レアル・マドリード会長選の場外乱闘 ハーランドやクロップを巡る舌戦
レアル・マドリードの会長選挙に向けたキャンペーンが過熱している。会長候補のエンリケ・リケルメは、テレビ番組『El Hormiguero』に出演した際、エルリング・ハーランドの獲得を約束し、背番号9と名前が入ったレアル・マドリードのユニフォームを披露するという強硬手段に出た。これに対し、ハーランドの父アルフィと代理人のラファエラ・ピメンタは『非常に面白いが事実ではない』と否定する声明を出し、所属元のマンチェスター・シティも『スペインから出ているエルリング・ハーランドの将来に関する話は偽りである。そのような可能性はなく、それを許可する契約上の条項も存在しない』と明言し、ユニフォームに名前を無断使用したことに対して法的措置を講じると警告した。
しかしリケルメは全く意に介さず、『選手を守るための当然の反応だ。選挙には2人の候補者がおり、相手が勝たないとは誰にも保証できないのだから。ルイス・フィーゴの時も同じだった』と反論。さらに最近マルベーリャでハーランド本人と直接話をしたと主張し、公証人の立ち会いのもと、ハーランドかロドリの獲得に失敗した場合は、全ソシオの来季の会費(推定約1500万ユーロ)を自腹で支払うという誓約書を公開した。
さらにリケルメはクラブの体制について、スポーツディレクターにラウール・ゴンサレス、カンテラ責任者にフェルナンド・イエロ、役員にイケル・カシージャスを配置する『レジェンドのトリデンテ』を発表し、『無償でビセンテ・デル・ボスケも我々のプロジェクトに参加する』と宣言した。新監督については、ラウールが現在レッドブル・グループで働くユルゲン・クロップを指名したとし、公式声明で『我々の時代における最高の監督の一人であり、アイデンティティ、キャラクター、リーダーシップ、そして集団の努力に基づいた勝利の文化をクラブに残してきた。彼こそが、日々の要求の厳しさ、プロ意識、実力主義、ロッカールームの団結をレアル・マドリードに取り戻すことができるリーダーだ』と絶賛。選挙翌日の6月8日にラウールが直接クロップに電話をかけ、監督就任を説得すると発表した。
また、リケルメはバスケットボール部門の改革案も提示し、『ソシオの街』内にバスケットボール専用アリーナを建設すること、同伴者用パスの導入、女子チームの創設、伝統のクリスマス・トーナメントの復活などを公約に掲げ、フェルナンド・イエロを同部門の責任者に置くとしている。
一方、再選を目指すフロレンティーノ・ペレス会長は、テレビ番組『Horizonte』に出演し、ジョゼ・モウリーニョの監督復帰を明言した。ベンフィカに違約金1500万ユーロを支払うことで合意済であり、さらにデンゼル・ドゥンフリース(2000万ユーロ)とイブラヒマ・コナテ(フリー)の獲得も発表。加えてペレスは『火曜日に、チャンピオンズリーグに出場している重要なクラブの偉大な選手に対し、レアル・マドリード史上最高額となる最低でも1億5000万ユーロのオファーを出す』と爆弾発言を投下した。ペレスはプレミアリーグの選手ではないと明言しており、メディアはバイエルンのミカエル・オリセ、PSGのヴィティーニャやジョアン・ネヴェスを予想している。しかし、バイエルンのウリ・ヘーネス名誉会長は『彼は売り物ではない。2億ユーロを銀行に積まれても、土曜日のサッカーが下手になるなら意味がない』と拒絶し、PSGのルイス・カンポスSDとルイス・エンリケ監督もポルトガル人コンビを絶対非売品としている。ヴィティーニャ自身も『レアル・マドリードに行くなんて馬鹿げている。PSGでとても気分が良い』と移籍を否定している。
ペレスはリケルメのハーランド獲得公約について『全て関係者に否定されており、ただのハッタリだ。この候補者の陣営にはハッタリが多い』と一蹴し、両陣営の舌戦は最高潮に達している。
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アトレティコとバルセロナのSNS戦争 J・アルバレス報道でヒートアップ
バルセロナがフリアン・アルバレス獲得のために1億ユーロのオファーをメールで送ったという報道に対し、アトレティコ・マドリードのフロントは激怒し、公式SNSで怒りを皮肉に変えた投稿を連発した。移籍情報専門記者のファブリツィオ・ロマーノを模したスタイルで、バルセロナの選手たちに関する架空のオファーを立て続けに投稿した。
アトレティコは、ラミン・ヤマル、ペドリ、ハフィーニャをターゲットにし、それぞれ『メトロポリターノでのバッド・バニーのコンサートチケット』、『ひまわりの種1袋』、『ABC新聞の定期購読』と引き換えに獲得するという冗談のオファーを掲載。一連の投稿の最後には『このデマを作るのにたった5分しかかからなかったことを覚えておいてほしい。今は現実が改ざんされる時代だ。特にバルサに関連するものは、目にするもの全てを信じてはいけない』と痛烈なメッセージで締めくくった。この投稿は、ネグレイラ事件やバルセロナの選手登録問題に対する当てつけも含まれており、大きな波紋を呼んだ。
