プレシーズン初戦をPK戦の末に勝利で飾り、新戦力のテストや若手の躍動など実りあるスタートを切ったアラベス。マリアーノ・ディアスの復活アピールや、今後の移籍市場での立ち回りが新シーズンに向けた大きな鍵となりそうです。