従軍記者を辞めた作家ペレス=レベルテ、Xで「ボスニアの虐殺者」の死に怒り大爆発「ウジ虫すら吐き気をもよおす」
かつて凄惨を極めたボスニア紛争において数々の大量虐殺を主導し、「ボスニアの肉屋」として恐れられた元セルビア人指揮官ラトコ・ムラディッチが、収監先の病院で84歳で病死したニュースに対し、スペインを代表する作家であり元従軍記者のアルトゥーロ・ペレス=レベルテがSNSで激しい怒りを炸裂させました。
ペレス=レベルテは自身のXアカウントにムラディッチの写真を投稿し、痛烈極まりない言葉でその死を糾弾しました。
『あまりにも多くの血と涙、言葉を絶する苦しみをもたらした、この希代の大悪党、ボスニアの肉屋がついにくたばった。彼の死骸を収めた棺を開ければ、中にいるウジ虫どもでさえ、そのおぞましさと醜悪さに耐えかねて棺から這い出て吐き気をもよおすだろう』
ペレス=レベルテは1990年代前半、バルカン半島の紛争地域にテレビ特派員として自ら身を置き、現地で繰り広げられた凄まじい暴力を取材し続けました。しかし、1994年、サライェボ包囲戦やスレブレニツァでの8000人以上の虐殺など「あまりにも多くの無慈悲な死と、人間がこれほど野蛮になれるのかという絶望」を目の当たりにし、これ以上この野蛮さに心を麻痺させられたくないとしてジャーナリズムの世界を去り、作家への転身を決めました。
人間性の限界を超えた虐殺の責任者であるムラディッチの訃報は、かつて命がけで戦場の悲劇を見つめ、苦悩した元記者の心に眠る怒りを再び呼び起こし、一切の妥協のない厳しい言葉での引導となりました。(via MARCA)
【本日の総括】
本日はピッチ内の戦い以上に、クラブ内部やメディア、そして社会を巻き込む「感情の場外乱闘」が際立つ1日となりました。アスレティック・ビルバオでは、会長の一方的な招待チケット削減にブチギレた選手たちがメディア取材ボイコットという実力行使に出ており、内部の泥沼冷戦が表面化。またバルセロナでは、表向きは警察暴力に抗議したとされるW杯覇者セレモニー中止劇が、実際にはソシオによるスペイン代表への拒絶ブーイングを避けるための政治的「言い訳」であったことが暴かれ、大きな波紋を広げています。ガビの一途なバルサ愛という美しいエピソードが心を温める一方で、テレビ番組ではスターの「特別扱い」をめぐる大激論が勃発。フットボールがピッチを飛び越え、利害や信条、そして政治とぶつかり合う、強烈な人間模様が浮き彫りになっています。