これに対し、バルセロナのラファ・ユステ副会長はアイスリンクの落成式に出席した際、メディアの質問に答える形で『アトレティコ・マドリードのツイートは非常に悪趣味だと思った。しかし我々はクラブとして、自分たちのやるべきことだけに集中しなければならない。教育は何よりも優先されるべきであり、会長から役員の末端に至るまで模範を示さなければならない』と冷静に反論し、アトレティコ側の挑発には乗らない姿勢を示した。
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セビージャ身売り問題とS・ラモスの謎のメッセージ
セビージャFCの売却交渉は、セルヒオ・ラモスと投資グループ『Five Eleven Capital』が提示した条件を現経営陣が拒否したことで完全に決裂した。現経営陣は、クラブの財政立て直しとラ・リーガのサラリーキャップ要件を満たすためには8000万ユーロの増資が必須条件であるとしているが、ラモス側はこれを1億2000万ユーロに引き上げるよう要求していた。経営陣側は、規定上8000万ユーロを超えた分はサラリーキャップの枠に反映されず、ピッチ上の補強に直結しないため無意味であると主張している。現在、クラブは他の7つの投資グループと交渉を進めている状態だ。
そんな中、現在所属クラブを持たないセルヒオ・ラモスがInstagramのストーリーに、自身の番号である93番の練習着を着て水を飲む写真とともに、英語で『Soon (もうすぐ)』というメッセージを投稿した。現役続行や新天地決定の匂わせとも取れるが、ラモスが先日の記者会見で『彼らからもう一度電話があることを望んでいるし、希望を持ち続けている。私たちのオファーは株主にとってもクラブの存続にとっても素晴らしい機会だ。時間は逆風になっており、クラブの状況は非常にデリケートだが、オペレーションをまとめる意欲は持ち続けている』と大株主に歩み寄る姿勢を見せていた。そのため、この『Soon』という言葉は、セビージャの買収交渉再開を暗示しているのではないかとサポーターの間で期待と憶測が広がっている。
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コルドバCF売却疑惑裁判 ルビアレス前会長らも捜査対象に
コルドバCFが破産手続きを経て現在の『Unión Futbolística Cordobesa SAD (UFC SAD)』に経営権が移行した際のプロセスを巡り、コルドバ第2予審裁判所が事前の審理を開始した。ルイス・オリベルや故ホアキン・スラテギの遺族が所有する『Hartmann & Morato Sports S.L.』(旧Bitton Sport) が告訴したもので、当時のカルロス・ゴンサレス元会長の不正裁判と同時進行の新たな火種となっている。
原告側は、ヘスス・レオン前会長の逮捕後、破産申請から管財人の任命、そして売却許可までの手続きがわずか数日という異常なスピードで行われたこと、他にも高額な買収オファーがあったにもかかわらず競争が不当に排除されたと主張している。また、UFC SADが用意した300万ユーロの出所の不透明さを指摘し、資金洗浄(マネーロンダリング)の疑いがあるとして調査を求めている。
さらに、UFC SADが『コルドバCF』の名称を引き継いで競技に参加できるよう、スペインサッカー連盟(RFEF)が急遽基準を変更した点について、当時のルイス・ルビアレスRFEF会長やアレハンドロ・ブランコCOE会長の不当な介入があったと主張。原告は、ハビエル・テバスLaLiga会長やミゲル・ガルシア・カバらの証人喚問、ならびにRFEFからの法的報告書や内部通信記録の提出を要求している。
(via SPORT)
バレンシア、新スタジアムのネーミングライツで名称変更へ
バレンシアCFは2027年のオープンを目指して新スタジアム『ノウ・メスタージャ』の建設工事を再開し、屋根を支える50本の柱の設置を完了した。マーケティングディレクターのホルヘ・ガルシアはインタビューで、アメリカのスポーツ専門企業『Elevate』と提携し、新スタジアムのネーミングライツ(命名権)の販売を進めていることを明かした。
ガルシアは『新しいスタジアムのオープンは、メスタージャの名前と提携するブランドを誘致する絶好の機会だ。その際、「Nou (新)」という言葉を消し、スポンサー企業名と「Mestalla」を組み合わせる形にしたいと考えている。「Nou」という言葉を失っても構わない』と説明した。スポンサー企業側は、過去の歴史と完全に切り離すために「Mestalla」の名称も外すことを求めているが、クラブ側はアトレティコ・マドリードの『シビタス・メトロポリターノ』のように、伝統あるスタジアム名を残すことを絶対条件として交渉している。
また、新スタジアムのロゴは、地中海の波の動きとスタジアムの建築構造を融合させたデザインに決定した。近隣住民への騒音配慮から、コンサートなどのイベント開催は夏期の限られた時間帯のみとする方針も示された。
