レンタル復帰組の明暗

来季のトップチーム構想に入っているレンタル復帰組と、将来が不透明な選手たちの状況が明確になっている。イニゴ・ペレス新監督のプロジェクトにおいて、左サイドバックのカルロス・ロメロはエスパニョールでの素晴らしいシーズンを経て復帰し、契約を更新せずに退団したアルフォンソ・ペドラサの穴を埋めるべくセルジ・カルドナとポジションを争う重要な役割を担う。クラブは彼をレンタルに出す前に契約を延長しており、期待の高さがうかがえる。

ウイングでは、イリアス・アコマックとティアゴ・フェルナンデスがプリメーラでのレンタルから戻り、夏の間に新監督の信頼を勝ち取る必要がある。アコマックは2028年まで契約を延長してラージョ・バジェカーノへレンタルされたが、終盤の負傷により継続性を失い、モロッコ代表としてワールドカップ出場のチャンスも逃してしまった。アルゼンチン人のティアゴ・フェルナンデスはベレス・サルスフィエルドから加入後、1月にレアル・オビエドへレンタルされ、後半戦にドリブルや縦への推進力で好印象を残した。しかし、ルイス・ジュニオール、タジョン・ブキャナン、アレックス・フリーマンで非EU枠が埋まっていることが大きな課題となる。また、セグンダのコルドバCFでプレーしたMFダニ・レケナもトップチームの構想に入っており、トップチームで戦えるか、あるいはもう一段階のステップアップが必要かをコーチ陣が判断する。

一方で、エスパニョールから戻るラモン・テラッツは350万ユーロプラス変動の買い取りオプションが行使されず、トップチームに明確な居場所はない。レアル・オビエドで出場機会に恵まれなかったアレックス・フォレスも契約を1年残して戻るが、移籍先を探すことになりそうだ。クルトゥラル・レオネサにレンタルされていたアルゼンチン人MFティアゴ・オヘダと1月に移籍したFWビクトル・モレノを含め、彼らの将来はセグンダ昇格を目指すビジャレアルBの状況に左右されることになる。(via SPORT)