ECL決勝クリスタル・パレス戦:無念の敗戦とハイライト
🏆 ラージョ・バジェカーノはクラブ史上初となる欧州大会の決勝、カンファレンスリーグ決勝でクリスタル・パレスと激突したが、0-1で敗れた。前半は両チームともプレッシングが機能し、大きなチャンスは少なかった。それでも、イシのパスからチャバリアのクロスにアレマオが合わせたボレーや、デ・フルートスからアルバロ・ガルシアを経由したウナイ・ロペスのミドルシュートなど、ラージョがいくつかの好機を作った。しかし後半開始早々の51分、ウォートンの遠距離からのシュートをGKバタージャがキャッチしきれず、クリアしようとしたボールが不運にもマテタのすねに当たり、そのまま決勝点となってしまった。その後、ピノのFKが両ポストに当たる幸運や、マテタの至近距離からのシュートをバタージャが足で防ぐスーパーセーブなどで追加点を許さなかった。イニゴ・ペレス監督はカメジョやペドロ・ディアス、エスピノらを投入して反撃を試みたが、相手の屈強な守備を崩せず、同点ゴールは奪えないままタイムアップを迎えた。(via AS)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)(via ElDesmarque)
選手たちの自己評価と悲痛な声
🎙️ 試合後、選手たちは一様に無念さと自己批判を口にした。イシ・パラソンは涙を流しながらインタビューを中断するほど言葉を詰まらせ、『応援してくれたすべての人のためにタイトルを捧げられず悲しい。特に退団するトレホのために勝ちたかった。相手をリスペクトしすぎたし、ボールを持った時に上手くいかなかった』と振り返った。オスカル・バレンティンも『チームはすべてを出し尽くしたが、相手のフィジカルが強く、どの瞬間も快適ではなかった』と相手の強さを認めた。パチャ・エスピノは『どうやってダメージを与えるか分からず、明確なゴールチャンスもなかった』と無念さを滲ませた。フロリアン・ルジューヌも『敗北に怒りを感じているし、僕らには足りないものがあった』と悔やんだが、『ラージョを欧州の地図に載せることができたし、ファンを誇りに思う』と前を向いた。オスカル・トレホは『とてつもなく痛い。僕らがどれほどの犠牲を払ってきたか分かっているからこそ、外から僕と同じくらい誇りに思ってくれていることを願う』と語り、これがラージョでの最後の試合となることについて『ファンは僕のすべて。愛情を持ってここを去る』と締めくくった。(via ElDesmarque)(via MARCA)(via Mundo Deportivo)
イニゴ・ペレス監督のコメントと去就問題
👔 イニゴ・ペレス監督は敗戦後、相手の戦術的優位を認めつつ、チームを誇った。『戦術面で彼らが上回っていた。だが、このグループは特別だ。互いに助け合い、許し合う友人たちだ。今日のように負けてしまった場合でも、自分が望まない相手と負けるより、この子たちと一緒に負ける方が良い』と選手への深い愛情を語った。一方で自身の去就については、ビジャレアルの次期監督の有力候補となっているが、『これについて話すのは適切ではない。自分の状況に焦点を当てることは非常に恥ずかしく、今は公平ではない』と明言を避けた。(via Estadio Deportivo)(via ElDesmarque)(via SPORT)
マルティン・プレサ会長の総括と来季への決意
🏢 マルティン・プレサ会長は、『非常に誇りに思うが、非常に悔しい』と心境を吐露した。『今日は幸運の女神が我々に味方しなかったし、シーズン全体のプレーレベルに達していなかった。だが、これが卓越したシーズンを曇らせることはできない。6シーズン連続での1部残留は歴史上初めてのことであり、特優の成績だ』と今季を総括した。さらにイニゴ・ペレス監督の去就については『数日中に発表を行う。アトレティコにおけるシメオネのようなプロジェクトとして一生続いてほしかったが、各自が決定を下すものだ』と退任を示唆した。来季については『第一に1部残留、第二に可能な限り早く再び新たな高みに到達するために、今すぐチームの構築に取り掛かる』と決意を新たにした。(via ElDesmarque)(via SPORT)