(via ElDesmarque)
バレンシア対バルサ戦前の暴動でファン1名逮捕
5月23日にメスタージャ周辺で行われたバレンシア対バルセロナ戦前の暴動に関連し、国家警察は36歳の男性を公共秩序を乱した罪および公務執行妨害の容疑で逮捕した。
試合前、サポーター団体『LIBERTAD VCF』が主催した抗議デモは午後7時頃までは平和裏に行われていたが、地元チームのバスが通過した午後7時30分頃から一部の過激なファンが発煙筒を焚き、警察の介入部隊(UIP)に対してガラス瓶やビール缶、バル周辺の椅子やゴミ箱を投げつけるなどの暴行を開始した。警察はスタジアムに入場しようとする一般ファンを守るために防衛ラインを強化し、群衆を解散させたが、この騒動で警察官1名が腕にガラス瓶を受けて負傷し、現場は逃げ惑う人々でパニック状態となった。
逮捕された男性は、物を投げただけでなく、若いファンを煽り立てて警察への攻撃を扇動した中心人物として特定されており、過去にもスポーツ反暴力法違反で処罰された前歴があった。警察は現在も捜査を続けており、今後も逮捕者が増える可能性があるとしている。
(via ElDesmarque)
マラガCF、昇格プレーオフのチケット高額転売に激怒し処分警告
マラガCFは、UDラス・パルマスとの1部昇格プレーオフ準決勝第2戦のチケットが発売開始からわずか1時間半で完売し、本拠地ラ・ロサレダが超満員になることを発表した。早朝から約3500枚の一般販売チケットを求めてスタジアム前に長蛇の列ができたが、完売直後からインターネットの売買プラットフォームで、定価の2倍から3倍、数百ユーロという法外な価格でチケットが転売される事態が多発した。
これを受け、マラガCFは公式声明を発表し、シーズンチケット保持者規約第27条で明確に禁止されている転売行為を強く非難した。転売が発覚した場合、重大な規約違反として、最大6ヶ月間の全クラブ施設への立ち入り禁止、またはホームゲーム4試合から18試合の入場禁止(返金なし)の厳しい処分を下すと警告した。さらに、シーズンチケットの永久剥奪や転売されたチケットの無効化、関係当局への法的措置も辞さないと強硬な姿勢を示した。
マラガのサポーター連盟も声明を出し、『チケット売り場の列を不当に独占・支配するグループの恥ずべき行為だ。すべてのマラガファンが公式価格で同じ機会を持てるように、クラブに適切な措置をとってほしい』と非難の声を上げている。
(via SPORT)
バルセロナが新たなアイスリンクを落成
FCバルセロナのラファ・ユステ副会長は、バルセロナ市スポーツ担当のダビド・エスクデ、バルセロナ大学(UB)のジョアン・グアルディア学長とともに、新しいアイスリンクの落成式を行った。旧来の『ラ・シベリア』と呼ばれたリンクはEspai Barçaの工事に伴い2022年に閉鎖され、フィギュアスケートやアイスホッケーの選手たちはプッチサルダーやハカまで練習に行かざるを得ない厳しい状況が続いていた。
新たなアイスリンクはバルセロナ大学の敷地内に仮設として建設され、クラブの各カテゴリーの選手の練習や一般公開に利用される。将来の新しいリンクが完成するまでここを使用し、その後の用途は未定となっている。
ユステ副会長はスピーチで、『Espai Barçaの一環としてこの壮大なリンクをオープンできることは誇りだ。私はベースとなる子供たちの守護者であり、クラブが成長し続けるために懸命に働く。私も滑ってみたいが、来週末はハンドボールのチャンピオンズリーグ決勝に行かなければならないのでやめておくよ』と冗談を交えて語った。ダビド・エスクデは『この施設は、最終的に実現しなかったバルセロナ・ピレネー冬季五輪招致に向けて役立つはずだったものだ』と回顧した。
(via SPORT) (via Mundo Deportivo)
R・カルロスが明かすメッシとの秘話 指を骨折させられていた
元ブラジル代表でレアル・マドリードのレジェンド、ロベルト・カルロスが番組『La Revuelta』に出演し、現役時代の思い出を語った。その中で、若き日のリオネル・メッシとのクラシコでのマッチアップについて驚きのエピソードを披露した。
『メッシは信じられない選手だった。あるプレーで彼を止めようとユニフォームを掴んだ瞬間、彼が急激なフェイントを入れて動いたせいで、私の指が後ろに持っていかれて「バキッ」と折れてしまったんだ。彼は本当に上手くて速く、外に行くと見せかけて中に入ってきた。今でもその時の指は少し曲がったままで、彼との思い出の品になっているよ』と笑いながら骨折の事実を明かした。
また、荒々しいディフェンスで知られた自身について『ヘスス・ナバスやホアキン、フィニディにはよく蹴りを入れていた。特にホアキンはかわいそうなくらい苦しんでいたはずだ』と冗談めかして語り、フロレンティーノ・ペレス会長については『私は彼をパパと呼んでいるが、いつも彼に怒られているよ。彼は史上最高の会長だ』と全面的な支持を表明した。
(via SPORT)
アザールが自身の「食生活批判」を逆手に取りハンバーガーを発売
