新監督人事:べニャト・サン・ホセの引き抜きが決定

ラージョ・バジェカーノは、来シーズンの指揮を執る新監督として、エイバルを率いていたべニャト・サン・ホセの引き抜きを決定しました。前任のイニゴ・ペレスが退任し、ビジャレアルの監督に就任したことで空席となっていたベンチの新たな主人が決まりました。ラージョはエイバルに対して、約40万ユーロの契約解除金を支払う予定です。カンファレンスリーグ出場権にあと一歩まで迫った歴史的なシーズンを終え、チームは新たなスタートを切ります。スポーツディレクター陣はサン・ホセのサッカースタイルやプレー哲学を非常に魅力的に感じており、アンドニ・イラオラやイニゴ・ペレスといった前任者たちが築き上げた成功の公式を継続していく狙いがあります。(via ElDesmarque)

監督人事の裏側:アラサテとの合意を会長が土壇場で覆す

今回の監督人事の裏側には、大きな方向転換がありました。当初、マジョルカを解任されてフリーとなっていたハゴバ・アラサテが新監督の最有力候補とされており、ラージョとの間ですでに口頭合意に達していました。双方の思惑は完全に一致し、関係も良好でしたが、ラウル・マルティン・プレサ会長が正式な契約書にサインすることはありませんでした。クラブ内でサン・ホセの魅力的なスタイルについて徹底的に議論された結果、プレサ会長が土壇場で決断を下し、最終的にサン・ホセへ全てを賭けることになりました。なお、カルレス・マルティネスも候補に挙がっていましたが、バイエル・レバークーゼンへの就任が正式に決まったため、候補からは外れていました。(via MARCA)

べニャト・サン・ホセのプロファイル:鉄壁の守備構築と多彩な海外経験

新監督のべニャト・サン・ホセは現在46歳。今回がスペイン1部リーグでの初めての監督挑戦となります。彼のキャリアはレアル・ソシエダの下部組織から始まり、その後はサウジアラビアのアル・イテハドやアル・イテファク、チリのアントファガスタやウニベルシダ・カトリカ、ボリビアのボリバル、ベルギーのKASオイペン、メキシコのマサトランやアトラスなど、世界各国で豊富な指導経験を積んできました。

直近のエイバルでは、今年6月に2027年まで契約を延長したばかりでした。今シーズンの2部リーグでは、勝ち点67を獲得して8位でフィニッシュ。昇格プレーオフ圏内まであと勝ち点5に迫る健闘を見せましたが、終盤3試合での敗戦が響きました。特筆すべきはその守備力で、リーグ全42試合でわずか40失点(ラス・パルマスと並びリーグ2位タイの少なさ)という堅守を築き上げました。ラージョのディレクター陣は、アンドレイ・ラティウ、フロリアン・ルジューヌ、ノベル・メンディ、ペップ・チャバリアといった選手が揃う現在の守備陣を、彼がさらに強固なものにしてくれると期待を寄せています。(via Estadio Deportivo)

プレシーズンマッチ:8月にイプスウィッチ・タウンとの対戦が決定

新監督探しが続く中でも、クラブは来シーズンに向けた準備を並行して進めていました。ラージョ・バジェカーノは、プレシーズンマッチとして8月8日にイプスウィッチ・タウンと対戦することを既に発表しています。新監督の就任が決定したことで、リーグ開幕に向けた本格的なチーム作りと試合の準備が、遅れることなく進められることになります。(via Estadio Deportivo)

移籍の噂:レアル・サラゴサの若手ウインガー、アドリアン・リソに関心

補強の動きとして、レアル・サラゴサに所属する21歳のウインガー、アドリアン・リソの獲得に動いているチームの一つとしてラージョ・バジェカーノが浮上しています。リソにはセビージャが最も強い関心を寄せていますが、ラージョとイタリアのヴェネツィアもポジションを確保しつつあります。

ラージョは、買い取り義務のない買い取りオプションが付いた有料レンタルでの獲得を狙っており、具体的なオファーはまだ出していないものの、準備を進めている段階です。所属元のサラゴサは300万ユーロの移籍金を要求していましたが、完全移籍での売却が難しいことを悟り、レンタルでの放出を受け入れる姿勢を見せ始めています。ただし、サラゴサ側はシーズン終了後の買い取り義務を付けるように圧力をかけると見られています。(via Estadio Deportivo)

クラブの小ネタ:スタジアムの収容人数と元所属選手フラン・ガルシアの動向

ラ・リーガのスタジアムに関する話題の中で、ラージョ・バジェカーノの本拠地であるバジェカスが言及されています。バジェカスは、モンティリビ、コリセウム、メンディソロサと並び、ラ・リーガ1部において収容人数が最も少ないスタジアムの一つに数えられています。

また、レアル・マドリードの左サイドバック、フラン・ガルシアが移籍市場でベティスから関心を集めているという話題の中で、彼がラージョ・バジェカーノの元選手であることが触れられています。かつてラージョでプレーした彼は現在、マドリードでの熾烈なポジション争いの中で退団の可能性が取り沙汰されています。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

本日は何と言ってもべニャト・サン・ホセの新監督就任が最大のニュースです。アラサテとの合意を覆しての電撃就任となり、クラブの期待の高さが伺えます。8月のプレシーズンマッチに向け、新体制でのチーム作りやアドリアン・リソら新戦力の獲得動向から目が離せません。