敗戦にも誇りを示すバジェカスとファンたち
🗣️ ライプツィヒの街には12,000人以上のラージョファンが集結し、試合前にはアンセム『エル・ラージョ・フイ・ジョ』を大合唱。試合中も相手ファンを圧倒する声援を送り続けた。敗戦後もスタンドに残り、「あなたと共にいる敗北以上の勝利を知らない」という感動的な横断幕を掲げて、涙を流す選手たちを称えた。また、マドリードのバジェカス競技場にも巨大スクリーンが設置され、ドイツへ行けなかった数千人のファンが集まり、失点や敗北に涙しながらも最後はスタンディングオベーションでチームの健闘を称えた。(via MARCA)(via ElDesmarque)(via Mundo Deportivo)
決勝スタメンと選手個別評価
📋 決勝のスタメンは、バタージャ、ラティウ、パテ・シス、ルジューヌ、チャバリア、オスカル・バレンティン、ウナイ・ロペス、イシ、アルバロ、デ・フルートス、アレマオ。
各選手の評価は以下の通り。
バタージャ:失点に関与したが、その後スーパーセーブで挽回。
ラティウ:右サイドを駆け上がり守備にも尽力。
ルジューヌ:守備陣を統率しマテタとのデュエルに勝利。
パテ・シス:トラップミスが目立ちイエローカードも受けた。
チャバリア:大きなミスなくサイドを守った。
バレンティン:中盤で泥臭い仕事をこなしルーズボールを回収。
ウナイ・ロペス:高いペースに苦しんだが、前半最も惜しいシュートを放った。
イシ:試合に影響を与えられなかった。
デ・フルートス:攻撃での重みがなく、ダメージを与えられる位置でボールを受けられなかった。
アルバロ・ガルシア:いつものように全力を尽くしたが報われなかった。
アレマオ:試合前のアンセムで涙を流すほど感極まっていた。攻撃を牽引したがボレーを逃した。
途中出場組では、メンディがCBに入り、ペドロ・ディアスがフレッシュな足を提供。カメジョとアコマックは違いを作れず、エスピノはクロスを試みたがフィニッシャーを見つけられなかった。(via ElDesmarque)(via Mundo Deportivo)
バタージャの機転:倒れたファンを救う
🧤 前半30分過ぎ、ラージョ側のスタンドでファンが滑って転倒し頭を打って出血する事態が発生した。主審が遠くにいたため、GKのアウグスト・バタージャはとっさに負傷したふりをしてグラウンドに倒れ込んだ。主審が近づいたところでスタンドの異常を伝え、試合を止めて医療スタッフの迅速な対応を促した。バタージャのこの機転がファンの救護に大きく貢献した。(via ElDesmarque)
誇り高き敗者の振る舞い:メダルを外さなかった選手たち
🥈 決勝で敗れたチームの選手が準優勝メダルをすぐに外す光景はよく見られるが、ラージョの選手たちは違った。チェフェリン会長からメダルを首にかけられると、誰一人としてそれを外すことはなく、イバン・バジウやアルバロ・ガルシアに至ってはメダルにキスをして誇りを示した。彼らは涙を流しながらも、欧州の舞台で戦い抜いた証を堂々と身につけ、ファンへの感謝を示した。(via ElDesmarque)
マドリード市長もラージョの闘志を絶賛
🏙️ ライプツィヒのスタジアムにはホセ・ルイス・マルティネス=アルメイダ マドリード市長も駆けつけた。自身はアトレティコ・マドリードのファンであることを公言しているが、『ラージョは現在、マドリードの第一のチームだ。地区のチームだが、とてつもない魂を持っている。ストラスブールとの準決勝での戦いぶりを羨ましく思う。引いて待つのではなく、試合を獲りに行った。あの個性を羨ましく思う』と最大級の賛辞を贈った。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
クラブ史上初の欧州決勝は0-1で惜敗。しかし、選手たちの決して諦めない姿勢と、敗北をも誇るファンの熱い絆は、欧州の舞台にラージョ・バジェカーノの名を深く刻み込んだ。監督の去就や退団選手など来季への課題はあるものの、この経験はチームをさらに強くするだろう。