2023年に現役を引退したエデン・アザールが、ベルギーのファストフードチェーン『Quick』とコラボレーションし、自身の名前を冠したハンバーガー『De Eden (デ・エデン)』を発売した。
アザールはレアル・マドリード時代など現役時代を通じて、ファストフード好きや体重管理の甘さを度々メディアやファンから批判や嘲笑の的にされてきたが、彼はその悪評を避けるどころか逆手に取り、プロモーションの武器として利用した。ユーモアたっぷりのプロモーションキャンペーンに自ら積極的に出演し、ワールドカップ2026の開催に合わせてベルギー国内の店舗でビーフ、チキン、フィッシュの3種類のバージョンで展開している。
さらに、このハンバーガーの売り上げの一部はベルギーの草の根スポーツ支援の取り組みに寄付されるという社会貢献の側面も持っている。
(via Mundo Deportivo)
バルセロナ、ラ・マシア出身選手の「18金」トレカを展開
FCバルセロナはデジタルトレカプラットフォーム『Collectibol』と提携し、『La Generación de Oro (黄金の世代)』と題した新しいデジタルコレクションを立ち上げた。ラ・マシアで育ち、現在トップチームに所属するラミン・ヤマル、ガビ、パウ・クバルシ、フェルミン・ロペス、アレハンドロ・バルデ、エリック・ガルシア、マルク・カサド、マルク・ベルナル、ジェラール・マルティン、ダニ・オルモの10選手が対象となっている。
最大の特徴は、アプリ内でこの特別なデジタルカードを引き当てたユーザーに対し、世界に1枚しかない本物の『18金製フィジカルカード』が自宅に発送されるという点だ。ファンはデジタルパックを開封したり、バルサ関連のチャレンジに参加したりすることで、この超レアな純金カードを狙うことができる。
このプロモーションは、10枚全ての純金カードが当たるか、2026年9月まで開催される予定である。
(via SPORT)
イボラが明かすレバンテ愛 バレンシア移籍を拒否した裏話
昨シーズン限りで37歳で現役を引退し、現在は愛するレバンテでコーチとしてのキャリアを歩み始めているビセンテ・イボラが、現役時代の知られざる移籍の裏話を明かした。
2013年にセビージャへ移籍する数ヶ月前の2012年、イボラのもとに永遠のライバルであるバレンシアCFからオファーが届いていた。契約満了まで1年待てば、フリートランスファーでバレンシアへ移籍し、自身もより高額な契約を手にすることができた。しかしイボラは『バレンシアにフリーで移籍することは、私にとって倫理的ではないし、正しい去り方だとは思えなかった。私にとってレバンテは非常に重要な存在であり、1ユーロも残さずに出て行くのは最善の方法ではなかった』と、金銭的なメリットを捨ててオファーを拒否した。
幸いなことにその後セビージャが契約解除金を支払って獲得に動き、レバンテに400万ユーロの移籍金を残すことができたという。
(via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo)
イスコの休暇中の猛特訓と、アントニーが語るイスコの涙
ベティスのイスコ・アラルコンは、足首の負傷や度重なる怪我により今シーズンは9試合の出場にとどまった。チームはオフに入っているにもかかわらず、イスコは一人シウダー・デポルティーバ・ルイス・デル・ソルに残り、リハビリトレーナーとともに猛特訓を続けている。ジムの壁には『成功は代償を払う覚悟がある者のために用意されている』というスローガンが掲げられており、痛みを取り除いて来季のチャンピオンズリーグに万全の状態で臨むための不屈の闘志を見せている。
一方、チームメイトのアントニー(ブラジル人ウィンガー)はインタビューで、ベティスがチャンピオンズリーグ出場権を獲得した際のイスコの姿に衝撃を受けたと語った。『一番驚いたのは、CL出場が決まった時にイスコが泣いていたことだ。彼はレアル・マドリードでCLを5回も優勝しているのに、ベティスでの出場権獲得で涙を流していた。その姿を見て、このクラブで成し遂げたことの重みと、ファンの熱狂的な愛情がどれほど特別なものかを理解した』と明かし、ベティスというクラブの特異性を強調した。
(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)
ジローナ降格もシティ・グループ会長が強力なバックアップを約束
ジローナの2部降格が決定した翌日、シティ・フットボール・グループ(CFG)のカルドゥーン・アル・ムバラク会長が強力な支援を約束する声明を発表した。
『2部降格はクラブに関わる全ての人にとって非常に重い打撃であり、我々も悲しんでいる。しかし、それはもう過去のことだ。今は悲しんでいる場合ではなく、再び1部に復帰するために何をすべきかに集中している』と語った。
さらに『降格したからといって我々の計画が変わることはない。ジローナはCFGにとって不可欠な存在だ。カタルーニャ地方での才能育成、アカデミープロジェクト、そして新スタジアムの開発など、我々が描いている明確なビジョンは何も変わらない。この夏、必要な投資を惜しまず行い、必ずあるべき場所へ戻す。それは単なる時間の問題だ』と、インフラ整備を含めた中長期的なプロジェクトを継続し、早期の1部復帰に向けた全面的なバックアップを誓った。
(via SPORT) (via Mundo Deportivo)
コロンビア代表を巡る政治的論争 ハメスが大統領の娘を無視した疑惑
コロンビアで、サッカー代表チームのユニフォームが政治的な対立の火種となっている。極右の次期大統領候補アベラルド・デ・ラ・エスピリエジャと彼の政治団体が、選挙キャンペーンでコロンビア代表の黄色いユニフォームを着用して活動を行ったことに対し、市民からの訴えを受けたボゴタの裁判所が『代表ユニフォームの政治的利用は、平等や差別の禁止といった基本的人権を侵害し、選挙の公平性を損なう』として、暫定的に着用を禁止する判決を下した。左派のイバン・セペダ候補らも『国全体の象徴を私物化している』と非難しているが、デ・ラ・エスピリエジャ側は『ユニフォームは憲法で定められた国旗や国歌のような国家の象徴ではなく、これを禁止するのは表現の自由の侵害だ』として猛反発し、支持者にユニフォームを着続けるよう呼びかけている。
さらに、W杯に向けた壮行会でも波紋が広がった。グスタボ・ペトロ大統領と17歳の末娘アントネラちゃんが選手たちを激励した際、アントネラちゃんがキャプテンのハメス・ロドリゲスに『一緒に写真を撮ってもらえませんか?』と声をかけた。しかし、ハメスは笑顔を一切見せず、彼女の目も見ずに無視して通り過ぎた。他の選手たちも大統領に対して冷ややかな態度をとったため、これが『大統領への政治的な当てつけとして、未成年の娘を無視した』と左派の政治家や支持者から猛烈な批判を浴びている。一方で、ハメスを擁護するファンは『単に厳格なプロトコルに従っていただけであり、メディアの圧力で緊張していただけだ』と反論し、国を二分する激しい論争となっている。
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D・カルデナスがうつ病を告白 妻の支えで乗り越えた日々
ラージョ・バジェカーノのGKダニ・カルデナスが、自身のメンタルヘルスの問題について赤裸々に語った。レバンテで主力として活躍した後、ラージョに移籍したものの、ディミトリエフスキやアウグスト・バタージャの控えに甘んじ、ピッチに立つ機会をほとんど得られなかった。この環境の変化に対応できず、彼は無自覚のうちに重いうつ病に陥っていたという。
『具合が悪くて、どこにも行きたくなかった。ただ一人になりたくて、泣きたくて仕方がなかった。それが私の現実だった』と当時の苦しみを吐露。彼を救ったのは妻だった。妻が『私たちはこのままじゃダメ。これはうつ病だから、前に進むためにプロの助けが必要よ』と強く促し、専門家のカウンセリングを受ける決意をさせた。
数ヶ月の治療を経て病を克服したカルデナスは、『今はただリラックスして、妻や娘、父、そして友人たちと楽しい時間を過ごしたい』と語り、自身の経験を通じてアスリートのメンタルケアの重要性を訴えている。
(via ElDesmarque)
AFEとLaLigaが労働協約交渉で新たな対立
スペインサッカー選手協会(AFE)とLaLigaの間で、選手たちの権利を規定する新しい労働協約の交渉を巡り激しい対立が起きている。AFE側は、LaLigaが交渉のテーブルに着くことを拒否しており、さらに交渉の場にもう一つの男子選手労働組合である『Futbolistas ON』を参加させようとしていると非難している。
新スポーツ法では、労働協約の交渉に参加できるのは選手から10%以上の支持を得た組合のみと規定されている。先日の1部および2部のロッカールームで行われた選挙では、ダビド・アガンソが会長を務めるAFEが93%の圧倒的票を獲得したのに対し、Futbolistas ONは5%強にとどまり、法定基準の10%に届かなかった。そのためAFEは、基準を満たさない組織を参加させようとするLaLigaの要求を断固拒否している。
一方のLaLiga側は、交渉を拒否している事実はないと反論し、ハビエル・テバス会長がAFEに送った書簡でも10%の基準について言及しており、両者の主張は平行線を辿っている。
(via MARCA)
FIFAがW杯の国歌斉唱フォーマットを改革 ベンチメンバーも参加へ
FIFAは、アメリカ、メキシコ、カナダで共同開催されるワールドカップ2026から、試合前の国歌斉唱のフォーマットを大きく変更すると発表した。これまで国歌斉唱はスタメンの11人がベンチ前に一列に並んで行われていたが、今大会からは控え選手も含むチームの全メンバーが参加し、センターサークルで巨大な国旗を囲むようにして円陣を組む形で行われる。
この変更は、テレビ中継での視覚的なインパクトを強めるだけでなく、スタメンと控え選手の垣根をなくし、チーム全体の団結力やグループとしての意識を高めることを目的としている。さらに大会が進行し決勝トーナメントなどの重要な試合になればなるほど、花火などの特殊効果を用いた演出を追加し、国歌斉唱を単なるプロトコルから試合前の壮大なエンターテインメントへと昇華させる計画である。
(via ElDesmarque) (via MARCA)
スペイン代表がアメリカでビートルズ級の熱狂的歓迎を受ける
ワールドカップに向けてアメリカ入りしたスペイン代表が、ベースキャンプ地であるテネシー州チャタヌーガで凄まじい熱狂に包まれている。地元紙『チャタヌーガ・タイムズ』は、『チャタヌーガのサッカーファンにとって、スペイン代表の到着は、1960年代の10代の若者がビートルズの到着を待つようなものだ。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴの代わりに、ラミン、ニコ、ロドリ、ペドリがいる』と、その興奮ぶりを伝説のロックバンドに例えて報じた。
地元自治体は市民に対し、スペイン代表が宿泊するホテルの前に並んで熱烈な歓迎をするよう呼びかけている。ティム・ケリー市長によれば、スペイン代表の滞在に伴う警察の超過勤務や移動の警護費用などで市は60万ドルを支出する見込みだが、これはスペイン代表が直接支払うものではなく、彼らの滞在によって生み出されるホテル税などの税収で十分にカバーできるとしている。
(via MARCA)
イラン代表、政治的対立によりアメリカ入国ビザ発給が遅延する事態に
アメリカ国内でワールドカップの試合を行うイラン代表の選手たちが、アメリカ入国ビザの取得で大きなトラブルに見舞われた。イランのパサンディデ駐メキシコ大使によれば、ロサンゼルスでの初戦のわずか10日前になってもビザが発給されておらず、代表チームは急遽アメリカのアリゾナに予定していたベースキャンプを、メキシコのティフアナに変更するという土壇場の対応を強いられた。
最終的にビザは木曜日の夜遅くに発給されたとホワイトハウスの当局者が確認したが、この遅延の背景には両国間の深刻な地政学的対立がある。マルコ・ルビオ国務長官は、強力なイラン軍事組織であるイスラム革命防衛隊に関与した人物の入国を一切認めないと議会に報告しており、イランで兵役義務を終えた複数の代表選手がこの対象に引っかかったとみられている。ワールドカップ史上初めて、交戦状態にある国の代表チームをホスト国が受け入れるという異常事態が、大会運営に暗い影を落としている。
(via Mundo Deportivo)
コロンビアの伝説的FWバレンシアーノが重病を告白
コロンビアサッカー界の伝説的なストライカーであり、『エル・ボンバルデロ (爆撃機)』の愛称で親しまれたイバン・レネ・バレンシアーノ(54歳)が、血液のがんと闘っていることを公表し、治療に専念するためテレビの解説者などすべての公的活動から退くことを発表した。
出演したポッドキャスト番組で彼は、『私はがん、正確には「本態性血小板血症」と闘っている。白血病ではないが、骨髄が血小板を過剰に作り出し、血栓ができて毎日の生活が困難になる慢性的な血液のがんだ』と自身の病状を詳細に説明した。2025年7月にヘモグロビン値の低下によりフロリダの病院に緊急搬送されたことがきっかけで判明し、今後は現在居住しているアメリカでさらに厳しい治療に入るという。
彼は『神が私に与えた試練であり、命をかけて闘う。絶対に負けない』と強い決意を語り、コロンビア国内のファンや関係者から無数の祈りと応援のメッセージが寄せられている。
(via MARCA)
モラタとアリス・カンペッロが復縁 手つなぎデートが目撃される
数ヶ月前に離婚の危機にあると報じられていたアルバロ・モラタとアリス・カンペッロが、完全によりを戻したことが確認された。以前、モラタがあるインタビューで『彼女なしでは生きていけない』と語り、関係修復の兆しを見せていたが、このたびマドリードの街中を2人でしっかりと手をつないで散歩している姿をパパラッチやリポーターに激写された。
カメラを向けられた2人は隠れることなく、報道陣に対して愛想よく応対し、関係が完全に修復し、3度目のチャンスとしてやり直していることを公に認めた。
(via Mundo Deportivo)
カステジョン、悲願の1部昇格へ向けた新スポーツシティが完成間近
CDカステジョンは、2022年にハララボス・ブルガリスがオーナーに就任して以降、クラブの近代化を急速に進めている。データ分析に基づいた効率的な補強と攻撃的なプレースタイルで、当初の『6〜7年計画』を前倒しし、わずか4年で1部昇格プレーオフ準決勝までたどり着いた。
ピッチ外での最大の改革が、ボルリオ地区のラ・コマに建設中の新施設『Ciudad Deportiva Globeenergy』である。約200万ユーロで購入した12万2236平方メートルの敷地に、総額1800万ユーロ以上を投じて建設されているこのスポーツシティは、第1フェーズの天然芝のトップチーム用練習ピッチやGK専用エリア、リハビリ施設がほぼ完成した。
これまで県内の施設を間借りして練習してきたクラブにとって、自前のインフラを持つことは歴史的な転換点となる。今後は第2フェーズとして、クラブハウスや駐車場、さらにはBチームや女子チームが公式戦を行うための収容人数約3000人の『ミニ・エスタディ』の建設が予定されており、クラブの完全なプロフェッショナル化が進んでいる。
(via SPORT)
ヘタフェ、本拠地コリセウムの改修工事が順調に進行中
ヘタフェの本拠地『コリセウム』の全面改修工事は開始から1年を迎え、スタジアムの姿が大きく変わりつつある。クラブが公式SNSで公開した最新の映像によれば、すでにゴール裏とバックスタンドの座席はすべて撤去されており、これらの古い座席は地域の地元クラブに寄付される予定となっている。
現在、南ゴール裏の2階席部分に新たなスタンドの骨組みとなる最初の構造物が設置され始めている。この南ゴール裏とバックスタンド上部は、来季のラ・リーガが開幕する9月までに完成させてファンを迎え入れる計画で進められている。
今週からは最も難易度が高いとされるメインスタンド上部と屋根の解体作業が始まる。この影響で、一時的にロッカールームの場所をゴール裏に移動させ、一部のシーズンチケット保持者の座席位置を変更する措置が取られることがクラブから近日中に発表される見込みである。
(via MARCA)
ペドロ・ポロの母が明かす、15歳でマドリードへ旅立った日の涙
トッテナムで活躍し、スペイン代表にも名を連ねるペドロ・ポロの原点に迫るドキュメンタリー『Forjados』の第2話が公開され、彼の母親であるエバ・サウセドが当時の苦悩を振り返った。現在ロンドンで息子の近くに住む彼女は、ペドロが15歳で故郷のドン・ベニトを離れ、マドリードのラージョ・バジェカーノのテストを受けた日のことを涙ながらに語った。
『ラージョでのテストは12時間も続いた。夜の9時になって、スタジアムの駐車場で彼が「お母さん、もう帰らないの?」と聞いてきた。彼を代理人に預けて、夫と祖父と私の3人で車で帰る道中はずっと無言だった。そしてドン・ベニトに着いた瞬間、車を停めて3人で泣き崩れてしまった』と明かした。
さらに、マドリードでの一人暮らしの過酷さについても言及し、『彼は練習に行く時も帰る時も常に私に電話をしてきた。練習が終わるのが遅く、「お母さん、一人で帰るの怖いよ」と言ってきたので、私は「バスに乗るまで絶対に電話を切らないで」と答えていた。彼が家に着いて初めて、お互いに安心できた』と、未成年で親元を離れることの精神的な過酷さを語った。
(via MARCA)
スペインとアメリカの教育の違い C・ルイスが語る
通信エンジニアでアメリカのカーネギーメロン大学で博士号を取得したカルロス・ルイスが、ポッドキャスト『De cero a ingeniero』でスペインとアメリカの大学教育の根本的な違いについて語った。彼によれば、最大の違いは教育の焦点にあり、『スペインのモデルは暗記と非常に深い専門的・理論的なスキルの開発に偏っている。博士課程でも使わないような複雑な積分を解かされる』と指摘。一方で、『複雑な問題を解決する能力を養うという点では非常に優れている』とも評価した。
対してアメリカのモデルについては、『実用性に特化しており、毎日の仕事で実際に使うスキルを教えることに重点が置かれているため、非常に役に立つ』と絶賛。しかし、アメリカの学生は基礎的な理論の理解が不足しており、『ルールや暗記法は知っていても、なぜそうなるのかを理解していないことが多い』と指摘。彼自身がアメリカに渡った際、スペインで培った理論の基礎があったため、アメリカの学生が苦労する課題を簡単にこなせたという。『理想は両方の組み合わせ。まず理論の基礎を徹底的に叩き込み、その後に実践を行う順序が最高だ』と結論づけた。
(via Mundo Deportivo)
パデル界の男女格差についてM・マレロとD・ブレアが苦言
元プロテニス選手でパデルの元世界ランキング1位であるマルタ・マレロが、自身のクラブでインタビューに応じ、母親として競技に復帰した苦悩とパデル界の現状について語った。『出産後に復帰したことを後悔はしていないが、肉体的にも精神的にも非常に厳しかった。テニス界では母親になって復帰する選手が増えているが、パデル界は特に経済面で大きく遅れており、娘を連れて世界中を旅するためのサポート体制が全く整っていない』と警鐘を鳴らした。さらに、トップ選手が下位のFIP大会に出場してポイントを稼ぐ現状について『若い選手がポイントを稼いでステップアップするのを阻害している。トップ選手はゴールドやプラチナ大会に制限するべきだ』と改革を訴えた。
また、現在の世界ランキング1位であるデルフィ・ブレアも、ローマで開催されたメジャー大会の準決勝進出後の記者会見で、パデル界に蔓延するマチスモ(男性優位主義)について痛烈に批判した。『私たちは、マッチョな要素や男性に対する優遇が絶えず存在するスポーツにいる。女子選手協会とともに、意味のないことを変えるために戦っている。私たちにも男性と同じ機会と場所を与えるべきだ。機会を与えられれば、私たちは必ず期待に応えるのだから』と強い口調で平等を求めた。
(via Mundo Deportivo)
アンドレ・アガシが全仏OPでのシナーの体力不足を酷評
全仏オープンでテレビ局のコメンテーターを務めているテニス界のレジェンド、アンドレ・アガシが、2回戦で極度の猛暑により体力を消耗し、逆転負けを喫しかけたヤニク・シナーに対して厳しい苦言を呈した。
『彼は5時間半プレーできることは証明しているし、現時点で地球上で最高の選手だ。しかし、1時間45分で完全に疲れ果ててしまうのには何の言い訳もできない。形ばかりの「フィットネス」と、本当に「準備ができている」ことには大きな違いがある。彼の準備には何かが欠けている』と指摘。『現代は準備や回復が非常に科学的に行われている。もし同じことが2度起こるなら、何を変えるべきかを見つけなければならない。おそらく水分補給の問題だろう。私はオーストラリアの暑さの中で5セットマッチを行う前、24時間で10から12リットルの水を飲んでいた。体に水が足りない状態になるより、必要以上に摂っておく方がマシだ』と、自身の経験を交えてシナーの陣営に根本的な対策の見直しを求めた。
(via Mundo Deportivo)
C・ロナウドとHerbalifeがコラボ 食事の規律を語る
ワールドカップ2026に41歳で出場し、キャリア通算1000ゴールを目指すポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが、長年のスポンサーである栄養補助食品会社『Herbalife』と共同で、アスリートや健康的な生活を目指す人に向けた新しいプロジェクト『Prepárate como Ronaldo (ロナウドのように準備せよ)』を立ち上げた。
このプログラムは、ロナウドが日々実践している「適切な栄養と水分補給による準備」、「集中力とエネルギーを維持するパフォーマンス」、「筋肉の修復を促す回復」、そして「それを繰り返すこと」という4つのステップで構成されている。
ロナウドはキャンペーンの中で『栄養管理における規律は、ピッチの内外を問わず、私の成功の最も重要な鍵であり続けている。私は一貫性のある構造化された食事の力を信じている』と語り、自身の驚異的な肉体を維持する秘訣を明かした。
(via SPORT)
【本日の総括】
本日はレアル・マドリードの会長選を巡る両陣営の舌戦が激化し、アトレティコとバルセロナの間でもSNSを通じて過激な応酬が見られました。また、セビージャの身売り問題やコルドバCFの裁判、バレンシアのスタジアム名変更や暴動による逮捕者など、スペイン国内のクラブ周辺で多くの騒動が発生しています。一方で、W杯を控えた代表チームのアメリカでのビザ問題や熱狂的な歓迎、選手たちの知られざる闘病やメンタルヘルスの告白など、ピッチ外でも多岐にわたるトピックが飛び交う1日となりました。
デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
レアル・マドリードの会長選における公約合戦は、もはや戦術的な議論を超え、クラブのアイデンティティを巡る政治的闘争の様相を呈しています。ハーランドやクロップといったビッグネームを「獲得する」という宣言は、ピッチ上の戦術的整合性よりも、ソシオの感情を揺さぶるための象徴的なカードとして機能しています。一方で、ペレス会長が提示するモウリーニョ復帰や大型補強案は、現実的な戦力強化とブランド維持のバランスを重視した対抗策に見えます。どちらが勝つにせよ、新体制がどのようなフットボールの哲学をピッチに落とし込むのか、その「構造」を見極める必要があります。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
会長選というクラブの根幹を揺るがすイベントにおいて、候補者たちがこれほどまでに過激な公約を掲げるのは、現在のレアル・マドリードが抱える期待値の高さと、それに伴うプレッシャーの裏返しでしょう。特にリケルメ氏の「レジェンドのトリデンテ」構想は、クラブの歴史的文脈を巧みに利用した戦略ですが、現職のペレス会長が持つ圧倒的な実績とネットワークに対し、どこまで説得力を持たせられるかが焦点です。SNSでの応酬や舌戦は、サポーターの熱狂を煽る一方で、クラブの品格を問う議論にも発展しており、選挙後のクラブ運営にどのような影を落とすのか注視が必要です。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
会長選に伴う移籍報道は、契約上の現実味を欠いた「ハッタリ」が混在しており、情報の取捨選択が不可欠です。特にハーランドの獲得公約については、契約条項の有無や代理人の否定声明から見て、現時点では実現可能性が極めて低いと言わざるを得ません。一方で、ペレス会長が明言した1億5000万ユーロ規模のオファーは、クラブの財政力と補強戦略の優先順位を明確にするものです。移籍市場においては、こうした選挙戦の喧騒に惑わされず、サラリーキャップや登録枠、そして選手の獲得意欲といった実務的な整合性を冷静に分析していく必要があります。